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電車の運転手ラウリとその妻でレストランの給仕長イロナは、不況のあおりを受けて同時期に失業してしまう。2人は職探しを始めるが、なかなかうまくいかず……。フィンランドのアキ・カウリスマキ監督が、皮肉をちりばめた独特のタッチで描く。出演者にはカティ・オウティネンやカリ・バーナネンら、カウリスマキ作品の常連が勢揃い。また本作の撮影前にこの世を去ったマッティ・ペロンパーも、写真というかたちで特別出演している。
ネット上の声
- 【不況で職を失った夫婦が、厳しい現実の中”ど根性”で自分達のレストランテをオープンする物語。我が愛する「かもめ食堂」は絶対に今作品に影響を与えれらていると思った作品でもある。】
- 『浮き雲』はカウリスマキ作品で最も好き。 言葉や表情があまりなくて...
- 雲にこめられた「まあ」のニュアンス
- 「いらっしゃい!」かもめ食堂本店へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フィンランド
- 時間96分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演カティ・オウティネン
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夜行列車でヘルシンキに着いた男が、暴漢に襲われて重傷を負い、極貧の一家に拾われて命は取り留めるが、記憶喪失に。日雇い労働をして暮らすようになった彼は、救世軍で働く女性イルマと出会い、心を通わせていく。アキ・カウリスマキ監督作の常連ヒロイン女優オウティネンが、本作で02年カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。フィンランドのムード歌謡=イスケルマの名曲の数々とともに、監督がファンだと公言するクレイジーケンバンドの「ハワイの夜」が挿入歌として登場。
ネット上の声
- 【アキ・カウリスマキ監督が、当時のフィンランド不況を背景に、ぶっきら棒ながら心優しき人々が”過去を失った男”を支える姿が心に沁みる作品。今作は微かな希望と人間の善性を描いているのである。】
- ヘルシンキに着いたばかりの男性。強盗に遭い、記憶喪失になった話。 ...
- 連夜アキ・カウリスマキ・ワールドを大いに楽しんだ
- 味のある無表情=日本の昭和初期みたい?
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フィンランド,ドイツ,フランス
- 時間97分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演マルック・ペルトラ
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仲間の死によって独立の道を断たれた、ゴミ収集車の運転手ニカンデル。スーパーのレジ係イロナに恋をした彼は、彼女をデートに誘ったものの、ビンゴ会場に連れて行ってしまい大失敗。ところが、仕事をクビになったイロナが彼のもとに転がり込んでくる。2人の関係はうまくいったかのように見えたが……。アキ・カウリスマキ監督の長編第3作。主演は、カウリスマキ作品には欠かせない
マッティ・ペロンパーとカティ・オウティネン。
ネット上の声
- ヘルシンキの街の片隅で・・・‼️
- すれ違った末に辿り着く2人
- 暗さと明るさのバランス。
- カウリスマキ監督の力作
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フィンランド
- 時間80分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演マッティ・ペロンパー
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2人の無口な中年男と2人の外国人女性の奇妙な旅を、アキ・カウリスマキ監督独特のタッチで描いたロードムービー。60年代フィンランド。コーヒー中毒の仕立て屋バルトと、彼の友人でロックンローラー気取りの修理工レイノは、退屈な田舎町を捨てて旅に出る。途中出会ったエストニア人とロシア人の女性2人組を港まで送ることになるが、彼らは会話することもなく、ただひたすら旅を続ける。そしてついに港に到着した4人は……。
ネット上の声
- 【独特の、可笑しみあるロード・ムービー。アキ・カウリスマキ監督、モノトーンの画調やオフビート感と言い、ジム・ジャームッシュ監督の初期作品「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に影響を受けたでしょう!。】
- なんかすごい映画を観てしまった気がする。全然会話がなく、どこを切り...
- マッティ・ペロンパーを堪能する作品
- パッとしない私のことを撮っていた?
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ネット上の声
- 【“ああ、酷い人だ!愛の夢を踏みにじる・・”清貧な暮らしをしていたマッチ工場で働く少女の一夜の夢と、復讐を内容に見事に合致した音楽と共に描き出した作品。】
- 『壁の花』に『デカダンス』は存在しない。『惨め』なだけだ。
- 女を裏切ると復讐が待っているのかもしれない、と感じた
- マッチ売りの少女、ではなくマッチ工場の少女
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ネット上の声
- まぁ何と申し上げましょうか、なんとも申し上げにくい映画でございます
- アキ・カウリスマキがハムレットを会社役員風にアレンジ
- アキカウリスマキによるハムレット、+α
- 少しばかりコミカルなところも
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