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金曜の夜、いつものカフェに集う家族。祝いの席で噴出する、愛憎渦巻く本音の数々。
フランスの片田舎、金曜の夜。家族経営のカフェに、いつものように集まったメナール一家。今夜は次男の妻ヨランドの誕生日祝い。しかし、和やかなはずの食卓は、些細な一言をきっかけに、日頃の不満や嫉妬が噴出する修羅場へと変貌。兄弟間の確執、嫁姑問題、隠された秘密。次々と暴露される本音が、家族の関係をかき乱していく。笑いと皮肉、そして愛情が入り混じる一夜の騒動。誰もが身に覚えのある、可笑しくも切ない家族の肖像。
ネット上の声
- あるあるな家族の不協和音とそれを眺める部外者との会話劇
- フランス田舎町の小さなカフェを舞台に、忘れかけていた家族の愛を鮮やかに描き出す✿
- めっちゃ家族だったわ・・プレゼント渡すシーンまた見たい、くせになるw
- セドリック・クラピッシュの、家族が次第に自立する様を描いたコメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督セドリック・クラピッシュ
- 主演ジャン=ピエール・バクリ
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フランスの港町、孤独な靴みがきとアフリカからの密航少年。小さな善意が奇跡を呼ぶ、心温まるヒューマンドラマ。
舞台はフランスの港町ル・アーヴル。かつて作家を志したものの、今は靴みがきとして静かに暮らすマルセル。妻アルレッティの入院という不幸に見舞われる中、彼が出会ったのはアフリカから来た一人の密航少年イドリッサ。警察の追跡を逃れる少年を、マルセルは自宅にかくまう決意。近隣住民たちの温かい協力のもと、少年をロンドンにいる母親のもとへ送り届けるための、ささやかで壮大な計画の始動。果たして、彼らの小さな希望は奇跡を起こすのか。
ネット上の声
- マルセル・マルクスが幸せで本当に良かった
- ル・アーヴルに舞い降りた天使とは・・・
- 好きなように受け取ればいい、とは言え
- 観客は滑稽にも置き去りにされる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フィンランド,フランス,ドイツ
- 時間93分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演アンドレ・ウィルム
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南フランスの美しい田舎町。都会の画家と実直な庭師、対照的な二人の男が育む、人生を豊かにする友情の物語。
パリでの成功に疲れた中年画家が、故郷である南フランスの田舎町へ帰郷。広大な庭の手入れのため、庭師を募集すると、現れたのは偶然にも小学校の同級生。野菜作りを通して語られる、それぞれの人生観。都会と田舎、芸術と自然、対照的な二人の対話から生まれる温かな友情。画家が忘れかけていた、人生で本当に大切なものとの再会。
ネット上の声
- 泣きながら笑った、切ないけど嬉しかった。
- むか〜し観てたけどレビュー残すため再鑑賞
- フランス映画っぽくなくリズミカル♪
- 2007年 ジャン・ベッケル監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジャン・ベッケル
- 主演ダニエル・オートゥイユ
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港町マルセイユ、リストラされた男を襲う強盗事件。犯人の正体を知った時、彼の理想が揺らぎ始める社会派ドラマ。
舞台は現代フランスの港町マルセイユ。長年勤めた造船所をリストラされた労働組合員のミシェル。妻との旅行資金を手にした矢先、覆面強盗に襲われ全てを奪われる悲劇。しかし、偶然にも犯人がかつての若い同僚だと知ってしまうミシェル。自らが原因で職を失った若者の犯行という事実。長年信じてきた労働者の連帯という理想と、目の前の厳しい現実との間で揺れ動く彼の決断。正義とは何か、赦しとは何かを問いかける物語の行方。
ネット上の声
- 「偽善」のひと言で済ませたくない。
- 進む格差社会下でのヒューマニズム
- 心が優しく、そして温まります
- 本当のことを言うのが思いやり
夫婦、 アフリカ舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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遺産相続の条件は、犬猿の仲の兄弟姉妹との過酷な巡礼の旅。フランスの美しい道を舞台に繰り広げられる、笑いと涙のロードムービー。
