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腐敗した政界にひとり立ち向かう新人議員の姿を描いた、名匠フランク・キャプラ監督による社会派ドラマの傑作。急死した上院議員の後任として田舎から担ぎ出されたスミス氏。政界の事情を知らない彼を議員に祭り上げようという政治家たちの目論見をよそに、彼は積極的に政治活動を始める。ある日議員の汚職を知った彼は、それを議会で追求しようとするのだが……。理想主義に燃える主人公スミスをジェームズ・スチュワートが熱演。
ネット上の声
- 前半は退屈だったが、後半は一転して盛り上がった
- 久々に《ステキな金縛り》を観たので
- 我が『映画毒毒党』は負けないぞ!
- 政治家はどこの国もかっぷくがいい
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国アメリカ
- 時間129分
- 監督フランク・キャプラ
- 主演ジェームズ・スチュワート
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「断崖」「疑惑の影」のアルフレッド・ヒッチコックが「ガス燈」「ジキル博士とハイド氏(1941)」のイングリッド・バーグマンと「独身者と女学生」のケーリー・グラントを主役として監督した1946年作品。脚本は「運命の饗宴」やヒッチコック作品「呪縛」のベン・ヘクトが書き下ろしたもので、撮影は現在監督に転じて名を挙げている「春を手さぐる」等のテッド・テズラフで、音楽は「ママの思い出」のロイ・ウェッブが作曲した。助演はクロード・レインズ、「ゾラの生涯」のルイス・カルハーン、映画初出演の舞台女優レオポルディーン・コンスタンチン、「少年牧場」のモローニ・オルセン、かつてドイツ映画の監督だったラインホルト・シュンツェルその他である。
ネット上の声
- 【ナチスドイツのスパイであった女性と、FBI捜査官との恋を描いたラヴ・ストーリー。】
- 良く出来た映画だが、イングリッド・バーグマンにスパイ役があまりハマらない
- ヒトラーは予言した『100年後にナチズムは復活すると』
- イングリッド・バーグマンの美しい横顔と唇
サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ケイリー・グラント
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サイレント時代にも映画化されたラファエル・サバティニの小説の再映画化で、「進め龍騎兵」「海賊ブラッド」のエロール・フリンが主演する。脚本は「ロビンフッドの冒険」のシートン・I・ミラーとハワード・コッホが共同執筆し、音楽、撮影は共に「ロビンフッドの冒険」のエリック・ウォルフガング・コーンゴールド、ソル・ポリートが夫々担当している。相手役は新顔のブレンダ・マーシャル、「4人の姉妹」のクロード・レインズ、「黄昏(1938)」のドナルド・クリスプ及びアラン・ヘール、「無敵艦隊」のフローラ・ロブソン、「椿姫(1937)」のヘンリー・ダニエル、その他である。
ネット上の声
- ロビン・フッドと同じくフリンは国に仕える悪というキャラクターで、エリザベス女王直
- かなり古い海賊映画だがストーリーはしっかり構成されており、アクションシーンなども
- 「最初の海賊キャプテン/ソープ」の映画『シー・ホーク』を久々鑑賞
- 序曲+帆船+猿+バラ園+海図+地球儀+影+称号授与◎
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間127分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演エロール・フリン
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H・G・ウェルズ作の科学小説を映画化したもので、「旅路の終り」の作者たるR・C・シェリフが脚色にあたり、「フランケンシュタイン(1931)」「魔の家(1932)」と同じくジェームズ・ホエールが監督、アーサー・エディソンが撮影にあたったものである。出演者は「魔の家(1932)」「大空の闘士」のグロリア・スチュアート、ニューヨークシアター・ギルドに在りしクロード・レインズ、を始め、「青春罪あり」「舗道」のウィリアム・ハリガン、「凡その人生」「嵐の国のテス(1932)」のダッドリー・ディグス、「大帝国行進曲」のユーナ・オコナー及びマール・トッテナム、「紅塵」ののフォーレスター・ハーヴェイ、ヘンリー・トラヴァースその他である。
ネット上の声
- 日本の特撮を語るなら、「キングコング」と本作「透明人間」は必ず観ておかなければならないと思います
- モノケインの副作用にご注意下さい!
