1970年代、世界を震撼させた実在のテロリスト、カルロス。その革命と暴力に彩られた半生の記録。
1970年代、冷戦下の世界。ベネズエラ出身の若き革命家イリイチ・ラミレス・サンチェスは、パレスチナ解放の大義に身を捧げ、「カルロス」というコードネームで歴史の表舞台へ。数々のハイジャック、暗殺、そしてOPEC本部襲撃事件。その名を世界に轟かせる一方、理想と暴力の狭間で次第に孤立。時代の波に翻弄され、かつての同志からも見放されていく革命家の栄光と没落。国際指名手配犯として追われる彼の行き着く先とは。一人の男の壮絶な半生を描く一大叙事詩。
ネット上の声
- 伝説のテロリスト、カルロスの半生。当時の世界情勢がリアルに描かれてて、断片的な知識が繋がっていく感覚がたまらなかった。歴史好きには刺さる一本。
- 長いけど、その分だけ人物像が深く描かれてて見応えあった。クールな映像と音楽も良い。
- 正直、長すぎて途中で疲れちゃったな…。予備知識がないとキツいかもしれない。
- 冷戦下の様々な思惑が交錯する様が見事。テロリストという存在を通して、国家とは何かを考えさせられました。重厚な作品です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間332分
- 監督オリヴィエ・アサイヤス
- 主演エドガー・ラミレス