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ナポレオン戦争下のロシア、激動の時代を生きた貴族たちの壮大な愛と運命。国家の存亡を賭けた歴史的叙事詩。
19世紀初頭、ナポレオンの侵攻に揺れる帝政ロシア。誠実な理想家の私生児ピエール、高潔な軍人アンドレイ、そして天真爛漫な令嬢ナターシャ。三人の貴族は、それぞれの立場で戦争という巨大な渦に飲み込まれていく。壮麗な舞踏会の日々から、地獄のアウステルリッツやボロジノの戦場へ。愛、裏切り、死、そして再生を経験し、彼らは人生の意味を問い続ける。個人の運命と国家の歴史が交錯する壮大な物語。焦土と化したモスクワ、そして極寒の冬将軍。激動の時代を生き抜いた彼らが見出す「平和」とは。
ネット上の声
- 『テリファー』(2016)というのを朝起き抜けに観て、仕事に行きたくないのと相ま
- 天才・トルストイを偲びながら じっくりと
- はるか空の下の生と死、戦争とロマンス
- 本物は違う!200年前のロシアを再現!
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国ソ連
- 時間424分
- 監督セルゲイ・ボンダルチュク
- 主演リュドミラ・サベリーエワ
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第二次世界大戦で引き裂かれた夫婦の愛。広大なひまわり畑に、夫を捜し求める妻の祈りと、戦争が残した残酷な真実が揺れる。
第二次世界大戦下のイタリア、ナポリ。ジョバンナは、出征したまま戻らない夫アントニオの生存を信じ、終戦後、単身ソ連へ向かう。手がかりは、雪原に咲くひまわりのみ。広大な土地を彷徨い、夫の足跡を追い続ける彼女。しかし、長い捜索の果てに待ち受けていたのは、戦争がもたらしたあまりにも過酷で衝撃的な現実だった。愛する人を想い続ける一途な愛と、戦争の無情さを描く、涙なくしては語れない愛の叙事詩。
ネット上の声
- いつ鑑賞しても感動の不朽の名作ひまわり
- スクリーン一面のひまわり畑とテーマ曲
- 名作とはこの映画のことです。
- 女の泣くツボ、男の泣くツボ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間107分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演ソフィア・ローレン
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ロシア革命の嵐に敗れ、故郷を追われた白軍将校たちの絶望と望郷。異国の地で彼らを待つ過酷な運命。
1920年、ロシア内戦終結。赤軍に敗れた白軍の兵士たちは、クリミアからコンスタンチノープルへと亡命。将軍フルドフもその一人。かつての栄光は見る影もなく、異国での生活は屈辱と貧困の連続。仲間たちは散り散りになり、精神を病む者、屈辱に耐えかねる者も。パリへと渡った彼らを待っていたのは、さらなる孤独と過去の亡霊。故郷への断ちがたい想いを胸に、彼らが下す最後の決断。
ネット上の声
- 前半が良いと思うんけど……
- 10月革命後、行き場を失った者たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ソ連
- 時間159分
- 監督アレクサンドル・アロフ
- 主演アレクセイ・バターロフ