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平成「ガメラ」3部作の金子修介監督が岡田将生を主演に迎え、殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。「バッド・キッズ 隠秘之罪」のタイトルでドラマ化され中国で人気を集めたズー・ジンチェンの小説「悪童たち」を原作に、舞台を沖縄に移して映画化した。
実業家の婿養子である東昇は、ある目的のため、義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。それは完全犯罪のはずだったが、3人の少年少女がその現場を偶然にもカメラでとらえてしまう。それぞれ複雑な家庭環境や家族の問題を抱える少年たちは、東を脅迫して大金を手に入れようと画策するが……。
岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」の羽村仁成、特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」の星乃あんな、「ラーゲリより愛を込めて」の前出燿志が演じ、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介らが脇を固める。
ネット上の声
- 秀逸な中国発原作と、手練れの脚色、演出。日中の歴史が混ざり合う沖縄を舞台にした点も巧い
- ウェルメイドでは収まらないミステリー映画の傑作
- 新しい座組で開けた可能性
- ネタバレ禁止との事で
サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督金子修介
- 主演岡田将生
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様々なシチュエーションでコスプレして撮影するユニークな家族写真で注目を集めた写真家・浅田政志の実話をもとに、二宮和也と妻夫木聡の共演、「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督のメガホンで描いた人間ドラマ。4人家族の次男坊として育ち写真家になった主人公・政志を二宮、やんちゃな弟をあたたかく見守る兄・幸宏を妻夫木が演じ、家族の“愛の絆”や“過去と今”をオリジナル要素を加えつつ描き出す。浅田家の次男・政志は、父の影響で幼い頃から写真に興味を持ち、やがて写真専門学校に進学。卒業制作の被写体に家族を選び、浅田家の思い出のシーンを再現した写真で学校長賞を受賞する。卒業後しばらくはくすぶっていたものの、再び写真と向き合うことを決意した政志が被写体に選んだのは、やはり家族だった。様々なシチュエーションを設定しては家族でコスプレして撮影した写真で個展を開催し、写真集も出版され、権威ある賞も受賞する。プロの写真家として歩み始めた政志は、全国の家族写真の撮影を引き受けるようになる。しかし、2011年3月11日、東日本大震災が発生。かつて撮影した東北に住む家族のことが心配になった政志は被災地に足を運ぶが、そこで家や家族を失った人々の姿を目の当たりにする。第44回日本アカデミー賞で黒木が最優秀助演女優賞を受賞。
ネット上の声
- 二宮和也の表情演技力+監督のカメラ割演出
- 最後にわかりました。!の意味するところ
- 心がじわっとあたたかく、ほろっと泣ける
- 素敵な家族に、いっぱい笑って泣かされた
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督中野量太
- 主演二宮和也
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「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」の監督・岩井俊二&音楽・小林武史による音楽映画。
石巻、大阪、帯広、東京を舞台に、歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン・キリエ、行方のわからなくなった婚約者を捜す青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う小学校教師・フミ、過去と名前を捨ててキリエのマネージャーとなる謎めいた女性・イッコら、降りかかる苦難に翻弄されながら出逢いと別れを繰り返す男女4人の13年間にわたる愛の物語を、切なくもドラマティックに描き出す。
2023年6月に解散した人気グループ「BiSH」のメンバーとして活躍してきたアイナ・ジ・エンドがキリエ役で映画初主演を果たし、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を歌唱するほか劇中曲として6曲を制作。「SixTONES」の松村北斗が夏彦、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の黒木華がフミ、「ラストレター」の広瀬すずがイッコを演じる。
ネット上の声
- 岩井俊二さんの作品を見たのは、この映画が始めてです。
- 過去作品と交差し、ループする“岩井俊二ワールド”
- 今もなお響き続けるあの歌声
- 刺激的で繊細な映画だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間178分
- 監督岩井俊二
- 主演アイナ・ジ・エンド
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エッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり人気を集めたエッセイ「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生であることを聞かされる。母からお茶を習うことを勧められた典子は気のない返事をしていたが、お茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出す。見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。主人公の典子役を黒木、いとこの美智子役を多部がそれぞれ演じ、本作公開前の2018年9月に他界した樹木が武田先生役を演じた。監督は「さよなら渓谷」「まほろ駅前多田便利軒」などの大森立嗣。
ネット上の声
- 書籍を読んだことがあったので、あの世界をどう映像化したのかと興味が...
