-
13年の刑期を終え社会に戻った元殺人犯、彼の目を通して「普通」の人生の難しさと人間の温かさを問う、魂を揺さぶるヒューマンドラマ。
現代の日本。殺人の罪で13年間服役した元ヤクザの三上正夫が、社会へと戻ってきた。短気で真っ直ぐだが、あまりに不器用な男。彼は「元殺人犯」という消えない烙印を背負いながら、生き別れた母を探し、真っ当に生きようと決意する。しかし、変わり果てた世の中のルールや人々の偏見が、彼の行く手を阻む。怒りと葛藤を抱えながらも、助けてくれる人々との出会いの中で、三上はもがき続ける。彼が探し求める「すばらしき世界」は、果たしてこの社会に存在するのか。
ネット上の声
- 役所広司の演技が凄すぎて、もう圧巻。社会の厳しさと人の温かさが描かれていて、色々考えさせられた。ラストは涙が止まらなった
- 主役はもちろん、仲野太賀の存在感がすごい。彼の視点がこの映画の良心かも。
- タイトルが皮肉にも希望にも聞こえる不思議な映画。世の中の理不尽さと、それでも確実にある優しさに胸を打たれた。
- 良い映画なのはわかるけど、テーマが重くて観るのに覚悟がいるかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督西川美和
- 主演役所広司
-
名古屋へ向かう最終列車。見知らぬ人々が乗り合わせるこの場所で、一夜限りの人生が交差するヒューマンドラマ。
深夜、名古屋駅へと向かう最終列車の中。そこに乗り合わせるのは、恋に悩む若者、故郷に帰る人、出張帰りのサラリーマンなど、それぞれが事情を抱えた見知らぬ乗客たち。終電という限られた時間と空間で生まれる、ささいなきっかけ。忘れ物、隣の席からの寝言、ふとした視線の交錯。特別な事件は起こらない。しかし、普段なら話すことのない他人との僅かな交流が、彼らの心に小さな変化をもたらし、明日への一歩を踏み出す勇気を与える。列車が終点に到着する時、乗客たちの心に灯るものとは。ありふれた日常に潜む、心温まる人間模様の数々。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督神道俊浩
- 主演松井玲奈
-
落ちこぼれ女子高生と崖っぷちカリスマ講師が、偏差値30からの東大合格という無謀な挑戦に挑む奇跡の物語。
かつてカリスマと呼ばれた塾講師・五十嵐は、今や酒に溺れる日々。余命宣告を受けた彼は、人生の最後に自らの指導法の正しさを証明するため、偶然出会った落ちこぼれ女子高生・真紀を1年で東大に合格させるという無謀な賭けに出る。周囲の嘲笑を浴びながらも、五十嵐の型破りな指導で真紀の才能は開花し始める。しかし、二人を待っていたのは、圧倒的な学力差と、五十嵐に残された時間という過酷な現実。これは単なる受験勉強ではない、互いの人生を再生させる戦い。
ネット上の声
- 作品自体は良作、しかし納得できません・・
- 東大受験×緩和ケア、でも広がりのある秀作
- あなたは学歴についてどう思いますか?
- さらっとキレイに描かれた人生の最期
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督和田秀樹
- 主演寺島咲
-
東京・府中の「くらやみ祭」を舞台に、一人の男が地域の人々との交流を通じて再生していくハートフル・コメディ。
妻を亡くし、東京・府中に引っ越してきたばかりの小川さん。人付き合いが苦手で、孤独な日々を送っていた。そんな彼の日常が、街の伝統的な「くらやみ祭」の準備をきっかけに少しずつ変わり始める。強引に祭りの手伝いに巻き込まれ、熱意あふれる地元の人々に戸惑う小川さん。しかし、神輿の担ぎ手たちとのぶつかり合いや交流を通して、彼はいつしか頑なだった心を解き放ち、失いかけていた生きる喜びを見出していく。祭りの喧騒の中、小川さんが見つけた大切なものとは。地域との繋がりを描く、笑いと涙の物語。
ネット上の声
- 話自体は地元民から見れば星5ですが。
- くらやみ祭りである意味は?
- 出演者豪華
- 今年1番良かった映画。2回観に行きました!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督浅野晋康
- 主演六角精児
-
人気シリーズ「相棒」に登場する鑑識官・米沢守を主人公にしたスピンオフ。監督は「あぶない刑事」の長谷部安春、原作は監督の息子ハセベバクシンオー。米沢は別れた妻の死亡を伝えられるが、死体は同姓同名の別人で、所轄の刑事・相原の元妻であった。自殺という死因の断定に納得のいかない米沢と相原は、協力して彼女の死の真相を探るが……。シリーズ初登場の萩原聖人が米沢の相棒役を務めるほか、本家「相棒」の水谷豊、寺脇康文も出演。
ネット上の声
- 派手さはない作品だけど米沢のキャラは良い
- 『相棒』ファンには楽しめる スピンオフ!
- あ゛ー残念すぎる。これって製作陣の自滅?
- 派手さはなく、とても地味な作品だけど。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督長谷部安春
- 主演六角精児
-
テレビ局の一流ディレクターを目指す新人ADの桜美散(谷村美月)は、事あるごとに衝突する上司の和田(六角精児)をはじめ、局に出入りするタレントやテレビ局で働くクセモノ人間たちを相手に、日々悪戦苦闘していた。そんな状況でも、美散は上司であり唯一の理解者である堂本(西田尚美)のもとで成長していくのだが……。
ネット上の声
- 活き活き谷村美月さん、笑わせてくれます。
- そこは究極のブラック会社 <テレビ局>
- 辛いきつい…でもやっぱり楽しい仕事!
- (ザ・)バラエティ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督上利竜太
- 主演谷村美月