「自分の身体を張って闘えるヤツ、本気で孤立できるヤツ、個的な闘いを個的に闘える奴等、孤立した精鋭こそが世界を換える、世界を創る」というテーマをもとに、八年間に七十余本の映画を製作し続けてきた若松プロダクションとATGが提携製作した。脚本を執筆した出口出は、若松プロの映画製作運動が集約され、擬人化された名前であり、誰が或は何人で書こうが、若松プロのシナリオはすべてこのペンネームで発表される。なお、作中に登場する「四季協会」とは十九世紀後半、パリ・コミューンの炎の中で激烈な闘いを展開したプランキストの結社の名から採られ、一年、四季、月、曜日に分られた軍団の組織形態も、それを下敷きにしたものである。
ネット上の声
- 若松孝二、政治の季節
- 武力闘争をモチーフに自由を求めて暴走する若者たちを描いた作品やが、要はワシも自由
- “革命”に傾倒する若者たち、否、彼らが魅了されていたのは“革命を起こすという行為
- ストライプの壁模様が良い、キーキー声うるさい!内容のほとんどが不快だったけどあん
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督若松孝二
- 主演吉沢健