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50周年を迎えるイタリアの撮影所チネチッタを記念して、そこで新作映画を撮ろうとするフェリーニと、彼にインタビューする日本のテレビ局の取材班や、撮影所で働く俳優やスタッフの様子を描く。製作総指揮はピエトロ・ノタリアンニ、製作はイブラヒム・ムーサ。監督・脚本は「ジンジャーとフレッド」のフェデリコ・フェリーニ。共同脚本はジャンフランコ・アンジェルッチ、撮影は「薔薇の名前」のトニーノ・デリ・コリ、音楽は「ジンジャーとフレッド」のニコラ・ピオヴァーニが担当。なお音楽はニーノ・ロータに捧げられており、ロータの「白い酋長」「崖」「甘い生活」「フェリーニの道化師」の音楽が引用されている。編集はニーノ・バラーリ、美術・衣装は「ジンジャーとフレッド」のダニーロ・ドナーティが担当。出演はフェリーニ及び「黒い瞳(1987)」のマルチェロ・マストロヤンニ、「甘い生活」のアニタ・エクバーグが本人の役で登場するほか、セルジオ・ルビーニ、アントネラ・ポンツィアーニほか。カンヌ映画祭40周年記念特別賞、モスクワ映画祭グランプリ受賞。
ネット上の声
- あの映画の完成品を観たかったなあ!
- 映画を作ることでの出逢いと別れ
- 「フェリーニ」を観た。
- 映画の夢の後始末
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イタリア
- 時間106分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演フェデリコ・フェリーニ
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イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作の1つで、ゴシップ紙の記者の目を通し、1950年代後半の退廃したローマ上流社会を絢爛に描いた作品。作家を夢見てローマにやって来た青年マルチェロは、現在はゴシップ紙の記者として享楽的な日々を送っていた。彼はナイトクラブで出会った大富豪の娘と一夜を過ごし、取材したハリウッド女優と狂宴を繰り広げる。そんなある日、友人家族を訪ねたマルチェロは安らぎに満ちた彼らの生活を羨むが、友人は子どもを道連れに無理心中してしまう。絶望感に苛まれたマルチェロは、狂乱の渦へと身を投じていく。主演のマルチェロ・マストロヤンニは本作で一躍世界的スターの座へ駆け上がった。第13回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。1960年製作・公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- 過去に観た名作のレビューを今頃書いてみるの巻
- 「苦い生活」に重なる少女の微笑みと波の音
- タイトルから想像した話とはかなり違った
- 巨匠の名にふさわしいさすがの映像。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間185分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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法律事務所で働く小人リュシアン。愛など無縁の人生を送ってきた彼は、離婚訴訟が専門で、他人の仲を裂くことに情熱を燃やしていた。しかしある日、依頼人である伯爵夫人の家に呼ばれた彼は、夫人が自分を誘惑していることに気付き、その日初めて愛を知る。彼女の愛人となったリュシアンの生活は派手になり、態度も横柄になって事務所から解雇される。やがて夫人は夫と寄りを戻し、リュシアンとの関係は破局を迎える。
ネット上の声
- 典型的な非モテ童貞男性のルサンチマン物語で終わるのかと思ったら、野生のジャバ・ザ
- 離婚訴訟を扱う法律事務所で働く小人のリュシアンは、仕事で訪ねた伯爵夫人に気に入ら
- このような隠れた名作が劇場で鑑賞できるから「奇想天外映画祭」 のラインナップは毎
- 何かもう! 何とまあ! 得体の知れない素晴らしさで貫かれた大傑作中の大傑作!!!
