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事故で息子を失った母。息子の父を探す旅は、新たな「家族」との出会いへ。愛と喪失、そして再生を描く人間賛歌。
舞台はマドリード。看護師として働くシングルマザーのマヌエラは、17歳の誕生日を迎えた最愛の息子を交通事故で失う悲劇。息子の遺した日記を手に、彼が会いたがっていた父親を探すため、バルセロナへと向かう決意。かつての親友でトランスジェンダーのアグラード、妊娠に悩む純真な修道女ロサ、そして息子が憧れた大女優ウマ・ロッホ。様々な事情を抱える女性たちとの出会いを通し、マヌエラは悲しみを乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出す。それぞれの「母」の物語が交差する、感動の物語。
ネット上の声
- できそこないの男たちと、本歌取りの面白さ
- いや〜アルモドバル作品はキャラが濃いw!
- 監督って、ゲイだったんだ!!それで…
- いつの時代も女性は強い!!!!
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国スペイン
- 時間101分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演セシリア・ロス
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天才外科医が創り出した、完璧な人工皮膚。その被験者は、監禁された謎の美女。狂気と愛憎が渦巻く衝撃のサイコ・スリラー。
2012年、スペインの古城のような邸宅。高名な形成外科医ロベルは、亡き妻を救えなかったトラウマから、完璧な人工皮膚の開発に没頭。その実験台は、彼が屋敷に監禁する謎の美女ベラ。監視カメラ越しに彼女を観察し、歪んだ愛情を注ぐロベル。ベラは何度も脱出を試みるが、その度に絶望的な現実。ある日、ロベルの留守中に邸宅へ忍び込む一人の男。この来訪が、二人の過去と現在を結びつけ、隠された恐るべき真実の扉を開く。狂気の果てに待つ、衝撃の結末。
ネット上の声
- また聞き状態では読み取りにくい点も…
- 怖すぎる(笑)でも不思議な爽快感。
- 愛、復讐、その果てにあるもの
- フランケンシュタインの結末
監禁、 サイコパス、 サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間120分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演アントニオ・バンデラス
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ブニュエル仕込みの”黒い魂”で描いた、ユーモアと、残酷と、優しさのメロドラマ。メキシコ映画界の巨人 A・リプスタインが描いたメキシコ版もう一つの「ハネムーン・キラー ズ」。
ネット上の声
- 「心の目を使えば、外見とは違う真実の美が見える
- 「何てこと、私、今いちばんしあわせ、、」
- 『君は僕の空気であり力であり全てだ』
- メキシコ映画を探して
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国メキシコ,フランス,スペイン
- 時間114分
- 監督アルトゥーロ・リプスタイン
- 主演ダニエル・ヒメネス・カチョ
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パリ、シャルル・ド・ゴール空港。パスポートを盗まれた学生と、そこに住む謎の男。閉ざされた空間で育まれる、心温まる人間ドラマ。
舞台はパリ、シャルル・ド・ゴール空港の国際線乗り継ぎゾーン。恋人を追ってきた美術史の学生ゾラは、パスポートを盗まれ空港から出られなくなるという絶望的な状況。そんな彼女の前に現れたのは、何年もこの空港で暮らしているという不思議な男、アルチュロ。官僚的な手続きに翻弄され、孤独と不安に苛まれるゾラ。彼女を、アルチュロは空港で生き抜く知恵と独特のユーモアで支える。国籍も過去も違う二人の間に芽生える、ささやかで温かい絆。果たしてゾラは無事に空港を脱出できるのか。そして、アルチュロが空港に留まり続ける理由とは。二人の出会いがもたらす、ささやかな奇跡の物語。
ネット上の声
- 空港って、国と国のはざまなんだなということを実感しました
- 結局は笑顔なのさ、ということでしょう
- 舞台はパリのシャルル・ド・ゴール空港
- 結局は笑顔なのさ、ということでしょう
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国フランス
- 時間91分
- 監督フィリップ・リオレ
- 主演ジャン・ロシュフォール
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スペイン内戦下の孤児院、そこに棲む“ため息をつくもの”の謎。少年が目撃する戦争の悲劇と幽霊の真実。
1939年、スペイン内戦末期。父を亡くした12歳の少年カルロスが送られた、荒野に佇むサンタ・ルチア孤児院。そこには、夜な夜な現れる少年幽霊サンティの噂と、中庭に突き刺さる不発弾の不気味な存在。院長や心優しい博士、そして謎めいた用務員。大人たちの隠された過去と欲望が渦巻く中、カルロスは「多くの者が死ぬ」という幽霊の予言を聞く。戦争の影が迫る孤立した世界で、少年が辿り着く哀しい秘密の核心。
ネット上の声
- 初期の作品だが、デル・トロらしい要素は多い
- 孤独な魂のやむを得ぬ悲劇・・・・
- ギレルモ・デル・トロ監督作品✨
