恋人の性転換手術のため、平凡な男が決行した銀行強盗。計画は瞬く間に破綻し、前代未聞の人質立てこもり事件へと発展する。
1972年、夏のニューヨーク・ブルックリン。うだるような暑さの中、ソニーとサルという二人の男が銀行を襲撃。しかし、金庫にはほとんど現金が残っておらず、計画は開始直後に頓挫。あっという間に警察に包囲され、二人は行員を人質に絶望的な立てこもりを開始する。恋人の性転換手術の費用を稼ぐためという、あまりに人間的な犯行動機。メディアが殺到し、野次馬がヒーローのように彼を煽る中、事件は劇場型の犯罪ショーへと変貌。追い詰められた男たちの、暑く長い午後の記録。
ネット上の声
- 若き日のアル・パチーノの熱演がとにかくすごい!計画性のない銀行強盗なのに、なぜか応援したくなる。緊張感とユーモアのバランスが絶妙で、最後まで目が離せなかった。
- ただの銀行強盗モノかと思ったら大間違い。メディアや大衆心理を皮肉ってて、社会派な一面もあって深かった。
- これってコメディなの?笑えるんだけど、ラストが切なくて何とも言えない気持ちになった。
- アル・パチーノ最高!
実話、 サスペンス
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演アル・パチーノ