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貧困と差別の中、愛する家族のために国境を越えた祖父の物語。心温まるストップモーション・アニメ。
20世紀初頭、イタリア北部の貧しい村。ウゲット家の人々は、愛する家族を養うため、過酷な出稼ぎのためにフランスへと渡る決意。しかし、彼らを待ち受けていたのは、危険な労働環境と「イヌとイタリア人、お断り」という看板に象徴される厳しい差別。貧困と偏見に晒されながらも、ユーモアと家族の絆を支えにたくましく生き抜いた祖父母の半生。監督自身の祖母の手が、愛情を込めて人形を動かし、一族の歴史を紡ぎ出す感動の物語。
ネット上の声
- 【イタリア移民としてフランスに渡ったイタリア人一家の波乱万丈の物語をストップモーションアニメで描いた作品】
- とっても可愛い♪
- 純粋なストップモーションではない。エンドロールを見よ!
- 淡々と描かれる苦難の人生
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,イタリア,ベルギー,スイス,ポルトガル
- 時間70分
- 監督アラン・ウゲット
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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港町マルセイユ、リストラされた男を襲う強盗事件。犯人の正体を知った時、彼の理想が揺らぎ始める社会派ドラマ。
舞台は現代フランスの港町マルセイユ。長年勤めた造船所をリストラされた労働組合員のミシェル。妻との旅行資金を手にした矢先、覆面強盗に襲われ全てを奪われる悲劇。しかし、偶然にも犯人がかつての若い同僚だと知ってしまうミシェル。自らが原因で職を失った若者の犯行という事実。長年信じてきた労働者の連帯という理想と、目の前の厳しい現実との間で揺れ動く彼の決断。正義とは何か、赦しとは何かを問いかける物語の行方。
ネット上の声
- 「偽善」のひと言で済ませたくない。
- 進む格差社会下でのヒューマニズム
- 心が優しく、そして温まります
- 本当のことを言うのが思いやり
夫婦、 アフリカ舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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落ちこぼれクラスと歴史教師が挑む、不可能と言われた全国歴史コンクール。実話に基づく、涙と感動の教育ドラマ。
フランス、パリ郊外の荒れた高校。人種も宗教もバラバラで、学習意欲ゼロの落ちこぼれクラス。新任の歴史教師アンヌは、そんな彼らに無謀な提案を持ちかける。それは、全国歴史コンクールへの出場。テーマは「アウシュヴィッツの強制収容所」。最初は反発し、無関心だった生徒たち。しかし、ホロコーストの生存者との出会いをきっかけに、彼らの心に変化が芽生え始める。過去の悲劇と向き合う中で、互いの違いを乗り越え、一つの目標に向かって団結していく生徒たち。果たして彼らは、歴史を変える「奇跡」を起こせるのか。
ネット上の声
- 教師歴20年、ベテランの女性教師が落ちこぼれクラスを率いて「アウシュビッツ 若者
- 顔の無いヒトラーたちを見たときにも感じましたが、アウシュビッツの事...
- プロフェッショナルであるということ。
- サブタイトルの方がしっくりくる作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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港町マルセイユで再会した幼なじみたち。友情と裏切り、そして愛憎が交錯するヒューマンドラマ。
南フランスの陽光が降り注ぐ港町マルセイユ。かつて固い絆で結ばれていた幼なじみたちが、数年の時を経て故郷で再会。しかし、彼らの間には過去の過ちや言えなかった想い、そして現在の生活格差という見えない溝。思い出話に花を咲かせる一方、些細なきっかけで燻っていた嫉妬や対立が表面化。ある人物の帰郷が引き金となり、忘れかけていた事件の真相が静かに暴かれ始める。彼らは失われた時間を取り戻し、友情を再生できるのか。それとも、残酷な現実が彼らの関係を永遠に引き裂くのか。それぞれの決断が迫る、大人のための物語。
ネット上の声
- 空気感が好きな作品。
- ジェイムズ・ボールドウィン著『ビール・ストリートに口あらば』の舞台をニューヨーク
- 『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)と同一原作
- 【期待したほどではなかった】
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演ロール・ラウスト
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南仏マルセイユの港町。人生に疲れたシングルマザーと心に傷を負う男が出会う、大人のための温かなラブストーリー。
太陽が降り注ぐ南フランスの港町、マルセイユ。二人の子供を女手一つで育てるジャネットは、スーパーで働きながら懸命に日々を生きる。ある日、彼女はペンキ缶を盗もうとして、工場の警備員マリウスと出会う。彼は事故で片足を失い、世間から心を閉ざしていた。最悪の出会いから始まった二人。しかし、お互いの抱える孤独と痛みを理解し合ううち、次第に惹かれ合っていく。貧しくも温かい下町の人々に見守られながら、ゆっくりと愛を育む不器用な男女。人生の再出発を描く、心温まる物語。
ネット上の声
- 南仏の港町
- マルセイユが舞台🇫🇷生活に追われるシングルマザーと孤独な男の出会いを通し、愛・家
- 二人の子供を抱えたシングルマザーと、生涯孤独なセメント工場の守衛との出会いと交流
- 先日のヴェネチア映画祭で最優秀女優賞を受賞したアリアンヌ・アスカリッド&ロベール
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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スーパーのレジ係として働く17歳のクレールは、望まない妊娠をして仕事を辞めるはめになり、刺繍職人のメリキアン夫人のアトリエで働くことに。夫人は最愛の一人息子を事故で亡くしたばかりで悲しみに沈んでいたが、2人は刺繍を通して心を通わせていく。監督が自分の妊娠中に脚本を書き始め、3年の歳月をかけて脚本を執筆。主演は「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」で注目を集めたローラ・ネマルク。04年カンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリ受賞。
ネット上の声
- 可愛いクレールと美しいメリキアン!
- カフェオレを飲みながら見たい映画
- 繊細な手刺繍に綴られた想い
- 美しく静寂なる職人の世界
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督エレオノール・フォーシェ
- 主演ローラ・ネマルク
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「マルセイユの恋」などを手がけたフランスの名匠ロベール・ゲディギャン監督の人間ドラマ。パリに暮らす人気女優のアンジェルは20年ぶりにマルセイユ近郊の故郷に帰ってきた。家業である小さなレストランを継いだ上の兄のアルマンと、最近リストラされて若い婚約者に捨てられそうな下の兄のジョゼフ、兄妹3人が集まったのは、父が突然倒れたからだった。意識はあるもののコミュニケーションが取れなくなった父、家族の思い出が詰まった家をどうするかなど、たくさんの話し合うべきテーマを語りながら、それぞれが胸に秘めた過去があらわになっていく。町の人びとも巻き込んで、家族の絆が崩れそうになった時、兄妹は入り江に漂着した3人の難民の子どもたちを発見する。
ネット上の声
- 潮風を感じたくて何気なく観たけど、監督は"フランスのケン・ローチ"と称されるロベ
- 瞬時に魅了するのではなく、本当に少しずつ、じっくりと染み込んでいく
- ケン・ローチより小ぢんまりした作風がゲディギャンの持ち味
- 数少ない登場人物それぞれが、人に甘えて頼る事を嫌い、肉親にも心を開かず、自分で自
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演アリアンヌ・アスカリッド