- 流されるように過ごしている日々の暮らしをもっと丁寧に生きていかなけ...
- 人生の真実を描いているわけではないけれど
- じんわりと深く身体に染み渡る、温かい映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督大森立嗣
- 主演黒木華
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岩井俊二監督が、長編実写の日本映画としては「花とアリス」以来12年ぶりに手がけた監督作。「小さいおうち」で第64回ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞した黒木華を主演に迎え、綾野剛、Coccoらが共演する。SNSで知り合った鉄也と結婚することになった派遣教員の皆川七海は、親族が少ないため「なんでも屋」の安室に結婚式の代理出席を依頼して式を挙げる。しかし、新婚早々に鉄也が浮気し、義母から逆に浮気の罪をかぶせられた七海は家を追い出されてしまう。そんな七海に、安室が月給100万円という好条件の住み込みのメイドの仕事を紹介する。そこで知り合った破天荒なメイド仲間の里中真白と意気投合した七海だったが、真白は体調がすぐれず日に日に痩せていく。そんなある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出す。
ネット上の声
- 色々考えさせられましたが、答えはまだ出ていません
- 贅沢な時の流れに浸れる3時間。ぜひ劇場で
- 公開前に「レビューなし1点評価」多数の謎
- 岩井監督の世界と安室について思ったこと
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間180分
- 監督岩井俊二
- 主演黒木華
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講談社「モーニング」で連載された浅見理都の同名コミックを原作とするテレビドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。
入間みちおが東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)を去ってから2年が過ぎた。岡山県瀬戸内の長閑な町に異動した彼は、史上最年少の防衛大臣に対する傷害事件を担当することに。みちおは事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに気づくが、航海内容は全て国家機密のため調査は難航する。一方、イチケイでみちおと共に数々の事件を裁いた坂間千鶴は、裁判官の他職経験制度により、弁護士として働き始める。偶然にもみちおの隣町に配属された坂間は、人権派弁護士の月本信吾と組んで小さな事件にも全力で取り組んでいく。そんなある日、町を支える地元大企業に、ある疑惑が持ち上がる。
みちお役の竹野内豊、坂間役の黒木華らテレビ版のキャストに加え、斎藤工、向井理らが新たに参加。テレビ版に続き「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮が監督、「プラチナデータ」の浜田秀哉が脚本を手がける。
ネット上の声
- 人として面白味のある男、変わり種ではあるが法の前に真っ直ぐ向き合う姿勢が好感!
- ネタバレ有り かなり残念な出来だった、映画版「イチケイのカラス」
- 豪華なキャストと公害等への問題提起は良いが物語はめちゃくちゃ
- 事件の内容が重過ぎて、演出力不足。そして不要な殺人は何故?
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督田中亮
- 主演竹野内豊
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「北のカナリアたち」「冬薔薇(ふゆそうび)」などの阪本順治監督が、黒木華を主演に迎えて送る青春時代劇。
江戸時代末期、厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちの姿を、墨絵のように美しいモノクロ映像で描き出す。武家育ちである22歳のおきくは、現在は寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と下肥買いの矢亮と出会う。つらい人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていくが、おきくはある悲惨な事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまう。
中次を寛一郎、矢亮を池松壮亮が演じ、佐藤浩市、眞木蔵人、石橋蓮司が共演。
ネット上の声
- 『おきく』と言えば番町皿屋敷ですね。落語にも有りますぜ。兄貴♥
- (注:映画の性質上、汚い言葉が飛び交います)
- うんこがリアルにたくさん作られてました
- これはモノクロで観たから見られたかも…
時代劇
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督阪本順治
- 主演黒木華
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「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田守監督が、「母と子」をテーマに描くオリジナルの劇場長編アニメーション。人間と狼の2つの顔をもつ「おおかみこども」の姉弟を、女手ひとつで育て上げていく人間の女性・花の13年間の物語を描く。「おおかみおとこ」と恋に落ちた19歳の女子大生・花は、やがて2人の子どもを授かる。雪と雨と名づけられたその子どもたちは、人間と狼の顔をあわせもった「おおかみこども」で、その秘密を守るため家族4人は都会の片隅でつつましく暮らしていた。しかし、おおかみおとこが突然この世を去り、取り残されてしまった花は、雪と雨をつれて都会を離れ、豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住む。「時をかける少女」「サマーウォーズ」に続いて脚本を奥寺佐渡子、キャラクターデザインを貞本義行が手がけた。第36回日本アカデミー賞では、最優秀アニメーション映画賞を受賞した。