- 時代を考えれば満点でよい
- 哀れみを誘うSFホラー☆3つ
ホラー
- 製作年1933年
- 製作国アメリカ
- 時間70分
- 監督ジェームズ・ホエール
- 主演クロード・レインズ
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「恋というもの」「朝飯まで御滞在」といった軽喜劇の得意なアレクサンダー・ホールの監督作品で、ハリー・シーガルの戯曲「天国は待ってくれる」をシドニー・バックマンとシートン・I・ミラーが脚色したもの。エヴェレット・リスキンの製作にかかるコロンビア映画である。主演者ロバート・モンゴメリーは「夜は必ず来る」あたりから普通の二枚目俳優の域を脱して性格的な役柄に転じて来ている。相手役のイヴリン・キースは、この映画に出たのちに「引退した婦人たち」にも続いて出演している。クロード・レインズはかつて「透明人間」「情熱なき犯罪」などに主演した性格俳優で、最近人荷の「カサブランカ」にも出演している。リタ・ジョンソンは新人。エドワード・エヴァレット・ホートンやジェームズ・グリースンなどはいづれも古くから馴染みのある達者な脇役俳優である。
ネット上の声
- 名作『天国から来たチャンピオン』のリメイク元です
- 「運命ならまた会える」
- 間違って寿命の遥か前に天国に召されたボクサーが元の体は火葬されて帰る肉体がなく、
- シチュエーションありきなので90分やや弛緩している印象は拭えないものの、素直に傑
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督アレクサンダー・ホール
- 主演ロバート・モンゴメリー
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ネット上の声
- ウルフマンを観たら元祖ウルフマンも観て!
- ユニヴァーサルのモンスターシリーズの原点
- 「ウルフマン」がお気に入りです。
- 〜心清き者も 秋月の下
ホラー
- 製作年1941年
- 製作国アメリカ
- 時間70分
- 監督ジョージ・ワグナー
- 主演ロン・チェイニー・Jr
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「進め龍騎兵」「海賊ブラッド」と同じくエロール・フリンがオリヴィア・デ・ハヴィランドを相手に主演する映画で、ロビンフッド伝説に基づき、「大森林」のノーマン・ライリー・レインと「倒れるまで」のシートン・I・ミラーが脚本を書卸し、「進め龍騎兵」「海賊ブラッド」のマイケル・カーティズと「緑の牧場」「真夏の夜の夢」のウィリアム・ケイリーとが共同監督し、「大森林」「科学者の道」のトニー・ゴーディオと「汚れた顔の天使」「夜はパリで」のソル・ポリートが撮影を、「真夏の夜の夢」「恋のナポリ」のエリック・ウォルフガング・コーンゴールドが音楽をそれぞれ担当した。助演は「放浪の王者(1938)」のバジル・ラスボーン、「4人の姉妹」のクロード・レインズ、「真夏の夜の夢」のアイアン・ハンター、「幽霊西へ行く」のユージーン・パレット、「結婚スクラム」のメルヴィル・クーパー及びパトリック・ノウルズ、「ステラ・ダラス(1937)」のアラン・ヘール「座り込み結婚」のユーナ・オコナー、「沙漠の朝」の故ハーバート・マンディン、「ゼンダ城の虜(1937)」のモンタギュー・ラヴ等。
ネット上の声
- 仲間はみんな同じ服装(ちょっと悪趣味)!
