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「私立探偵濱マイク」シリーズで知られる林海象監督が1986年に手がけた長編デビュー作で、昭和30年代頃の浅草を舞台にモノクロ&サイレントで描いた探偵ドラマ。大正7年。日本初の女優主演映画といわれる帰山教正監督作「生の輝き」よりも前に、女優・月島桜が主演した「永遠の謎」という映画があった。しかし同作は警視庁の検閲によって妨害され、ラストシーンが撮影されないまま映画史から姿を消した。時は流れ、昭和初期の東京。私立探偵・魚塚甚のもとに、月島桜と名乗る老婆から、誘拐された娘・桔梗を探して欲しいとの依頼が舞い込む。調査を進めるうち、魚塚はこの事件がまるでドラマのように出来すぎていることに気づく。佐野史郎の映画初出演&主演作。2020年12月、東京・ユーロスペースほかにて、デジタルリマスター版でリバイバル公開。
ネット上の声
- 公開時の和田誠が描いたポスターの方をよく憶えている林海象のデビュー作
- 昭和初期をアナログに再現していた昭和末期
- 夢のような映画の世界で眠ってしまいたい
- 浅草という、うさんくさいラビリンス
探偵
- 製作年1986年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督林海象
- 主演佳村萌
-
1945年8月、待避壕(敵の砲弾などを避けるために掘った穴)もしくは生物研究所で暮らしていた昭和天皇ヒロヒト(イッセー尾形)は、自分を神と崇める側近たちに孤独を覚えていた。唯一の安らぎは生物標本を眺める時だけで、戦争終結に苦悩する天皇は日本が焦土と化す悪夢にうなされる。そして、連合国占領軍総司令官マッカーサー(ロバート・ドーソン)との会談の日が訪れる。
ネット上の声
- 富田メモ「それが私の心だ」が理解できます
- しょせんロシア人 あっ、そう。
- アメリカ兵たちは彼をチャーリーと呼んだ
- 映画的「虚構美」の追求として評価
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国ロシア,イタリア,フランス,スイス
- 時間115分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演イッセー尾形
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横浜黄金町を舞台に永瀬正敏演じる探偵・濱マイクの活躍を描き、2002年にはテレビドラマシリーズ化もされた、林海象監督による娯楽活劇「私立探偵濱マイク」3部作シリーズ第1弾。
横浜黄金町にある老舗映画館・横浜日劇の2階に探偵事務所を構える濱マイク。今回の依頼は、幼い頃に両親に捨てられ、兄弟2人で育ってきた台湾人の友人・楊の兄の行方を捜すことだった。妹と2人っきりで育ったマイクにとって、楊の境遇は他人事とは思えなかった。お人好しで正義感あふれるマイクは、相棒の情報屋・星野とともに横浜の町で調査を進めた結果、2人は楊の兄の行方をつきとめる。しかし、その背景に台湾マフィアと日本に潜伏するアジア系外国人の黒社会との闘争が絡み、マイクの身にも危険が忍び寄る。
相棒の星野役を「ウッチャンナンチャン」の南原清隆が演じるほか、佐野史郎、宍戸錠、塚本晋也らが脇を固める。2023年に濱マイク30周年記念企画として4Kリマスター版が上映。
ネット上の声
- 懐かしい横浜黄金町界隈の風景が観れて嬉しかった
- 懐かしいアナログなお節介野郎
- 話中の『 神希望恋愛 』
- ドラマ版は残念だった。
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督林海象
- 主演永瀬正敏
-
登校拒否の娘と会社を辞めた義父、その間でおろおろする母――一家3人の葛藤と自由な生活を爽やかに描くファンタジック・ホーム・コメディ。大島弓子の同名人気コミック(角川書店・刊)を原作に、「卒業旅行 ニホンから来ました」の金子修介が監督・脚本、撮影は柴崎幸三が担当。雑誌モデルから本作が映画デビューとなった新人・佐伯日菜子がヒロインのスギナをみずみずしく演じた。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第10位、同読者選出日本映画ベストテン第7位。
ネット上の声
- 机の上では学べない大切な事がある。
- 毎日が夏休みって良い響き!
