居場所を失った少女の叫び。社会への反抗、その果てに待つ過酷な運命。
1970年代、高度経済成長の影。家庭にも学校にも安らぎを見出せず、街を彷徨う一人の不良少女。彼女は、仲間たちとの刹那的な自由に身を委ね、盗みや暴力に手を染めていく。しかし、その反抗的な生き方は、やがて彼女をより深く、抜け出すことのできない闇へと引きずり込む。大人たちの欺瞞と社会の無関心。信じていたものに裏切られ、心も体も傷つけられた彼女が、最後に見たものとは。剥き出しの魂がぶつかり合う、衝撃の記録。
ネット上の声
- 物語が進行していくにつれどんどん鈴木いづみ的魅力をまとって可愛くなる日夏たよりか
- アメリカでは、アンハッピーエンドがテーマとなっていたアメリカンニューシネマの潮流
- 原作?の港マコさんは、キャロル結成前の矢沢永吉さんと知り合いだったとの事で鑑賞
- 血塗れキャットファイトからの飲み屋で恍惚のブルースが流れる中 シャ ブを打つシー
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督藤田敏八
- 主演日夏たより