ネット上の声
- 人間と狼の2つの顔を持つ「おおかみこども」を育てる母親の奮闘する姿を描いた感動作
- エゴイスティックでとても嫌な感じのする作品。二度と観るのは御免です。
- 小ぐらいの頃にテレビ録画して繰り返し見てた
- 大好きな人達に見てもらいたい そんな作品
シングルマザー、 アニメ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督細田守
- 主演宮崎あおい
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演劇界で注目を集める演出家・劇作家の加藤拓也が、映画監督デビュー作「わたし達はおとな」に続いてオリジナル脚本で撮りあげた長編第2作。「あのこは貴族」「愛の渦」の門脇麦を主演に迎え、ひとりの女性がある出来事をきっかけに周囲の人々や自分自身と向きあっていく姿を描く。
夫・文則との関係がすっかり冷え切っている綿子は、友人の紹介で知りあった男性・木村と頻繁に会うようになる。ある日、綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こり、日常の歯車は徐々に狂い出していく。
夫・文則を「すばらしき世界」の田村健太郎、木村を染谷将太、綿子の親友・英梨を黒木華がそれぞれ演じた。
ネット上の声
- まぁ、どうでも良いか。 そう、考えれば、話がほつれる。
- どっちもどっち? 不倫だらけの上品な昼ドラ
- ほつれまくってた
- まさにほつれる心
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督加藤拓也
- 主演門脇麦
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黒木華と柄本佑が演じる漫画家夫婦の虚実が交錯する心理戦を描いたドラマ。漫画家・佐和子の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。そこには、自分たちとよく似た夫婦の姿が描かれ、さらに佐和子の夫・俊夫と編集者・千佳の不倫現場がリアルに描かれていた。やがて物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開する。この漫画は完全な創作なのか、ただの妄想なのか、それとも夫に対する佐和子からの復讐なのか。現実そっくりの不倫漫画を読み進めていく中で、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、現実と漫画の境界が曖昧になっていく。佐和子役を黒木、俊夫役を柄本が演じ、金子大地、奈緒、風吹ジュンらが顔をそろえる。監督は「ANIMAを撃て!」「いたくてもいたくても」の堀江貴大。オリジナル企画のコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ受賞作品の映画化。
ネット上の声
- これは、書いてある事が現実化する恐怖新聞、いや恐怖漫画? あるいは人間関係を改善に向かわす手段の漫画か?
- 2019年の「ジョーカー」に通じる、現実と妄想を曖昧化する仕掛けで楽しませる“大人の恋愛”ミステリー
- サスペンス風修羅場コメディ
- 面白いと面白そうの隙間。
サスペンス
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督堀江貴大
- 主演黒木華
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名匠・山田洋次の82作目となる監督作で、第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を映画化。昭和11年、田舎から出てきた純真な娘・布宮タキは、東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働き始める。家の主人で玩具会社に勤める平井雅樹、その妻・時子、2人の5歳になる息子の恭一とともに穏やかな日々を送っていたある日、雅樹の部下で板倉正治という青年が現れ、時子の心が板倉へと傾いていく。それから60数年後、晩年のタキが大学ノートにつづった自叙伝を読んだタキの親類・荒井健史は、それまで秘められていた真実を知る。時子役を松たか子、晩年のタキを倍賞千恵子が演じた。若き日のタキに扮した黒木華は、第64回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)に輝いた。国内でも第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。
ネット上の声
- 守ったもの・守れなかったもの~良心と悔恨
- 小さいおうちの中に時代の空気が生きている
- H→0→そして本作、感動映画に出合う喜び
- 奥深い恋の謎と戦争目前の日本人への忠告
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間136分
- 監督山田洋次
- 主演松たか子
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小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が映画化。主人公の福原伸子役を「おとうと」「母べえ」でも山田監督とタッグを組んだ吉永小百合が演じ、その息子・浩二役で二宮和也が山田組に初参加。「小さいおうち」でベルリン国際映画祭銀獅子賞(女優賞)を受賞した黒木華が、浩二の恋人・町子に扮する。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二が現れる。2人は浩二の恋人・町子の幸せを気にかけながら、たくさんの話をする。その幸せな時間は永遠に続くと思われたが……。
ネット上の声
- ファンタジーというより、道徳の教科書的。
- 舞台的、オーバー&直接的表現に入り込めず
- 戦争に関する死は「運命」なんかじゃない!