- ケビンのロビンフッドとはまた、違う良さ
- ロビン・フッドと愉快な仲間たち‼️
- いとしのロビン・フッドさま
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1938年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演エロール・フリン
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「海賊ブラッド」「ロビンフッドの冒険」のエロール・フリンが主演する映画で、マーク・トウェインの物語を映画化した1937年作品。脚本はキャサリン・ゾルム・カッシングとレアード・ドイルが協力して執筆し、監督には「緑の牧場」「Gメン」のウィリアム・ケイリーが当たった。フリンを助けて「愛憎の曲」のクロード・レインズ、ビリイとボビイのモーチ双生児、「黄金(1948)」のバートン・マクレーン、英国映画のエリック・ポートマン、「育ち行く年」のヘンリー・スティーブンソン、「丘の彼方へ」のアラン・ヘール等が出演している。なお音楽は「嵐の青春」「愛憎の曲」のエリック・ウォルフガング・コーンゴールドが作曲している。
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1937年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ウィリアム・キーリー
- 主演エロール・フリン
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1944年製作の自由フランス激動映画で、「カサブランカ」と同じくハル・B・ウォリスが製作、マイケル・カーティズが監督、ハンフリー・ボガート、クロード・レインズが主演する。チャールズ・ノオドッフとジェームズ・ノーマン・ホールの共作になる小説からケイシー・ロビンソン「愛の勝利(1939)」とジャック・モフィット「夜も昼も」が脚色し、撮影は「大城塞」のジェイムズ・ウォン・ホウ、音楽は「摩天楼」のマックス・スタイナーの担当である。上述以外の主演者にはミシェル・モルガン「ファビオラ」シドニー・グリーンストリート「地獄から来た男」フィリップ・ドーン「ママの思い出」等を揃えた他、ヘルムート・ダンティーン「ミニヴァー夫人」ピーター・ローレ「マルタの鷹(1941)」ジョージ・トビアス「罠(1949)」ヴィクトル・フランサン「仮面の男(1944)」、ウラジミル・ソコロフらが共演。
ネット上の声
- I・バーグマン→M・モルガンへ
- 『カサブランカ』のスタッフ・キャストが再び集結して作られたプロパガンダ
- 『casablanca』メンバーの多いこと!でも印象的なのは自身の夢を諦め若者に
- 朝の通勤中キネマの神様を読破しボロボロ泣きながら出社
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演ハンフリー・ボガート
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南アフリカのダイヤモンド採掘地帯を舞台にした冒険ドラマ。製作はハル・B・ウォリス、原作・脚本はウォルター・ドニガー、監督はウィリアム・ディーターレ、撮影はチャールズ・ラング、音楽はフランツ・ワックスマンが担当。出演はバート・ランカスター、ポール・ヘンリード、クロード・レインズ、ピーター・ローレ、コリンヌ・カルヴェなど。
ネット上の声
- 主演のバート・ランカスターよりも、クロード・レインズとピーター・ローレの二人が怪
- デビュー初期のバート・ランカスターは、フィルムノワール中心に出演していたとは知り
- フィルム・ノワールらしからぬラストだけど、完成度の高さでいえば同時期の『アスファ
- 都会でなく南アフリカのナミブ砂漠を舞台にしたノワールで、腹に一物を秘めた登場人物
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演バート・ランカスター
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「ステラ・ダラス(1925)」の原作者オリーヴ・ヒギンス・プラウティの小説から「海賊ブラッド」「流行の女王」その他ワーナー・ブラザース脚本陣にあって活躍しているケイシー・ロビンソンが脚色し、「姉妹」その他同社の台詞監督だったアーヴィング・ラパーが演出に転じて監督に当たっている。撮影は古くから同じくワーナー・ブラザースにあって活躍しているソル・ポリート、プロデューサーは「ラインの監視」と同様ハル・B・ウォリスである。主演は「ラインの監視」のベティ・デイヴィスと「カサブランカ」のポール・ヘンリード。これに「カサブランカ」「幽霊ニューヨークを歩く」のクロオレインズ、「噫初恋」「この三人」等のボニタ・グランヴィル、「淑女と拳骨」に出演した作者兼講演家兼女優のイルカ・チェイス、英国劇壇に著名な女優グラディス・クーパー、「ラインの監視」の新進子役ジアニス・ウイルスンが助演するほか、ジョン・ローダー、リイ・パトリック、フランクリン・パングボーンその他が出演している。
ネット上の声
- ベティ・デイヴィスさんって悪女キャラやらせたら天下一品だよね♪