舞台は現代フランス。母の死をきっかけに久しぶりに顔を合わせた、性格もバラバラで仲の悪い三兄妹。彼らに突きつけられた遺産相続の条件は、スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの約1500kmを共に歩き通すこと。反発しながらも、遺産のために仕方なく始まった巡礼の旅。壮大な自然の中、数々の出会いと予期せぬトラブルが彼らを待ち受ける。衝突を繰り返しながらも、次第に明らかになる互いの過去と本心。果たして彼らは、険しい道のりの果てに、遺産だけでなく、失われた家族の絆を取り戻すことができるのか。旅の終わりに待つ、予想外の結末。
ネット上の声
- 仲の悪い3人の子どもたち、長男ピエール、長女クララ、次男クロード
- 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し
- もうあと、〔ひとひねり〕で映画賞に届く
- 美しい! 自然と歴史と、夢?の映像。
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス
- 時間112分
- 監督コリーヌ・セロー
- 主演ミュリエル・ロバン
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南仏マルセイユの港町。人生に疲れたシングルマザーと心に傷を負う男が出会う、大人のための温かなラブストーリー。
太陽が降り注ぐ南フランスの港町、マルセイユ。二人の子供を女手一つで育てるジャネットは、スーパーで働きながら懸命に日々を生きる。ある日、彼女はペンキ缶を盗もうとして、工場の警備員マリウスと出会う。彼は事故で片足を失い、世間から心を閉ざしていた。最悪の出会いから始まった二人。しかし、お互いの抱える孤独と痛みを理解し合ううち、次第に惹かれ合っていく。貧しくも温かい下町の人々に見守られながら、ゆっくりと愛を育む不器用な男女。人生の再出発を描く、心温まる物語。
ネット上の声
- 南仏の港町
- マルセイユが舞台🇫🇷生活に追われるシングルマザーと孤独な男の出会いを通し、愛・家
- 二人の子供を抱えたシングルマザーと、生涯孤独なセメント工場の守衛との出会いと交流
- 先日のヴェネチア映画祭で最優秀女優賞を受賞したアリアンヌ・アスカリッド&ロベール
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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父の危篤を機に海辺の生家へ集った3兄妹が、過去のわだかまりと向き合い、家族の絆を再確認するフランスのヒューマンドラマ。
フランス、マルセイユ近郊の美しい海辺の町。俳優のアンジェル、学者のジョゼフ、そして地元に残りレストランを継いだアルマン。それぞれ別の人生を歩んでいた3兄妹は、父が倒れたとの報せを受け、幼少期を過ごした生家で久しぶりの再会。父の看病をしながら、彼らは忘れていた思い出や心の奥にしまい込んでいた後悔、そして互いへの積年のわだかまりと対峙。変わりゆく故郷の景色と、家の未来という現実的な問題を前に、彼らが下す決断。
ネット上の声
- 潮風を感じたくて何気なく観たけど、監督は"フランスのケン・ローチ"と称されるロベ
- 瞬時に魅了するのではなく、本当に少しずつ、じっくりと染み込んでいく
- ケン・ローチより小ぢんまりした作風がゲディギャンの持ち味
- 数少ない登場人物それぞれが、人に甘えて頼る事を嫌い、肉親にも心を開かず、自分で自
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ロベール・ゲディギャン
- 主演アリアンヌ・アスカリッド
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22発の銃弾を浴びて生還した伝説の男。引退したマフィアのボスが、家族を守るため、裏切り者への壮絶な復讐を開始するフレンチ・ノワール。
南フランス、マルセイユ。かつて裏社会にその名を轟かせたマフィアのボス、シャルリ・マテイは、今は愛する家族と静かな引退生活を送っていた。しかしある朝、駐車場で何者かに襲撃され、全身に22発もの銃弾を浴びる。奇跡的に一命を取り留めた彼は、これがかつての親友による裏切りだと知る。裏社会の掟を破り、家族にまで危険が及んだ時、シャルリは眠っていた獣の魂を呼び覚ます。愛するものを守るため、たった一人で裏切り者たちへの冷徹な復讐を開始。血で血を洗う抗争の果てに、彼が手にするものは平穏か、それともさらなる破滅か。男の誇りを賭けた非情な戦いの記録。
ネット上の声
- BGMの効果は良いが、甘さと雑さが残念。
- 上映館があまりにも少なすぎる!!
