ローマの空の下、戦争が引き裂いた母と娘の絆。絶望の淵で彼女たちが見つけた、生きるためのささやかな光。
第二次世界大戦末期のイタリア、ローマ。空襲を逃れるため、未亡人のチェジラは、13歳になる娘ロゼッタを連れて故郷の田舎へ疎開。しかし、安息の地と思われた村もまた、戦争の影からは逃れられなかった。食糧難、そして連合軍兵士による凌辱。心と体に深い傷を負った母娘。特に、純真だったロゼッタの心は固く閉ざされてしまう。絶望的な状況の中、チェジラは母として、一人の女性として、娘の心を取り戻し、再び生きる希望を見出すために必死にもがく。戦争がもたらす非情な現実と、それでも失われない母娘の愛を描いた衝撃作。
ネット上の声
- ヴィットリオデシーカのオリジナル借りたつもりがリメイクだった
- 60年「ふたりの女」のリメイク
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア
- 時間185分
- 監督ディノ・リージ
- 主演ソフィア・ローレン