- あるクラシック映画の紹介サイトで激賞されていたので観たが、信じられない程素晴らし
- 母親に抑圧された女性が自らの意思と選択を獲得する話という意味ではもちろん、男女が
- 精神的に追い詰められた未婚の女性シャーロット(ベティ・デイヴィス)が、自分の人生
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督アーヴィング・ラパー
- 主演ベティ・デイヴィス
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「花嫁の季節」「愛の勝利(1939)」のベティ・デイヴィスが主演した1946年作品で、「情熱の航路」で共演したポール・ヘンリード及びクロード・レインズが再び顔を合わせ、この3人を同じくアーヴィング・ラパーが監督した。脚本はジョン・コリアーとジョセフ・ザンがルイ・ヴェルヌイユの舞台劇から取材して執筆、撮影には「愛の勝利(1939)」のアーネスト・ホーラーが監督し、音楽は「嵐の青春」のエリック・ウォルフガング・コーンゴールドが作曲した。
ネット上の声
- 「あなたは世界一幸せな女性だわ」
- コルンゴルトのチェロ協奏曲
- ベティ・デイヴィスが元カレにいじめられて新婚生活を脅かされる、というなんてことな
- ベティ・デイヴィス、ポール・ヘンリード、クロード・レインズが出演しているので期待
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督アーヴィング・ラパー
- 主演ポール・ヘンリード
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推理小説で有名なサー・アーサー・コナン・ドイルの空想科学小説の映画化。監督は「熱砂の戦い」のアーウィン・アレン、撮影はウィントン・C・ホック、音楽はポール・ソーテルとバート・シェフターが共同で担当。出演は「V1号作戦」のマイケル・レニー、ほかにジル・セント・ジョン、デイヴィッド・ヘディソン、クロード・レインズ、フェルナンド・ラマスら。製作アーウィン・アレン。
ネット上の声
- 原作大好き・・・
- 安っぽいイメージのトカゲ特撮恐竜映画もアーウィン・アレン監督による名作「ロストワ
- トカゲ特撮で有名な作品
- 色んな意味で凄い作品
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督アーウィン・アレン
- 主演クロード・レインズ
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ローマの英雄シーザーと彼が出征先のエジプトで出会った絶世の美女“クレオパトラ”との恋愛模様を壮大なスケールで描く歴史ロマンス。文豪バーナード・ショウの戯曲をショウ自らが脚本を執筆。監督はガブリエル・パスカル。出演は クロード・レインズ、ヴィヴィアン・リー、スチュワート・グレンジャーほか。
ネット上の声
- 15歳のジーン・シモンズが出演。
- ヴィヴィアン・リーがcute!
- ちょっとガッカリ
- クレオパトラと云えばエリザベス・テイラーが有名なのですが、ヴィヴィアン・リーのク
文芸・史劇
- 製作年1945年
- 製作国イギリス
- 時間127分
- 監督ガブリエル・パスカル
- 主演クロード・レインズ
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「犯罪都市(1931)」「暗黒街の顔役(1932)」「特急20世紀」の共同脚色者ベン・ヘクトとチャールズ・マッカーサーが独立してプロダクションを興しての題1作作品で、2人が競作した小説「法のカバレロ」を、原作者たり、プロデューサーたる両氏が共同して脚色し監督したもの。撮影は「ブタペストの動物園」「上海特急」のリー・ガームスが当たった。主なる出演者は「透明人間」のクロード・レインズ、メキシコ生まれの新人女優マーゴ、ブロードウェイのダンサーたるウィットニー・バーンで、スタンリー・ジェス、ポーラ・トルーマン、エスター・デール等。
ネット上の声
- 敏腕弁護士ジェントリー
- 敏腕弁護士が新カノと交際したいがために今カノと別れる策を練るが法廷のように巧くは
- 傲慢な弁護士のリーは、恋人がいながらケイティという女性と浮気をしており、現恋人の
- 悪徳弁護士が不倫中の金持ちの女と付き合うために歌手の女と別れようとするが、誤って
サスペンス
- 製作年1934年
- 製作国アメリカ
- 時間72分
- 監督ベン・ヘクト
- 主演チャールズ・マッカーサー
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「情熱なき犯罪」「透明人間」のクロード・レインズと「第三階級」「若草物語(1933)」のダグラス・モンゴメリーと共に主演する映画で、チャールズ・ディケンズの未完成小説に取材してレオポルド・アトラスとブラッドリー・キングが書き下ろし、「ミイラ再生」のジョン・L.ボルダーストンと「わがまま者」のグラディス・アンガーと共同脚色し、「鷲と鷹(1933)」「白い肉体」のスチュアート・ウォーカーが監督に当たり「百万ドル身代金」「ナガナ」のジョージ・ロビンソンが撮影した。助演者は「戦争と母性」のヘザー・エンジェル、「ブルースを唄う女」のデイヴィッド・マナース、新入社のヴァレリー・ホブスン、舞台から来たフランシス・L・サリヴァン、ウォルター・キングスフォード、E・E・クライヴ、ルイズ・カーター等である。