- 残虐な映画に幼い子供を使わないで
- 鋼の身体に鋼の精神が生む復讐劇
アクション
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督リシャール・ベリ
- 主演ジャン・レノ
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「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」のフランソワ・デュペイロン監督が、母親から特殊能力を受け継いだ冴えない中年男性を主人公に描いたヒューマンドラマ。トレーラーで暮らす太り気味の中年男性フレディは、亡き母から人を癒やす不思議な力を受け継いでしまう。自分の人生さえ思い通りにならないフレディにはそれどころではなかったが、彼の元には癒やしを求める人々が次々とやって来て……。2013年・第26回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間124分
- 監督フランソワ・デュペイロン
- 主演グレゴリー・ガドゥボワ
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田舎暮らしの主婦が、パリで出会ったのは、忘れていたトキメキと新しい自分。大人のためのロマンティック・コメディ。
フランスの田舎町。畜産農家の妻ブリジットは、子育ても一段落し、夫との穏やかだが退屈な日々に虚しさを感じていた。そんなある日、パリの皮膚科に通うという口実で、かつて恋焦がれた男性との再会を夢見て、一人パリへと向かう。しかし、そこで出会ったのは、洗練されたデンマーク人の紳士。彼のスマートな誘いに、ブリジットの心は揺れ動く。夫への罪悪感と、忘れかけていた女性としての喜びに戸惑いながら、彼女が選ぶ人生とは。パリの街並みを舞台に、一人の女性が自分らしさを取り戻す、心ときめく物語。
ネット上の声
- 恋」と「愛」の違いを教えてくれる映画でした! そしてブリジットの着...
- ユペ様目当てで観たら、なんて素敵な熟年夫婦の話なんでしょ
- 女性向け?結婚している男性こそ必見かも!
- テーマはちょっと古いけど女性向けの小作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督マルク・フィトゥシ
- 主演イザベル・ユペール
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灼熱の夏、閉鎖的な村で起きた失踪事件。疑われたのは、村一番の厄介者。真実は狂気か、それとも偏見か。
舞台は、記録的な猛暑に襲われたフランスの田舎町。うだるような暑さが人々の理性を狂わせ、村の空気は一触即発の状態。そんな中、一人の少女が忽然と姿を消す事件が発生。住民たちの疑いの目は、日頃から厄介者扱いされていた青年ジョゼフに向けられる。次々と見つかる不利な証拠。追い詰められたジョゼフは、自らの無実を証明するため、たった一人で真実を探し始める。果たして彼は本当に犯人なのか、それとも村人たちの偏見が生んだ犠牲者なのか。息詰まるような緊張感が、観る者の心をじりじりと炙り出すサスペンス・スリラー。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ラファエル・ジャクロ
- 主演カリム・ルクルー
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倒産寸前の百貨店の人間模様を描くコメディ。監督はこれが長編デビューとなるセドリック・クラピッシュで、 長編第3作「猫が行方不明」が96年に日本公開されている。製作はグザヴィエ・アンブラール。脚本はクラピッシュとテレビのパーソナリティとして人気の「つめたく冷えた月」(出演も)のベロワイエ(ジャッキー・ベロワイエ)。撮影(本編では照明というクレジットのみ)はドミニク・コラン。美術はフランソワ・ルノー・ラバルト。編集はフランシーヌ・サンドベルグ。録音はフランソワ・ウァレディッシュ。出演は「ボーマルシェ/フィガロの誕生」のファブリス・ルキーニ、「家族の気分」のジャン=ピエール・ダルッサン、「パリでかくれんぼ」のナタリー・リシャール、「猫が行方不明」のジヌディヌ・スアレムほか。
ネット上の声
- デパートの再建を面白可笑しく
- 1年後に売却されそうな百貨店の経営を任された新社長の奮闘記
- 公開時にアレジアかモンパルナス辺りの映画館で見ました
- デビュー作だよこれ、すごいよ天才だよ、さすがだよ
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督セドリック・クラピッシュ
- 主演ファブリス・ルキーニ
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フランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンが1883年に発表し、これまでにも何度も映画化されてきた「女の一生」を、新たに映画化。男爵家のひとり娘として生まれ、17歳まで修道院で教育を受けてきた清純な娘ジャンヌは、親の決めた子爵ジュリアンと結婚し、幸せな人生を送るはずだった。しかし、ある時、乳姉妹だった女中のロザリの妊娠が発覚。その相手は夫のジュリアンだった。それ以降、ジュリアンの度重なる浮気や母の死、溺愛する息子ポールの裏切りと、ジャンヌの人生には数々の困難が待ち受けていた。監督・脚本は「母の身終い」「ティエリー・トグルドーの憂鬱」のステファヌ・ブリュゼ。
ネット上の声
- 凡作。「保守層の女の半生」が一つあるだけ
- ここまで悲惨だと分かってたら観てなかった
- なかなかヒロインに感情移入が出来ない。
- 現代に通じるところがなくもない古典映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間119分
- 監督ステファヌ・ブリゼ
- 主演ジュディット・シュムラ