全20作品。パトリシア・クラークソンが出演した映画ランキング

ハリウッドに隠蔽された性的暴行事件。巨大な権力に立ち向かった、二人の女性記者の調査報道を描く衝撃の実話。

2017年、ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガンとジョディは、ハリウッドの大物プロデューサーによる性的暴行疑惑の調査を開始。しかし、被害女性たちは報復を恐れ、重い口を開かない。示談契約や脅迫という巨大な権力の壁。二人は母親として、記者としての信念を胸に、粘り強い取材で証言を集めていく。やがて沈黙を破り、実名で語ることを決意する女性たちの出現。世界を揺るがす#MeToo運動の始まりへと繋がる、歴史的スクープの瞬間。

寄せ集めの大学生チームが、絶対王者ソ連に挑む。スポーツ史に刻まれた奇跡の実話。

舞台は冷戦下の1980年、レークプラシッド冬季五輪。米国アイスホッケー代表チームのヘッドコーチに就任したハーブ・ブルックスは、プロ選手不在の大学生ばかりの寄せ集めチームで、当時無敵を誇ったソ連代表に挑むという無謀な目標を掲げる。彼の常識破りなスパルタ指導に選手たちは猛反発。しかし、ブルックスは確固たる信念でチームを一つにしていく。国の威信を背負い、誰もが不可能だと信じていた戦いに挑んだ若者たちの、魂を揺さぶる氷上の死闘。

ニューヨークの偏屈天才物理学者と、南部の家出少女。偶然が生んだ奇妙な同居生活が巻き起こす、皮肉とユーモアに満ちた人生賛歌。

ニューヨークで暮らす、自称天才の物理学者ボリス。人間嫌いで毒舌家の彼の前に、世間知らずな家出少女メロディが転がり込む。全く相容れない二人の奇妙な同居生活。しかし、その関係は予想外の方向へ。さらに、メロディを連れ戻しに来た南部の敬虔な母親まで現れ、事態は一層のカオスへ。それぞれの価値観がニューヨークという街で衝突し、変容していく様。愛や幸運、人生の不条理。全てを受け入れて楽しむことこそが最善という、ウディ・アレン流の哲学。

ニューヨークの片隅で、はみ出し者の娘が家族との絆を取り戻すため感謝祭の七面鳥に挑む、心温まる家族ドラマ。

舞台は感謝祭当日のニューヨーク、ロウアー・イーストサイド。パンクな見た目のエイプリルは、末期癌の母を含む、疎遠だった家族をアパートのディナーに招待。しかし、オーブンが故障するという絶体絶命の危機。見知らぬ隣人たちに助けを求め奔走するエイプリル。一方、家族は期待と不安を胸に車を走らせる。果たして、彼女は無事に七面鳥を焼き上げ、家族との溝を埋めることができるのか。心温まる再生の物語。

「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んだ少女フィービー。演劇との出会いが、心のルールに縛られた彼女を解き放つ感動の物語。

現代のアメリカの小学校が舞台。主人公は、自分だけのルールに固執し、時に奇妙な言動を繰り返してしまう少女フィービー。彼女を理解しようと苦悩する両親。そんなある日、フィービーは学校で上演される「不思議の国のアリス」のオーディションを受け、主役のアリス役に抜擢される。現実世界では生きづらさを感じる彼女にとって、演劇の世界だけが自分らしくいられる唯一の場所。しかし、彼女の行動の裏には、トゥレット症候群という苦しみが隠されていた。舞台の幕が上がる時、少女の成長と家族の再生が始まる。

1988年7月15日、卒業式に出会った二人。23年間、毎年同じ日にだけ描かれる、親友以上恋人未満の男女の恋の行方。

舞台は1988年7月15日のイギリス。大学の卒業式で出会った、真面目で作家志望のエマと、自由奔放で裕福なデクスター。二人は一夜を共にするが、恋人ではなく「最高の親友」でいることを選ぶ。そして交わした「毎年7月15日に会う」という約束。それぞれの道を歩み、恋人ができ、仕事に悩み、成功と挫折を味わう中で、二人は互いを心の支えとし続ける。時にすれ違い、時に傷つけ合いながらも、20年以上に渡り育まれる特別な絆。友情か、それとも愛情か。長い年月を経て、二人が見つけ出す本当の気持ちとは。

