若松孝二監督がキャリア初期の1969年に手がけた、実験精神あふれるエロティック・ドラマ。とあるマンションの屋上で、ひとりの少女が不良たちにレイプされている。その近くで、真面目そうな青年が何もできずにただ見守っていた。やがて少女は青年に、自分がレイプされるのはこれで2度目だと打ち明ける。そして、自分を殺してくれるよう青年に頼むのだが……。脚本は“出口出”名義で足立正生と小水一男が手がけている。
ネット上の声
- 痛々しい、でも清々しい
- 屋上で起こるドラマ、車が走って、代々木体育館が見えてそこに確かに町はあるのに、何
- マンションの屋上を舞台の大半に費やして映画を作ってしまうという一歩間違えればアー
- 屋上の密室という出れそうで出れない感じは若者が息苦しい毎日から死という解放に向か
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督若松孝二
- 主演小桜ミミ