- 息子がいる人は 痛いほど わかると思う。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督山田洋次
- 主演吉永小百合
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第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した北川恵海の同名ベストセラーを、福士蒼汰主演で映画化。仕事のノルマが厳しく精神的に追い詰められていた隆は、疲労のあまり駅のホームで意識を失い電車に跳ねられそうになったところを、ある青年に助けられる。幼なじみのヤマモトと名乗るその青年に全く見覚えのない隆だったが、ヤマモトとの交流を通して徐々に明るさを取り戻し、仕事も順調に進むようになっていく。ところがある日、ふとしたことからヤマモトについて調べた隆は、ヤマモトが3年前に自殺していたという信じがたい事実を知る。福士扮する謎の青年ヤマモトに救われる隆役に工藤阿須加。「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出監督がメガホンをとる。
ネット上の声
- これ見た翌々日の今日に会社やめました笑
- 希望が無ければ、探せば良い、作れば良い
- 世界に羽ばたけ、優しさと純粋さをもって
- 天真爛漫な福士蒼汰に励まされ癒される
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督成島出
- 主演福士蒼汰
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名カメラマンの木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化した。享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊が演じるほか、黒木華、池松壮亮、麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。
ネット上の声
- 人物像が薄過ぎ&植物の扱い雑過ぎ
- 時代劇ファンのじいさんです
- 動と静がかみ合っていない
- 監督がいやな予感的中
時代劇
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督木村大作
- 主演岡田准一
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お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが長年コントで演じてきたキャラクター、中年OLの川嶋佳子を主人公に、平凡な40代女性の日常や悲哀を日記風につづった、じろうによる小説を映画化。じろう自身が脚本を執筆し、「美人が婚活してみたら」でもじろう脚本作品を手がけた大九明子監督が、今作でもメガホンをとった。とある会社で派遣社員として働く40代独身の川嶋佳子は、毎日日記をつけている。そこには、撤去された自転車との再会したことなど、日々の小さな喜びがつづられていた。そんな佳子にとって、会社の同僚である年下の若林ちゃんと過ごす時間が何よりの幸せだったが、ある時、ふた周り年下の岡本くんとの恋が訪れ……。松雪泰子が主人公の佳子に扮し、若林ちゃんを黒木華、佳子が好意を寄せる岡本くんを清水尋也が演じる。
ネット上の声
- 他者とは深くは関わらない等身大のライフスタイル
- 悲喜交交なOL川嶋佳子のアラフィフの日常。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督大九明子
- 主演松雪泰子
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「嫌われ松子の一生」「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、岡田准一を主演に迎え、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー。黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡らが顔をそろえる。恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが……。
ネット上の声
- 魔物は子供の怨念か。聖職者大集合が楽しい
- 来るぅ~? 誰も来ねぇよ、客なんか!!
- 夜中トイレに行けなくなる人は皆無?
