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19世紀初頭に書かれたグリム童話に初版から収録されている民話「手なしむすめ」を長編アニメーション映画化。フランスの新鋭セバスチャン・ローデンバック監督が、ひとりですべての作画を担い、「クリプトキノグラフィー」と呼ぶ独特の映像表現手法でアニメ化した。世界最大のアニメーション映画祭として知られるアヌシー国際アニメーション映画祭で、審査員特別賞を受賞。日本でも東京アニメアワードフェスティバル2017で上映され、長編アニメーショングランプリを受賞している(映画祭上映時タイトル「手を失くした少女」)。貧しい生活に疲れた父親によって悪魔に差し出され、両腕を失った少女は、家を出て放浪する。不思議な精霊の力に守られた娘は、やがて一国の王子から求愛を受けるが、悪魔が娘と王子の仲を引き裂く。娘は生後間もない子どもを連れて王宮を後にするが……。
ネット上の声
- グリム兄弟による原作を知らなかったので、最後までこの物語がどんなふうに転がってい
- 実は残酷だと有名なグリム童話のひとつをアニメ化した作品
- グリム童話『手なし娘』をアレンジした仏産アニメーション
- 82点:アニメーションの可能性を拓く
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督セバスチャン・ローデンバック
- 主演アナイス・ドゥムースティエ
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かつて実生活でパートナー関係にあった主演のバレリー・ドンゼッリとジェレミー・エルカイムが、実体験にもとづき描いたドラマで、疾患を抱えた息子の子育てを描く。出会ってすぐに恋に落ちたロメオとジュリエットの間に生まれた息子アダムは、脳腫瘍を患っていることが発覚。2人は互いを励まし合いながら、息子の病気と闘っていく。監督はドンゼッリが務め、エルカイムは共同脚本を担当。8歳に成長した息子のアダム役にも、実際の2人の息子を起用している。
ネット上の声
- 病気と闘う家族だからって、甘い評価は無理
- 意義希薄。この夫婦が映画化に値するか疑問
- 息せき切って、なんともすごい疾走感
- 最低に近いふたり
難病、 夫婦、 ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ヴァレリー・ドンゼッリ
- 主演ヴァレリー・ドンゼッリ
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ネット上の声
- “この映画を好きになれない人とは、お友達になれないわ”と私の中の垢抜けない乙女心
- 同棲中のマシューに振られたばかりのアデルは従妹ラシェルの部屋でお世話になる事にな
- 映画としてはかなり面白かったが、ちょっとエロすぎるので観る人は注意が必要
- なんか出てくる男の人の顔が似てるなぁ〜って思ったら、同じ人なの…
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ヴァレリー・ドンゼッリ
- 主演ヴァレリー・ドンゼッリ
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職を解雇され生活に困ったコンスタンスは、若い頃勤めていた不動産会社の求人情報を見て、パリを離れ地元へ戻ることに。しかし採用されたのは彼女ではなくオドレイという20歳の女性。コンスタンスを取り巻く世界が一気に崩壊し、バランスを失った彼女の目的は、邪魔なオドレイを消し、仕事をとり戻すことだけ…。
ネット上の声
- こんなストーリーは初めて!ついつい見入る
- まず、これだけは言っとこうかな
- いまいちわからないところが..
- ストーリーが意外と楽しめた
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督セバスチャン・マルニエ
- 主演マリナ・フォイス
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俳優や名画座の広報スタッフなど異色の経歴を持つエリーズ・ジラールの長編監督デビュー作。映画評論家の夫ジュリアンとパリの名画座で働く妻マリー。ある日、出張でベネチアに向かうジュリアンは、旅立つ間際に「向こうに愛する人がいる」と告白。妊娠中だったマリーは困惑し、出張から戻ってきたジュリアンを家から追い出す。ジュリアンからの懇願もあり、再び一緒に暮らすことになった2人だったが、気持ちはすれ違ったまま。ジュリアンは次に東京へ出張すると言って出かけるが、マリーはパリのアジア人街ベルビルでジュリアンを目撃。東京への出張は嘘だったことがわかり……。「わたしたちの宣戦布告」で監督・主演を務めたカップルのバレリー・ドンゼッリとジェレミー・エルカイムが再び夫婦役を演じる。
ネット上の声
- すれ違いの夫婦
- 妻の妊娠を機に、父親になる覚悟も出来ない情けない夫の、自己中心的で身勝手な本性が
- 『わたしたちの宣戦布告』がとても好きで、その二人が出ているということで興味が湧き
- シネフィル自分大好き男と付き合ったら終わっちゃう!クロサワ論読みたかった…
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間75分
- 監督エリーズ・ジラール
- 主演ヴァレリー・ドンゼッリ