ネット上の声
- チャールズ・ディケンズ未完の遺作「エドウィン・ドルードの謎」を原作としたモノクロ
- 聖歌団長を務めている中年の司祭が、教え子の少女に恋慕するあまり、婚約者となる甥を
- 『クリスマス・キャロル』などで知られるチャールズ・ディケンズの遺作『エドウィン・
- チャールズ・ディケンズの未完成作『エドウィン・ドルードの謎』が原作
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督スチュアート・ウォーカー
- 主演クロード・レインズ
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「幸福なる種族」「大いなる遺産」のデイヴィッド・リーンが監督した一九四九年作品。脚本はスリラー作家エリック・アンブラーが、H・G・ウェルズの同名の小説に取材して執筆し、さらに監督リーンと「大いなる遺産」のスタンリー・ヘインズが手を入れたものである。撮影は「大いなる遺産」のガイ・グリーンが指揮し、美術監督も「大いなる遺産」のジョン・ブライアンである。音楽はリチャード・アディンセルの作曲で、製作はロナルド・ニームである。主演は「第七のヴェール」のアン・トッド、「愛憎の曲」のクロード・レインズ、「逢びき」「青の恐怖」のトレヴァー・ハワードで、映画初出演のイザベル・ディーン、ベティ・デイヴィス、アーサー・ハワード等が助演している。
ネット上の声
- 心に残る映画的な語り口
- ポール・トーマス・アンダーソンが『ファントム・スレッド』を作る上で参考にしたとい
- ほんま、ほぼほぼ「逢びき」のセルフリメイクやった! こちらは50年代前後ぽく、お
- 決断するも、決断しなかった方への未練タラタラをずーーっと見せられる
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国イギリス
- 時間95分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演クロード・レインズ
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「スパイ」のレイモンド・ストロスがジョゼフ・シャフテルと共同で製作したテクニカラーのスリラー、一九五三年作品。ジョルジュ・シムノン(「港のマリイ」)の原作小説から「わが心は君に」のハロルド・フレンチが脚色し監督した。撮影は「真紅の盗賊」のオットー・ヘラー、作曲・指揮は「極楽ホテル」のベンジャミン・フランケル。出演者は「白銀の嶺」のクロード・レインズ、「迷路」のマータ・トーレン、「スパイ」のマリウス・ゴーリング、「黄金の篭」のアヌーク、「ジェット機M7号」のハーバート・ロム、「かくて我が恋は終りぬ」のルチー・マンハイム、「バラントレイ卿」のフェリックス・エイルマー、「極楽ホテル」のファーディ・メイン、「三文オペラ」のエリック・ポールマンらである。
ネット上の声
- 家族の為、会社の為、真面目に勤労奉仕してきた中年男性の悲哀溢れる良作
- 平凡な会社員が大金を手にしたことによって大胆になっていくサスペンスで、ストーリー
- 出演者の豪華さとカラー映像のキレイさに比して、中身はお粗末極まる2時間サスペンス
- 生真面目に、会社のため、家族のために長年働いてきた男、クロードレインズ
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国イギリス
- 時間80分
- 監督ハロルド・フレンチ
- 主演クロード・レインズ
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「白昼の対決」に続き米の俳優レイ・ミランドが自演、自監督した第2作。製作も彼自身の担当である。「地獄の埠頭」のマーティン・ラッキンのオリジナル・ストーリーを「白昼の対決」のジョン・タッカー・バトルが脚色した活劇篇。撮影は「烙印なき男」のジャック・マータ、音楽は「回転木馬」のネルソン・リドル。主演は「夢去りぬ」のレイ・ミランド、「長い灰色の線」のモーリン・オハラ、「汽車を見送る男」のクロード・レインズ、「覆面の騎士」のイヴォンヌ・フュルノオ。
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ,ポルトガル
- 時間90分
- 監督レイ・ミランド
- 主演レイ・ミランド
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オペラ座の交響楽団員だったエリックは、ピアノ演奏曲を書き上げ音楽出版社に持ち込むが喧嘩となり、顔に硫酸をかけられ醜い容姿となってしまう。オペラ座の地下室に逃げ込んだ彼は、プリマドンナの代役を務める娘を成功させるため、次々と罪を重ね始め…。
ネット上の声
- 予備知識なしに鑑賞した私はラッキー
- 「オペラ座の怪人」を求めるな
- 夢を見させて
- 罪は忘れても
ホラー
- 製作年1943年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督アーサー・ルービン
- 主演クロード・レインズ