- 監督らしさが前面に出すぎている
ホラー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督中島哲也
- 主演岡田准一
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「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督のオリジナル脚本を、横浜流星主演で映画化したヒューマンサスペンス。「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」「空白」などを手がけ、2022年6月に他界した河村光庸プロデューサーのプロデュース作品。
美しい集落・霞門村(かもんむら)に暮らす片山優は、村の伝統として受け継がれてきた神秘的な薪能に魅せられ、能教室に通うほどになっていた。しかし、村にゴミの最終処分場が建設されることになり、その建設をめぐるある事件によって、優の人生は大きく狂っていく。母親が抱えた借金の返済のため処理施設で働くことになった優は、仲間内からいじめの標的となり、孤独に耐えながら希望のない毎日を送る。そんな片山の日常が、幼なじみの美咲が東京から戻ったことをきっかけに大きく動き出す。
優役を横浜、美咲役を黒木華が演じるほか、古田新太、中村獅童 、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、杉本哲太らが顔をそろえる。
ネット上の声
- 「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」の藤井道人監督作
- 閉鎖感のある村の悪いところを全部つぎ込んだような
- 横浜流星の演技を堪能、物語のテーマはピンぼけ気味
- 藤井道人監督、期待値の高さゆえの
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督藤井道人
- 主演横浜流星
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映画プロデューサー・川村元気の同名ベストセラー小説を佐藤健&高橋一生共演、「るろうに剣心」シリーズ、「3月のライオン」の大友啓史監督のメガホンで映画化。3000万円の借金を残して失踪した兄に代わり、借金返済に追われる一男。借金苦の日常に愛想を尽かした妻は娘とともに家を出てしまった。そんな不幸続きの一男に宝くじ3億円当選という幸運が舞い込む。この大金で借金返済、家族の修復と、一発逆転を夢想するが、ネットで悲惨な人生を送る高額当選者の記事ばかりが飛び込んでくる。不安になった一男は、起業して億万長者となった大学時代の親友・九十九にアドバイスをもらうため、九十九を訪ねるが、酔いつぶれて目が覚めると、九十九は3億円とともに姿を消していた。一男役を佐藤が、九十九役を高橋が演じるほか、藤原竜也、北村一輝、沢尻エリカ、池田エライザらが顔をそろえる。脚本は「ドラゴンクエスト」シリーズの開発などで知られる渡部辰城。
ネット上の声
- お金というものを問う映画。必要以上のお金は人を狂わせる、その時どう...
- 理想ファンタジー風に、もし宝くじが当たったら…?
- 佐藤健さんの主演作品で初めてのハズレかも
- とても深い。納得のストーリー。傑作です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督大友啓史
- 主演佐藤健
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「舟を編む」で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が、「フレフレ少女」以来8年ぶりに手がけた監督作品。事故で相方を失った漫才師と残された者たちの再生を、ユーモアを交えながら描く。人気上昇中の漫才コンビ「エミアビ」の海野が同乗者の雛子とともに自動車事故で死んだ。相方の実道はマネージャーの夏海と雛子の兄である黒沢に会いに行く。数年前までお笑いの世界にいた黒沢は「エミアビ」の先輩であり恩人でもあった。「『エミアビ』の大ファンだった雛子を最期にもう一度笑わせてくれ」という黒沢の要望に、実道はピンネタを披露するが、黒沢からはダメ出しが連発されてしまう。主人公の漫才コンビ「エミアビ」実道役を森岡龍、海野役を前野朋哉がそれぞれ演じ、新井浩文、黒木華、山地まりらが脇を固める。
ネット上の声
- 期待したのに残念、何の余韻も残らない
- なんだかんだで結構面白かった。
- さよおなら、そして、たらいま。
- エミ、アビセテシマウ
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督渡辺謙作
- 主演森岡龍
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小林政広監督が、「春との旅」「日本の悲劇」に続いて仲代達矢を三度、主演に迎えて描いた作品。役者として半世紀以上のキャリアを積み、かつては大スターとして映画や舞台で活躍した桑畑兆吉。認知症の疑いがある兆吉は、家族に裏切られ、遺書を書かされた挙句、高級老人ホームへと送り込まれる。ある日、その施設から脱走した兆吉は、シルクのパジャマ姿にコートをはおり、スーツケースをひきずり、あてもなく海辺をさまよううちに、娘の伸子と突然の再会を果たす。伸子は兆吉が妻とは別の女に産ませた子だったが、そんな伸子が私生児を産み、それを許せなかった兆吉は、伸子を家から追い出した過去があった。兆吉は再会した伸子に「リア王」の娘であるコーディーリアの幻影を見る。仲代が主人公の兆吉を演じ、共演陣には黒木華、原田美枝子、小林薫、阿部寛と豪華実力派が顔を揃える。
ネット上の声
- 【小林政広監督が現況下の世に問いた作品。仲代達矢の、老人性アルツハイマーに罹患しつつも、過去の演者としての栄光に縋る男の姿が印象的な作品である。】
- かつての名優が認知症になり、老人ホームから脱走して海辺を彷徨う…
