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「普通の生活」を求め、ただひたすらに仕事を探す少女。社会の底辺で生きる彼女の、魂の叫びを描く衝撃作。
ベルギーの貧困地域、トレーラーハウスでアル中の母と暮らす17歳の少女ロゼッタ。彼女の願いはただ一つ、「まともな仕事に就き、普通の生活を送る」こと。しかし、解雇と不採用の繰り返し。社会から見捨てられたような絶望的な状況下でも、彼女は決して諦めない。友人を裏切ってまで手に入れたいと願った仕事。その先に彼女を待つものとは。観る者の心を激しく揺さぶる、少女の壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- 懸命に生きる少女が、どうしても耐え切れず流した涙
- 健康な甘えを知らない子どもの切なさ
- 強くて美しいロゼッタに圧倒された。
- 悲しいほどに強かな少女ロゼッタ
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間93分
- 監督リュック=ピエール・ダルデンヌ
- 主演エミリー・ドゥケンヌ
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パルムドールを受賞した「ロゼッタ」「ある子供」など、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、オスカー女優のマリオン・コティヤールを主演に迎えた一作。体調不良で休職していたサンドラは、ようやく復職の目途が立つ。そんな矢先のある金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスをあきらめてサンドラを再び迎えることに賛成する者が多ければ、そのまま復職できることになる。それを知ったサンドラは週末、同僚たちを説得してまわるが……。
ネット上の声
- 病み上がりの妻の事は心配だが今の仕事も辞めてもらっては家計が苦しく...
- 「イゴールの約束」に続いてダルデンヌ兄弟の作品を鑑賞
- 三日目の朝は、違う自分 (明日) でありたい
- 人生においては「勝負」が必要な時がある
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国ベルギー,フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演マリオン・コティヤール
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偽りの結婚、計画された殺人。ベルギー国籍を求める移民の女が、良心と欲望の狭間で下す、あまりにも危険な決断。
舞台は現代のベルギー。アルバニア移民のロルナは、恋人とスナックバーを開く夢のため、麻薬中毒者の男と偽装結婚。国籍取得後、男を殺害し、次は大金を払うロシア人と再婚する計画。全てはマフィアの筋書き通りに進むはずだった。しかし、夫となる男の弱さに触れるうち、彼女の中に罪悪感が芽生え始める。計画を阻止しようと動き出すロルナ。だがそれは、彼女自身を危険な闇へと引きずり込む行為。逃れられない運命を前に、彼女が捧げた静かな祈り。
ネット上の声
- ダルデンヌ兄弟のラブ・ストーリーは、失ってから始まる悲しすぎる愛だった…
- ダルデンヌ兄弟作品は8本目だけど、どれも好きです
- 今回もダルデンヌ兄弟に悩まされました
- ロルナの突然の欲情に面喰らった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ベルギー,フランス,イタリア
- 時間105分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演アルタ・ドブロシ