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ジェイムズ・ラムゼイ・ウルマンのベスト・セラー小説「白い塔」をポール・ジャリコが脚色、「窓」のテッド・テズラフが監督した色彩山岳映画1950年作品。撮影は「ネブラスカ魂」のレイ・レナハン、音楽はロイ・ウェッブの担当である。主演は「カルメン(1948)」のグレン・フォード、「第三の男」のアリダ・ヴァリ。以下「汚名」のクロード・レインズ、「ママの思い出」のオスカー・ホモルカ、「タイクーン」のサー・セドリック・ハードウィック、ロイド・ブリッジスらが共演。
ネット上の声
- 面白かった😳
- ドラマよりもカラー撮影による風景が魅力的
- 製作年1950年
- 製作国アメリカ
- 時間98分
- 監督テッド・テズラフ
- 主演グレン・フォード
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ロング・アイランドのとある田舎町で音楽教師をしているアダム・レムブには4人の娘があった。エマ、ケイ、シア、アンの姉妹は、父と伯母のエッタに育てられて年頃の娘になった。ケイは歌が好きで声楽家になる志望を持ち、長女のエマは落ちついた内気な娘で、町の青年アーネストが彼女に恋をしている。シアはベン・クロウリーという45歳の富裕な男と親しくなり、彼と結婚して楽な生活を送ろうと考えているし、末娘のアンは美しく快活な娘である。父の旧友の息子でジャズ作曲家のフェリックス・ディーツがこの一家に寄宿することになった。明るい彼の性格は、この平和な一家を一層楽しくしたが、4人の娘たちは4人とも皆いつしか彼に恋慕の情を寄せるようになった。中でもエマとアンと深く彼を愛していた。フェリックスは作曲の懸賞に応募することになり、彼の友人で失業している編曲家ミッキー・ボードゥンを招いて彼に編曲を委ねた。ミッキーは虚無的な性格破産者であったが、いつしか心の奥でアンを愛するようになる。父の誕生日に祝いの席で、フェリックスはアンとの婚約を発表した。3人の姉は喜びの中にも苦しさを感じ、ケイは音楽の修業にフィラデルフィアへ行く決心を、シアはベンと結婚する決心をした。しかしエマの心は慰められない失恋の悩みに一杯であった。アンはそのことをミッキーに聞かされると、姉のために身を引く決心をした。予定された結婚式の席へアンはついに姿を見せず、ミッキーと結婚してニューヨークへ行くと電報が来た。フェリックスは傷心を抱いてその家を去った。アンの結婚生活は不幸だった。そして次の降誕祭に2人が父の家を訪れると、アンの心尽くしにもかかわらず、エマはアーネストと幸福な結婚生活を送っていた。作曲家として売出したフェリックスは今も独身で、一家の集まりに出席していた。ミッキーは停車場まで彼を送って行った。フェリックスはアンが金に困っていることを知り、別れ際にミッキーに金を渡して汽車に乗った。ミッキーは雪の夜道を猛烈なスピードで車を走らせた。病院からの報せで駆けつけると、負傷したミッキーはアンの顔を見たままで息を引取った。そして再び春が来た。声楽家として成功したケイが帰宅して、父と娘たちがシューベルトの『セレナーデ』を仲よく合奏している時、扉に人の来た気配がした。アンは駆けて行った。そこにはフェリックスが来ていたのである。
- 製作年1938年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演クロード・レインズ
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「謎の下宿人」のマール・オベロンと「ルパン登場」のチャールズ・コーヴィンおよび「嵐の青春」「情熱の航路」のクロード・レインズが主演する映画。ルイジ・ピランデルロ作の戯曲「前の如く、前よりも良く」に基づいて「新婚第一歩」のブルース・マニングがジョン・クローラー及びレオナード・リーと協力して脚本を書き「ラブ・レター(1945)」「ゾラの生涯」のウィリアム・ディーターレが監督に当たり、「謎の下宿人」のルシエン・バラードが撮影した。助演は映画初出演の14歳の少女スー・イングランド、「ラッキー・パートナー」のハリー・ダヴェンポート、カール・エスモンド、ジェス・バーカー、ラルフ・モーガンらである。1945年度作品。
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演チャールズ・コーヴィン
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「白衣の天使」「母の素顔」と同じくケイ・フランシスがアイアン・ハンターを相手に主演する映画で、ウォーレン・ダフとヴァージニア・ケロッグが書卸し「母の素顔」のケイシー・ロビンソンが脚色し、「進め龍騎兵」のマイケル・カーティズが監督に当たり、「母の素顔」のシド・ヒコックスが撮影した。助演は「風雲児アドヴァース」のクロード・レインズ、「スペイン狂想曲」のアリソン・スキップワース、「処女散歩」のベティー・ローフォード、英国から来たアレクサンダー・ダーシー、「小公子」のウォルター・キングスフォードその他である。
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間82分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演ケイ・フランシス