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静養のため訪れたベニスで、老作曲家が出会ったのは神々しいまでの美少年。その完璧な美への渇望が、彼を死の淵へと誘う。
20世紀初頭のベニス。静養に訪れた高名な老作曲家アッシェンバッハ。彼はリド島の高級ホテルで、ポーランド貴族の息子、美少年タジオと出会う。その神が創りし完璧なまでの美しさに、アッシェンバッハは心を奪われ、禁断の感情に身を焦がす日々。しかし、街にはコレラの疫病が静かに蔓延。人々が次々とベニスを去る中、彼はタジオから離れられず、破滅的な運命へと自らを追い込んでいく。美への陶酔と忍び寄る死の影。
ネット上の声
- ゲイの監督って色彩感覚が秀でてる人多いね…退廃的な美とタッジオの透明感ある美の対
- ベニスで美男子にあってそこで疫病にかかる話
- 解説がなければわけがわからない!!
- 苦しくて苦しくて涙が止まらなかった
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間131分
- 監督ルキノ・ヴィスコンティ
- 主演ダーク・ボガード
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巨匠ヴィスコンティに見出され、「世界で一番美しい少年」と呼ばれたビョルン・アンドレセン。その栄光と呪縛の50年。
1971年、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画『ベニスに死す』で、世界中を魅了した少年ビョルン・アンドレセン。彼は「世界で一番美しい少年」として時代のアイコンとなった。しかし、その美しさは彼に栄光だけでなく、深い孤独と苦悩をもたらす呪縛でもあった。あれから50年。本作は、彼の数奇な人生の軌跡を追い、若くして伝説となった一人の人間の知られざる内面に光を当てる。美の偶像というレッテルが、彼の人生に何をもたらしたのか。その衝撃の真実に迫るドキュメンタリー。
ネット上の声
- 「ベニスに死す」タジオ役の少年が、日本で芸能活動していたという事実
- 日本人も大きく関わった美少年俳優のドキュメンタリー
- 研ぎ澄まされた構成力に引き込まれる
- こんなシーンをよく撮っていたな
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国スウェーデン
- 時間98分
- 監督クリスティーナ・リンドストロム
- 主演ビョルン・アンドレセン
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スウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン監督が69年に手掛けた長編デビュー作。ストックホルム郊外の療養所にいる祖父の元を訪れた15歳の少年ペールは、そこで見かけた美しい少女・アニカに一瞬で心を奪われる。2人は友人の紹介を経て急速に親しくなり……。幼い2人の恋を瑞々しいタッチで綴り、ベルリン国際映画祭で絶賛された感動作。後に「ベニスに死す」に出演するビョルン・アンドレセンが、端役ながらスクリーンデビューを飾っている。
ネット上の声
- 少なくとも、純愛を懐かしむ映画ではない!
- 恋も、人間愛も描きたかったのかな???
- 後半の滑稽な人間像こそ監督の真骨頂です
- セックスシーンなんか要りません
青春
- 製作年1970年
- 製作国スウェーデン
- 時間98分
- 監督ロイ・アンダーソン
- 主演ロルフ・ソールマン