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間102分
- 監督イヴァン・ル・モワーヌ
- 主演ジャン=イヴ・チュアル
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道化の魔力にとりつかれた一人の男、フェリーニ。彼が初めてその心情をありのまま告白したのがこの作品。製作はエリオ・スカルダマリアとウーゴ・グエッラ、監督は「フェリーニのアマルコルド」のフェデリコ・フェリーニ、脚本はフェリーニと「フェリーニのローマ」のベルナルディーノ・ザッポーニ、撮影はダリオ・ディ・パルマ、音楽はニーノ・ロータが各々担当。出演はフェリーニ、アニタ・エクバーグ、ピエール・エテ、グスターブ・フラッテリーニ、バティスト、及びイタリア・フランスのサーカスの一流クラウン(道化師)達。
ネット上の声
- フェリーニのサーカス愛と道化師たちへのオマージュ
- フェリーニ映画の“鍵”
- フェリーニの道化師
- フェリーニの道化師
ドキュメンタリー
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間91分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演フェデリコ・フェリーニ
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14世紀の作家ボッカチオの短編小説「デカメロン」を、60年代を舞台にユーモアとエロティシズムを交え描いたオムニバス作品。名優たちを主役に迎え、イタリアの巨匠4人がメガホンをとった。第1話「くじ引き」の舞台は、グラマーな美女を商品にした秘密のくじを売る射的場。第2話は、フェデリコ・フェリーニ監督の「誘惑」。社内結婚をひた隠す「レンツォとルチャーチ」(日本公開時は、この3話目はカットされた)。ルキノ・ビスコンティの「前金」は、賭けのためにセックスのノウハウを修得する伯爵夫人を描いた作品。
ネット上の声
- イタリア映画のエッセンスを凝縮した作品
- 凝縮されたイタリア映画最盛期の魅惑
- 一粒で四度楽しめるお得な作品
- 豪華監督のオムニバス
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間165分
- 監督マリオ・モニチェリ
- 主演ソフィア・ローレン
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未開の地で独自の文明を築いていた女性ばかりの一族が、現代文明の象徴ともいえる大都市に出現して暴れまわるアクション・アドベンチャー。黄金の宮殿で女性だけの社会を築いているという伝説の一族“アマゾンズ”。
ネット上の声
- 誰も見いひん。当たり前。
- アニタ・エクバーグが出てるから観たがそんなに面白くなかった
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1978年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督マーク・L・レスター
- 主演ボー・スヴェンソン
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十三世紀にヨーロッパを席捲した蒙古軍の脅威を背景にした歴史スペクタクル映画。監督は「赤い砦」のアンドレ・ド・トス。脚本はウーゴ・グエッラ、ルチアーノ・マルティーノ、オッタヴィオ・アレッシが共同で担当。撮影はアルド・ジョルダーニ。音楽は「人間と狼」のマリオ・ナシンベーネ。出演者はジャック・パランス、アニタ・エクバーグ、フランコ・シルヴァ、アントネラ・ルアルディ、ロルダーノ・ルピなど。
アクション
- 製作年1961年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間116分
- 監督アンドレ・ド・トス
- 主演ジャック・パランス
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国際麻薬密輸団を撲滅する連邦警察官の活躍を描くアクション・ドラマ。「蜘蛛の巣」のジョン・パクストンのオリジナル・シナリオを「オドンゴ」のコンビ、ジョン・ギリングが監督、テッド・ムーアが撮影監督を担当した。音楽はリチャード・ベネット。主演は「熱砂の舞」のヴィクター・マチュア、「戦争と平和」のアニタ・エクバーグ、「過去をもつ愛情」のトレヴァー・ハワード。
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ジョン・ギリング
- 主演ヴィクター・マチュア
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アメリカ情報局に勤務する美しい女機密捜査員が数々の新兵器と変装を駆使して国際犯罪組識の私設軍隊を相手に活躍する女性版“007”。製作総指揮はウィリー・エガー、製作はマーティン・ブレグマン、監督は“The San SheppardMurder Case”で監督デビューしたロバート・ルイス、脚本はリチャード・メイボウム、撮影はジュールス・ブレンナー、特殊効果はルチアーノ・ビードが各々担当。出演はコーネリア・シャープ、オマー・シャリフ、ロバート・ランシング、ウィリアム・トレイラー、イザベル・ライ、アニタ・エクバーグ、ファビオ・チェスティなど。
ネット上の声
- ポスターがカッコ良かった
- 女性版007系スパイ映画
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1980年
- 製作国アメリカ,ドイツ
- 時間96分
- 監督ロバート・ルイス
- 主演コーネリア・シャープ
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A・J・ベヴァンの原作から「生き残った2人」のリチャード・メイボウムが脚色し「死の猛獣狩」のテレンス・ヤングが監督、「オドンゴ」のジョン・ギリングが協力している。撮影は「死の猛獣狩」のジョン・ウィルコックス、「オドンゴ」のテッド・ムーア、それにシリル・ノールズと3名の共同、作曲はウィリアム・オルウィン。主演は「死の猛獣狩」のヴィクター・マチュア、「ガラスの靴」のマイケル・ワイルディング、「戦争と平和」のアニタ・エクバーグ。フィル・C・サミュエル製作。