- 映像がなくても成立している演劇的作品、もはやラジオドラマ(笑)
- いいですよ、映画館でこの舞台的映画を体感してほしい
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督小林政広
- 主演仲代達矢
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北鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」。夏目漱石の直筆と推察される署名入りの「それから」を持ち込んだ五浦大輔(野村周平)は、持ち主である亡き祖母の秘密を解き明かした店主・篠川栞子(黒木華)の推理力に驚く。その後栞子を手伝うことになった大輔は、彼女が所有する太宰治の「晩年」の希少本が、「人間失格」の主人公と同じ「大庭葉蔵」を名乗る人物に狙われていることを知る。
ネット上の声
- 過去と現在☆いつの時代でも真実はひとつ
- 知見に溢れてそうな映画だけど期待外れ
- 意外にも主役は五浦絹子(夏帆)だった
- 皆スッキリしたのかなあ・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督三島有紀子
- 主演黒木華
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「かもめ食堂」「めがね」の小林聡美主演によるアンソロジードラマ。東京を舞台に、女優トウコの小さな逃避行と人々とのほのかな交流を描く。撮影現場から逃げ出した女優トウコは、コンビニで出会った見ず知らずの男ナガノの車に乗せてもらう。ある映画館では、以前一緒に仕事をしたことのあるキクチに声をかけられ、人気のない動物園では、浪人生活が続き落ち込んでいるヤスコに思わず声をかける。共演は加瀬亮、黒木華、原田知世。監督は「マザーウォーター」の松本佳奈と新鋭・中村佳代。
ネット上の声
- 淡々薄々・・・睡魔に抵抗する気も失せる。
- 創るほどに粗悪品になっていくのはなぜ?
- どうしていつも観に行っちゃうのかなぁ
- すいません。こういう邦画は大嫌いです
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督松本佳奈
- 主演小林聡美
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「生きてるものはいないのか」の石井岳龍監督が、改名前の石井聰亙として活躍していた頃から企画を温めていたオリジナル作品。選ばれた女性の体に咲き、新薬開発のために高値で取り引きされる「シャニダールの花」の成長をケアする特殊施設を舞台に、植物学者と新人アシスタントが、花の提供者と触れ合いながら生命の根源を見つめ直していく姿を描く。シャニダール研究所に勤める植物学者の大瀧とセラピストの響子は、シャニダールの花の成長に誘われるかのように、次第にひかれあっていく。しかし、花を採取する際に提供者の女性が死亡する事件が連続して発生。大瀧は研究所に不信感を抱きはじめ……。主演は「ヘルタースケルター」「るろうに剣心」など話題作が相次ぐ綾野剛と、「東京オアシス」「舟を編む」の黒木華。
ネット上の声
- その一輪は、感情の象徴か、滅亡の序曲か。
- ミステリアスな色気が漂う、愛の物語
- んなあほな~の “ごっこ” 映画。
- 世界観はいいんじゃないかなぁ……
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督石井岳龍
- 主演綾野剛
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「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描く。とある都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていた。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹ミライだった。ミライに導かれ、時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていく。これがアニメ声優初挑戦の上白石萌歌がくんちゃん、細田作品は3度目となる黒木華がミライの声を担当。両親役に星野源、麻生久美子、祖父母役に宮崎美子、役所広司。2018年・第71回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されたほか、第76回ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど海外で高い評価を獲得。アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第46回アニー賞では、日本人監督として初めて長編インディペンデント作品賞を受賞。第91回アカデミー賞でも、日本作品としてはスタジオジブリ作品以外で初めて、長編アニメーション賞にノミネートされた。
ネット上の声
- 昨日、山下達郎のコンサートに行って、いまだその興奮が冷めやらず、だから、これを観
- だって散らかして食べる方がおいしいんだもん
- 賛否が分かれる作品です。説明しにくいな。
- 細田監督の作品は大好きですが、これは残念
アニメ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督細田守
- 主演上白石萌歌
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時代劇
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演黒木華
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ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督草野翔吾
- 主演黒木華