- 叙情的な正統派ゴシックホラー
日本人が怖いと思うジメッとした心霊ホラー、 孤児院、 ホラー、 ファンタジー
- 製作年2001年
- 製作国スペイン
- 時間106分
- 監督ギレルモ・デル・トロ
- 主演エドゥアルド・ノリエガ
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偽りの成功に苦しむ人気作家。愛とキャリアの危機の中、本当の自分を探すマドリードでの再生の物語。
マドリードに暮らすレオは、「アマンダ・グリス」のペンネームで甘い恋愛小説を書き、ベストセラー作家として成功を収める女性。しかし、その心は冷え切った夫との関係に悩み、自身の作風を嫌悪していた。ある日、夫から決定的な別れを告げられ、創作活動も行き詰まる絶望の淵。そんな彼女の前に現れたのは、彼女の正体を知らずに辛辣な書評を書く新聞編集者の男。偽りの仮面を脱ぎ捨て、新たな一歩を踏み出そうとするレオの、ほろ苦くも鮮やかな人生の再出発。
ネット上の声
- アルモドバルの“理想と現実”
- 45才の主婦が見て面白かった
- マドリッドに住むレオはロマンス小説の覆面作家
- オール・アバウト・マイ・マザー
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間108分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演マリサ・パレデス
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「オール・アバウト・マイ・マザー」等の作品で知られるスペインの鬼才、ペドロ・アルモドバル監督が手掛けた、母と娘の愛憎劇を描くコメディドラマ。メキシコからスペインに凱旋帰国した人気歌手ベッキーは、15年ぶりに自分の娘レベーカと再会を果たす。レベーカは、母の元恋人マヌエルと結婚していた。しかし夫婦仲はうまくいっておらず、マヌエルはそのことをベッキーに打ち明ける。その1カ月後、マヌエルが何者かに殺され……。
ネット上の声
- 音楽は坂本龍一さんだったのね
- 発掘良品を観る #470
- シャネル&坂本龍=90年代
- 空港で待つ女
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国スペイン
- 時間115分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演ビクトリア・アブリル
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ネット上の声
- 眠かったから見た後で一晩置いてから感想を書こうと思ったら、映像がいつもほどではな
- ラウル・ルイス版、いや、マルチェロ・マストロヤンニ版『ホーリー・モーターズ』って
- ちょっと静かにできないのかなあって思うくらい120分ずーっと誰かが喋ってるのが疲
- No.904[ラウル・ルイス版「世にも奇妙な物語」かと思いきや…] 60点
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間121分
- 監督ラウル・ルイス
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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独裁政権下の某国の刑務所から脱獄した政治犯の逃避行と、彼を執拗に追う刑務所の追跡犬の姿をスリリングに描くアクション映画。製作はエンリケ・グティエレス、監督は「サマータイムキラー」のアントニオ・イサシ、原作はアルベルト・ヴァスケス・フィゲロアの「自由への逃亡」(早川文庫NV刊)、脚色はファン・アントニオ・ポルトとアントニオ・イサシそしてアルベルト・ヴァスケス・フィゲロア、撮影はファン・ジェルピ、音楽はアントン・ガルシア・アブリルが各々担当。出演はジェーソン・ミラー、レア・マッサリ、アリサ・パレデス、アルド・サンブレル。
ネット上の声
- エクソシストのカラス神父がシェパードにどこまでも追いかけ回されるサスペンス・スリ
- ヒトとイヌの追走劇だけで2時間ひっぱる映画なのに、これが面白い!
- 「イスタンブール」のイサシ監督最後の監督作品
サスペンス、 アクション
- 製作年1977年
- 製作国スペイン
- 時間113分
- 監督アントニオ・イサシ
- 主演ジェイソン・ミラー
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2011年にこの世を去ったチリ出身の巨匠ラウル・ルイス最後のプロジェクトを、ルイスのパートナーであったバレリア・サルミエントがメガホンを取って完成させた大河ロマン。19世紀初頭のナポレオン戦争を背景に、ウェリントン将軍率いるイギリス・ポルトガル連合軍がナポレオンを破るまでの戦いの中で繰り広げられるさまざまなドラマを描く。キャストにはジョン・マルコビッチ、カトリーヌ・ドヌーブら豪華スターが集結。13年6月、「フランス映画祭2013」にて「ウェリントン将軍 ナポレオンを倒した男(仮題)」のタイトルで上映。同年12月劇場公開。
ネット上の声
- 戦争映画であり、戦争映画ではありません
- フレンチだと思ったらポルトガル料理が…
- タイトルからは想像できない反戦映画EU版
- 見ているだけで圧倒される俳優陣
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス,ポルトガル
- 時間152分
- 監督バレリア・サルミエント
- 主演ヌノ・ロペス