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1956年
- 製作国イギリス
- 時間99分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演ヴィクター・マチュア
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銀行の用心棒ザックとジョーが乗り合わせていた駅馬車が強盗団の襲撃を受ける。馬車には大金が積まれていたが、その金をジョーがどさくさに紛れて横取りし、逃亡。その後、ザックはジョーに会うことに。しかし悪党の銃が彼らを狙っていた……。陰謀と闘い、そして男たちの奇妙な友情を描いたコミカルなウエスタン・アクション。
ネット上の声
- コミカル西部劇だが、面白くない・・・
- ロバート・アルドリッチだから観ておこう、どうダメかを見届けようと頑張ったがやはり
- 『傷だらけの挽歌』にも感じたが、本作でも、映画を牽引するスターが不在という印象
- シナトラとD・マーティンの対決といっても、所詮は和気藹々の「シナトラ一家」映画
西部劇
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演フランク・シナトラ
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ウィリバル・エセルの原案を、カステラーノとピポロが共同で脚本化し、ルチアーノ・サルチェが監督したコメディ。撮影はエリコ・メンツェル、音楽は「夕陽のガンマン」のエンニオ・モリコーネが担当。出演は「目をさまして殺せ」のロベルト・ホフマン、新人ロミナ・パワー、エルザ・マルティネッリ、ナジャ・ティラーほか。
ネット上の声
- イタリア版モテキみたいな感じで、主人公の男がとにかく出会ったところで色々な女にア
コメディ
- 製作年1966年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督ルチアーノ・サルチェ
- 主演ロベルト・ホフマン
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「底抜け西部へ行く」につづくディーン・マーティン=ジェリー・ルイスのコンビが笑わせる今回は大陸横断弥次喜多道中。アート・ラザラスのオリジナル・シナリオを「スカートをはいた中尉さん」のフランク・タシュリンが監督、「底抜け西部へ行く」のダニエル・L・ファップが撮影を担当した。編曲指揮は「画家とモデル(1955)」のウォルター・シャーフ。助演は「熱砂の舞」のアニタ・エクバーグ、「四角いジャングル」のパット・クローリー、ボクサー出身のマキシー・ローゼンブルームなど。
コメディ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督フランク・タシュリン
- 主演ディーン・マーティン
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自称「アフリカ通」のボブ・ホープのアクション・コメディ。製作は「007は殺しの番号」のアルバート・R・ブロッコリとハリー・サルツマン、「潜望鏡を上げろ」のゴードン・ダグラスが監督した。脚本はネイト・モナスターとジョアンナ・ハーウッドが共同で執筆、撮影は「007...」のテッド・ムーア、音楽も同作品のモンティー・ノーマンとミューア・マシーソンが共同で、シド・ケインが美術をそれぞれ担当した。出演はボブ・ホープ、「ボッカチオ70」のアニタ・エクバーグ、ほかにイーディー・アダムス、ライオネル・ジェフリーズ、ゴルファーのアーノルド・パーマーなど。
コメディ
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督ゴードン・ダグラス
- 主演ボブ・ホープ
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ボブ・ホープのトルダ・プロの作品で、「殺人狂想曲」のフランス喜劇役者フェルナンデルと彼との顔合わせが見ものの一篇。監督も、ドイツの新鋭ゲルト・オスワルトが迎えられており、脚本は「国境の決戦」のディーン・リーズナーと、エドモンド・ベロイン。撮影は「殺人狂想曲」のロジェ・ユベール、音楽の作曲指揮をジョゼフ・J・レリイ。「すてきな気持」につぐホープと、フェルナンデルに共演するのは「のるかそるか」のアニタ・エクバーグと「野望に燃える男」のマーサ・ハイヤー。製作はボブ・ホープ自身。
ネット上の声
- 米仏コメディアンの競演
- コメディアン2人が出演している陰謀巻き込まれ型コメディ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ガード・オズワルド
- 主演ボブ・ホープ
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アマゾン奥地、首狩族の棲息地帯に不時着した旅客機の乗客11名の様々な運命を描く迫力篇。リチャード・キャロルの原作をジョナサン・ラティマーが脚色、「男の魂(1955)」のジョン・ファーロウが制作・監督を担当。撮影はウィリアム・メラー、音楽はフランツ・ワックスマン。出演は「誇り高き男」のロバート・ライアン、「画家とモデル(1955)」のアニタ・エクバーグ、「去り行く男」のロッド・スタイガー、「肉の蝋人形(1953)」のフィリス・カーク、その他キース・アンデス、ビューラ・ボンディなど。
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督ジョン・V・ファロー
- 主演ロバート・ライアン
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ローマとシリアの戦争を背景に女王と勇将の恋を描く、伊仏西独合作のスペクタクル映画。フランチェスコ・テルンクほか四人の脚本を、「カルタゴの女奴隷」のグイド・ブリニョーネが監督した。撮影はルチアーノ・トラザッティ、音楽は「最後の楽園」のM・フランチェスコ・ラバニーノ。出演は「パリの休日」のアニタ・エクバーグのほか、ジョルジュ・マルシャル、ジャック・セルナス、チェロ・アロンソら。製作エンツォ・メロッレ。イーストマンカラー・デアリスコープ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督グイド・ブリニョーネ
- 主演アニタ・エクバーグ