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「ひかりの歌」で注目された杉田協士監督の長編第3作。作家・歌人の東直子の第1歌集「春原さんのリコーダー」の表題歌「転居先不明の判を見つめつつ春原さんの吹くリコーダー」を基に、喪失感を抱える女性がささやかな暮らしを続ける姿を映し出す。美術館での仕事を辞め、カフェでアルバイトを始めた24歳の沙知。常連客から勧められたアパートの部屋で新しい生活をスタートさせる彼女だったが、その心にはもう会うことの叶わないパートナーの姿が残っていた。2021年・第32回マルセイユ国際映画祭でグランプリ、観客賞、主演の荒木知佳が俳優賞を受賞。
ネット上の声
- “令和の普段の多摩”を舞台にした映画としても
- 文字と文字の間を想像することの豊かさ。
- ちば映画祭定期上映会vol.01にて
- 私には合わなかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督杉田協士
- 主演荒木知佳
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黒沢清や青山真治、熊切和嘉らの下で助監督の経験を積んできた新鋭・杉田協士監督の長編デビュー作。東京郊外の駅で起きた人身事故の現場に偶然居合わせた剛は、自分が撮っていた写真に事故で命を落とした女性・妙子が写っていることに気づく。やがて妙子に桐子という娘がいることを知った剛は、事故直前の穏やかな表情をした妙子の写真の存在を告げようと、桐子の前に姿を現すが、なかなか写真の存在を告げることができない。剛と桐子は次第にひかれ合っていくが……。2011年・第24回東京国際映画祭の日本映画ある視点部門に出品された。
ネット上の声
- 街の風景が印象的かな
- ハマる人にはハマるんだろうなぁと思いながら観てました
- 「今度行きたい所があるんです」の後列車がカメラの奥と手前で交差して話し声がかき消
- 長編デビュー作にしてこれで行けると思ったのも凄いが、実際に行けてしまっているのが
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督杉田協士
- 主演金子岳憲
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ぴあフィルムフェスティバル2005で準グランプリを受賞した「トロイの欲情」などで知られる岡太地監督が手がけた長編作品で、40歳の引きこもり男が、母親を探して埼玉県川越市から東京池袋を結ぶ川越街道を旅し、その過程で様々な人と出会う様を描いた。川越市の一軒家で引きこもり生活を続け、酒とゲームに溺れていた40歳のサトシ。しかし、ある日、ずっと面倒を見てくれていた母親が家出してしまったことから、サトシは母の足取りを追って外の世界に足を踏み出す。埼玉県川越市から東京の池袋まで続く道を進むサトシは、怯えながらも様々な人との出会いを繰り返していく。映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第6弾作品として製作された。2016年11月にシネマプロジェクト第6弾作品の「退屈な日々にさようならを」とともに上映され、18年3月に単独で劇場公開。
ネット上の声
- SUNTORYのあのCMに使われてる映画を観てみようシリーズ第10作目くらい
- 十文字斬りを学びたければロマサガやったら良い!ぺろぺろ
- 「いやいや普通に東上線か埼京線乗って行けよ」っていうツッコミを不問にさせる位濃い
- お前のことが好きだから、お前が好きなものが欲しくなって彼女を寝取る(でもお前への
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督岡太地
- 主演金子岳憲