恋愛感情抜きでセックスだけを楽しむ男女の友情は成立するのか？NYを舞台に描く、こじらせ気味な二人のロマンティック・コメディ。

ニューヨークで働く敏腕ヘッドハンターのジェイミーと、彼女にスカウトされたアートディレクターのディラン。過去の恋愛に疲れ果て、面倒な感情抜きで付き合える相手を求めていた二人は意気投合。友情にセックスを加えた「友達以上、恋人未満」の関係をスタートさせる。互いに最高のパートナーだと確信するが、割り切ったはずの関係に、やがて予期せぬ感情が芽生え始める。体だけの関係を続ける先に、二人が見つける本当の答えとは。

疎遠だった兄は、かつての伝説的レスラー。気弱な少年が、家族の絆と栄光を取り戻すため、マットに上がる。

1990年代、オクラホマ州の田舎町。いじめられっ子で非力な高校生キャル。彼の唯一の希望は、学校のレスリング部に入ること。しかし、彼には指導者がいない。頼れるのは、10年前に家族を捨てた伝説の高校レスラー、兄のマイクだけ。父の死をきっかけに断絶した兄弟の絆。キャルは兄との再会を決意し、指導を請う。反発しながらも弟の情熱に心を動かされるマイク。厳しいトレーニングの日々。果たしてキャルは、州大会で勝利を掴み、壊れた家族の絆を再び結ぶことができるのか。

イギリスの文学賞ブッカー賞を受賞したペネロピ・フィッツジェラルドの小説を「死ぬまでにしたい10のこと」「しあわせへのまわり道」のイザベル・コイシェ監督が映画化。1959年イギリスのある海岸地方の町。書店が1軒もないこの町でフローレンスは戦争で亡くなった夫との夢だった書店を開業しようとする。しかし、保守的なこの町では女性の開業はまだ一般的ではなく、フローレンスの行動は住民たちに冷ややかに迎えられる。40年以上も自宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会ったフローレンスは、老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せる。そんな中、彼女をよく思わない地元の有力者夫人が書店をつぶそうと画策していた。フローレンス役を「メリー・ポピンズ　リターンズ」のエミリー・モーティマーが演じるほか、「しあわせへのまわり道」のパトリシア・クラークソン、「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイらが顔をそろえる。

エジプトの首都カイロを舞台に、既婚の外国人女性と現地男性が織り成す恋をつづった大人のラブストーリー。女性誌の編集者ジュリエットは、パレスチナで働く国連職員の夫と落ち合って休暇を過ごすためカイロを訪れる。ところが夫の到着が遅れると連絡が入り、ジュリエットはたったひとり異国の地で夫を待つことに。不安を隠しきれない彼女は、かつて夫の警備を担当していたエジプト人タレクに街を案内してもらうが……。主演は「エイプリルの七面鳥」のパトリシア・クラークソンと「ミラル」のアレクサンダー・シディグ。

敏腕政治家・ジャネットの大臣就任を祝うべく、友人カップル3組が集まりホームパーティが開かれる。3組はそれぞれ問題を抱えており、室内には不穏な空気が漂っていた。そんななか、ジャネットの夫・ビルの爆弾発言が発端となり、パーティはあらぬ方向へ…。

「エデンより彼方に」「エイプリルの七面鳥」のパトリシア・クラークソンが主演し、「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ監督のメガホンで、米ニューヨーカー誌に掲載された実話を映画化したハートフルドラマ。これまで順風満帆な人生を送っていたニューヨークの売れっ子書評家ウェンディ。しかし、ある日、長年連れ添った夫が浮気相手のもとへ去ってしまう。夫がいなくなり、車が運転できない現実に直面して困ったウェンディは、インド人タクシー運転手のダルワーンに運転を習うことに。ダルワーンは伝統を重んじる堅物だったが、文化も宗教も違うダルワーンとの出会いと交流を通し、ウェンディは新たな一歩を踏み出していく。「ガンジー」の名優キングズレーがダルワーン役に扮した。

