戦後のポーランド、喪失感を抱える老婦人と若き青年の出会いが、静かな日常に波紋を広げる感動の物語。
舞台は第二次世界大戦後のポーランド。著名な医師の妻マルタは、ワルシャワ蜂起で二人の息子を失った深い悲しみを抱え、静かな田舎町で暮らす日々。そんな彼女の前に、亡き息子たちを彷彿とさせる純朴な青年ボグシが現れる。彼の若さと生命力に触れるうち、マルタの凍てついた心は少しずつ溶け始める。しかし、世代も境遇も違う二人の交流は、周囲の憶測を呼び、やがて予期せぬ運命へと導かれていく。巨匠アンジェイ・ワイダが描く、愛と喪失、そして再生への微かな希望。
ネット上の声
- ポーランドを代表する女優クリスティナ・ヤンダの独白、撮影風景そして物語と3部がう
- またしても死は、挨拶なしでぶっきらぼうに、突然現れ口笛を吹いて去っていく
- 溺れた人には人工呼吸か心臓マッサージですよね…
- 映画の構成のおもしろさと風景の美しさが秀
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国ポーランド
- 時間87分
- 監督アンジェイ・ワイダ
- 主演クリスティナ・ヤンダ