全4作品。マーク・ブーン・Jrが出演した映画ランキング

1831年、アメリカ南部。神の言葉を武器に、奴隷制度に立ち向かった一人の黒人説教師の壮絶なる闘争。

舞台は1831年のバージニア州。奴隷でありながら、聖書を読み解く類稀な才能を持つナット・ターナー。奴隷所有者に利用され、各地で説教を行うことで反抗的な奴隷たちを従順にさせる日々。しかし、同胞たちが受ける非人道的な扱いを目の当たりにし、彼の心に静かな怒りの炎が灯る。神からの啓示を受けたと信じた彼は、自由と尊厳を勝ち取るため、仲間たちと共に武装蜂起という危険な決断を下す。歴史に刻まれた反乱の真実。

1970年代末から80年代にニューヨークのアンダーグラウンドで起こった音楽やアートのムーブメント「ノー・ウェイブ」周辺で活動した映画作家ベット・ゴードンが1981年に制作した短編作品。 1983年の長編第1作「ヴァラエティ」の舞台となったニューヨークのポルノ映画館「VARIETY PHOTOPLAYS」で撮影された、同作のプロトタイプとも言える作品で、「キリング・フィールド」のスポルディング・グレイが出演。タイトルの「エニバディズ・ウーマン」は、ハリウッドでサイレント期から活躍した女性監督ドロシー・アーズナーが1930年に手がけた同名映画（日本では「夫なき妻」のタイトルで公開）に由来する。 日本では2024年の特集上映「ベット・ゴードン　エンプティ　ニューヨーク」（24年11月16日～、シアター・イメージフォーラム）にて劇場初公開。

かつてハリウッドで夢見た男ケイシー。唯一の友達は愛犬だったが、高利貸しに1万ドルの借金のかたに愛犬を奪われてしまう。そんな中、かつての友人で映画監督として有名になったピート・スモールズが急死。旧友ジャックから埋葬に付き合えばカネを貸してやると言われ、ロスへ飛ぶのだが。

タイで非業の死を遂げた日本人女性の霊が巻き起こす恐怖を描いたホラー。旅行でバンコクにやって来たジュリーと恋人ジムは、同じホテルに宿泊していた青年ロバートに誘われ、霊がまつられているという祠（ほこら）を見に行くことに。しかしジュリーが祠の中に置かれていた像を思わず手に取ったことから、彼女だけに見える醜い老婆の霊が解き放たれてしまう。2人は現地ガイドのゴゴの協力で森から抜け出したものの、それ以来、ジュリーは神出鬼没の老婆の霊に襲われるようになり……。主人公ジュリー役に、ロブ・ゾンビ監督版「ハロウィン」シリーズのスカウト・テイラー=コンプトン。共演に「セブン・サイコパス」のジェームズ・ランドリー・ヘバート、「メメント」のマーク・ブーン・ジュニア。