「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ監督が、アメリカ文学の巨匠フィリップ・ロスの短編「ダイング・アニマル」を原作に描く大人のラブストーリー。主演は「バニラ・スカイ」「ボルベール／帰郷」のペネロペ・クルス、「ガンジー」「シンドラーのリスト」のベン・キングズレー。共演にデニス・ホッパー、ピーター・サースガードら。大学で教授と学生という立場で出逢ったデビッドとコンスエラは、30歳の年齢差がありながらも自由な恋愛を楽しんでいたが……。

夫婦の裏側をユーモアを交えて描いたラブ・ストーリー。「カポーティ」「キングダム／見えざる敵」のクリス・クーパー、「007」シリーズのピアース・ブロスナン、「きみに読む物語」「幸せのポートレート」のレイチェル・マクアダムスらが出演。1940年代アメリカ、会社経営者のハリーは長年連れ添った妻に隠れ、ブロンド美女のケイに恋をしていた。ハリーは離婚について親友のリチャードに相談するが、リチャードがケイに一目ぼれしてしまい……。

自らも標的にされた連続殺人事件に立ち向かうハリー・キャラハン刑事の活躍を描く。「ダーティハリー」シリーズ4年ぶりの続編。製作はデイヴィッド・ヴァルデス、監督は「ダーティファイター　燃えよ鉄拳」のバディ・ヴァン・ホーン。スティーヴ・シャロン、ダーク・ピアソン、サンデイ・ショウの共同による原作をもとに、スティーヴ・シャロンが脚色。撮影は「ハモンド家の秘密」のジャック・Ｎ・グリーン、音楽は「ブラックライダー(1986)」のラロ・シフリンが担当。出演は「ハートブレイク・リッジ　勝利の戦場」のクリント・イーストウッド、「アンタッチャブル」のパトリシア・クラークソン、「容疑者(1987)」のリーアム・ニーソンほか。

「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートが主演を務め、正反対の2つの人格を持つ青年を演じたサスペンススリラー。毎日のルーティーンを繰り返して生活する内向的な青年ジョナサンには、ジョンというもうひとつの人格があった。2人は脳にタイマーを埋め込んで午前7時と午後7時の12時間ごとに切り替わるように設定し、ビデオテープにメッセージを残すことで、知らない時間に起こった出来事について共有していた。「恋人をつくらない」など様々なルールを互いに厳守することで2つの人格を完璧にコントロールしてきたジョナサンだったが、ある女性との出会いによって平穏だった彼の日常は狂い始める。共演に「あと1センチの恋」のスキ・ウォーターハウス、テレビドラマ「ホワイトカラー」のマット・ボマー、「エイプリルの七面鳥」のパトリシア・クラークソン。

　デビュー作「MAY　－メイ－」で注目を集めたホラー界の新鋭ラッキー・マッキーの長編第2作目。森に囲まれた全寮制の女子校に転入した少女が、やがて森と学園を巡る恐ろしい因縁に直面するスピリチュアル・ホラー。

料理作りをきっかけに出会った男女の恋を描くロマンティック・コメディ。監督は本作がデビューとなるマーク・ターロフ（「Ｉ　ｌｏｖｅ　ペッカー」の製作など）。脚本はジュディス・ロバーツ。撮影は「Ｉ　ｌｏｖｅ　ペッカー」のロバート・スティーブンス。音楽はジル・ゴールドスタイン。美術は「ザ・クロウ」のウイリアム・バークレイと「マスカレード　甘い罠」のジョン・カサルダ。衣裳はキャサリン・ジェーン・ブライアント。出演は「スクリーム2」のサラ・ミシェル・ゲラー、「グラスハープ　草の竪琴」のショーン・パトリック・フラナリーほか。