ベトナム戦争の最前線。若き兵士が目撃したのは、英雄譚ではない、人間の理性が崩壊する戦場の狂気。
1960年代、ベトナム。国のため、自由のためと信じ、一人の若きアメリカ兵が戦場へと足を踏み入れる。しかし、彼を待ち受けていたのは、想像を絶する過酷な現実。敵の見えないジャングルでの終わりのない行軍、鳴り響く銃声と爆撃、次々と命を落としていく仲間たち。極限状態の中、正義や倫理は意味を失い、生き残るための本能だけが剥き出しになっていく。昨日までの友が、今日は敵になるかもしれない恐怖。彼は、この狂気の沙汰で人間性を保ち続けることができるのか。戦争がもたらす無慈悲な現実と、兵士たちの心の傷を、圧倒的なリアリズムで描いた戦争ドラマの金字塔。
ネット上の声
- ボルネオで王になった男に対日参戦するよう説得するためにジャングル奥地にイギリス軍
- ピエール・ショーンドルフェールの原作を、ジョン・ミリアスが監督・脚色した
- 古い映画だけど、感情的になった自分が情けなく恥ずかしく感じました
- 「地獄の黙示録」の基ネタとなった実話の方を割と忠実に描いた作品
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ジョン・ミリアス
- 主演ニック・ノルティ