全8作品。相楽晴子が出演した映画ランキング

　稲葉真弓の小説「エンドレス・ワルツ」を映画化。29歳で亡くなった天才的サックスプレイヤー阿部薫と、女優であり作家でもあった鈴木いづみの愛憎劇を描く。

金沢を舞台に、多感な女子高生たちの卒業までの日々を瑞々しく描く、青春恋愛群像劇。

舞台は1980年代の古都・金沢。名門女子高校に通う吉岡多佳子は、大学受験を控えたごく普通の高校3年生。卒業というタイムリミットが迫る中、友人たちとの友情、将来への不安、そして淡い初恋に心揺らす日々。ある日出会った大学生への想いを胸に、彼女たちはそれぞれが抱える悩みや秘密と向き合っていく。大人への階段を上る少女たちが、人生の岐路で下す決断とは。誰もが経験する青春のきらめきと痛みを鮮やかに切り取った物語。

網膜剥離で引退した天才ボクサー。どん底からの再起を賭け、再びリングに上がる男の、不器用で壮絶な生き様。

1980年代の大阪。元日本ジュニアフェザー級チャンピオンの赤井英和は、網膜剥離によって若くして引退を余儀なくされた天才ボクサー。ボクシングへの情熱を捨てきれず、自堕落な日々を送っていた彼は、周囲の反対を押し切り、無謀ともいえる現役復帰を決意する。再び頂点を目指し過酷なトレーニングに挑むが、失った栄光と肉体は簡単には戻らない。家族との確執、失明の恐怖、そしてライバルとの対峙。傷だらけの拳に己のすべてを懸けて挑む、魂のドキュメント。

都会で生活する三組の若い男女の恋愛模様をオムニバスで描くラブストーリー。柴門ふみ原作の同名コミックの映画化で、脚本は新人の水橋文美江が執筆。監督は「童貞物語2　チェリーボーイズ」の高原秀和。撮影は大澤栄一がそれぞれ担当。

80年代の新宿を舞台に若きやくざと学生との10年間に渡る友情を描く。安楽隆雄原作の同名小説の映画化で、脚本は「ラッフルズホテル」の野沢尚。監督は「恋子の毎日」の和泉聖治。撮影は東原三郎がそれぞれ担当。

窓に立ち向かっていく少女たちの姿を描く。『花とゆめ』に連載された和田慎二原作の同名漫画の映画化で、脚本は「バロー・ギャングＢＣ」の橋本以蔵と「ＧＵ－ＧＵガンモ」の土屋斗紀雄の共同執筆。監督は「宇宙刑事シャイダー」の田中秀夫、撮影は大町進がそれぞれ担当。

南の島を舞台に、女を漁って食する怪物の恐怖をユーモラスに描く。脚本は「ベッド・パートナー　ＢＥＤ　ＰＡＲＴＮＥＲ」の西岡琢也が執筆。監督はこれがデビュー作となる平山秀幸。撮影は「座頭市」の長沼六男がそれぞれ担当。

普段大人しい人間が精神的抑圧から「バカヤロー！」と叫び出すまでのシチュエーションを描く。「そろばんずく」の森田芳光が総指揮・脚本を務めた四話からなるオムニバス映画で、監督は新人の渡辺えり子、中島哲也、原隆仁、堤幸彦、撮影は「うれしはずかし物語」の川上皓市と「団鬼六　妖艶能面地獄(1988)」の長田勇市が二話ずつそれぞれ担当。