幼少期の悲劇が刻んだ癒えぬ傷。コペンハーゲンの底辺で、希望の光を求める兄弟の物語。
現代デンマーク、コペンハーゲン。刑務所から出所したばかりのニックと、幼い息子を抱え薬物依存に苦しむ弟。二人は幼少期の悲劇的な事件によって心に深い傷を負い、互いを避けるように生きてきた。しかし、母親の死をきっかけに、彼らの人生が再び交錯。ニックは過去の暴力から逃れようともがき、弟は息子のために更生を誓うが、厳しい現実に打ちのめされる。絶望の淵で互いを求めながらも、素直になれない兄弟。彼らが再生のために下す、あまりにも痛々しい決断。
ネット上の声
- 酒浸りの母親からマトモに接してもらえず愛を知らずに育ったニックと弟
- それは、あまりにも小さすぎる「希望の光」だった
- それは、あまりにも小さすぎる「希望の光」だった
- 高福祉国家デンマーク産の貧困映画の佳作
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国デンマーク
- 時間114分
- 監督トマス・ヴィンターベア
- 主演ヤコブ・セーダーグレン