第一次世界大戦の爆撃で全てを失った若き兵士。意識だけが残された暗闇の中、彼の魂の叫び。
舞台は第一次世界大戦。アメリカの青年ジョーは、出征したヨーロッパ戦線で砲弾を受ける。奇跡的に一命を取り留めるも、両手両足、そして目、耳、口の全てを失った彼。病院のベッドで、意識だけが明瞭なまま、過去の記憶と悪夢の間を彷徨う日々。外界と完全に遮断された絶望的な孤独。そんな彼が、唯一残された頭を動かすことでモールス信号を使い「殺してくれ」と訴えかける決断。彼の尊厳をかけた最後の戦いの始まり。
ネット上の声
- 個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」(ロードショー誌80年12月号付
- 観るカクゴはあるか?この超一級の絶望を。
- 二度と観たくないほど、重量級。最高。
- 肉の塊たる407号の極めて人間的な感情
難病、 失明、 戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督ダルトン・トランボ
- 主演ティモシー・ボトムズ