- 佐伯日菜子を初めて観た映画
- なんて爽やかな… (*^。^*)
夏休みが舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督金子修介
- 主演佐野史郎
-
永瀬正敏が主演を務め、横浜黄金町に事務所を構える探偵・濱マイクの活躍を描いて人気を集めた、林海象監督による「私立探偵濱マイク」シリーズ3部作の第2弾。
本業である探偵稼業は冴えない仕事ばかりの日々が続く濱マイク。そんなマイクと妹の茜の兄妹を捨てたストリッパーの母親・リリーが突然、黄金町に戻ってきた。一方、アジア系外国人が中心となっている裏組織「黒狗会」の内部では、黄金町の「川」の利権をめぐるいさかいが巻き起こっていた。しかし、川の利権の裏には黒狗会組長の神野すら手出しすることができない「白い男」という謎の男の存在があった。
永瀬、南原清隆、宍戸錠、佐野史郎、塚本晋也、鰐淵晴子ら前作から出演するキャスト陣に加え、岡田英次、杉本哲太、坂本スミ子らが顔をそろえる。2023年に濱マイク30周年記念企画として4Kリマスター版上映。
ネット上の声
- 横浜日劇のあった大岡川
- 遥かな昭和の階段を
- 横浜発展の歴史を。
- 心の痛みの記憶
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督林海象
- 主演永瀬正敏
-
ネット上の声
- 監督 堤幸彦×音楽 佐野元春のコラボ作品
- 父は親友が死に際に話した、故郷である「福江の鬼岳の地球の裏側にお前と一緒に行きた
- 大好きな佐野元春の音楽にちなんだ(?)映画だ!しかも林遣都が出ているではないか!
- 音楽についてあまり詳しくなくて、beatとか佐野元春さんのこととか初めて知ったけ
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堤幸彦
- 主演林遣都
-
原爆を投下された広島で奇跡的に焼け残った「被爆ピアノ」と、被爆2世の調律師として全国に被爆ピアノの音色を届けている矢川光則さんの実話をもとに、佐野史郎と「AKB48」の武藤十夢のダブル主演で描くオリジナル映画。昭和20年8月6日、広島に原爆が投下され、爆心地から3キロ以内で被爆したピアノは「被爆ピアノ」と呼ばれる。被爆2世である調律師の矢川光則は、持ち主から託された被爆ピアノを修理・調律し、自ら運転するトラックに載せて全国を回り、各地に被爆ピアノの音色を届けていた。一方、東京で生まれ育ち、大学で幼児教育を学んでいる江口菜々子は、被爆ピアノの一台を母・久美子が寄贈していることを知り、被爆ピアノのコンサートに出かける。そこで矢川と知り合い、矢川を通して被爆ピアノや祖母のことを考えるようになった菜々子は、自らのルーツを探っていく。主人公・矢川を佐野、菜々子を武藤が演じる。「レミングスの夏」の五藤利弘監督が、2009年にドキュメンタリー番組の取材で矢川さんと知り合ったことから企画が生まれ、約10年をかけて完成させた。
ネット上の声
- 若い世代が戦争や被爆の記憶に触れる扉となり、響きとなりうる一作
- 爆心地から3キロ以内で焼け残ったのが被爆ピアノ
- 被爆三世である菜々子は祖母のピアノが「被爆ピアノ」として調律師の矢川光則に預けら
- 武藤十夢さんが演じた菜々子は森口瑤子さんが演じた母親と喧嘩しながらも、一緒に実家
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督五藤利弘
- 主演佐野史郎
-
紅葉の古都・京都を舞台に、業を背負いながら堕ちていく男と女の姿を描く。赤江瀑原作『千夜恋草』の映画化で、脚本・監督は「MISTY(1991)」の池田敏春(脚本の竹橋民也は池田のペンネーム)。撮影は田口晴久がそれぞれ担当。
ネット上の声
- たずねこしゆくえも嬉し紫の・・・
- 素晴らしい
- 聞香の世界に迷い込んだ高校生の話だが、ほぼ竹井みどりと従兄弟の佐野史郎、その兄の
- 音楽担当が、僕の好きな吉良知彦さん(zabadak)だったので見に行った
サスペンス
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督池田敏春
- 主演竹井みどり
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督土井裕泰
- 主演松嶋菜々子
-
昭和初期の津軽を舞台に、津軽三味線にとり憑かれた若者達の青春群像を描く。原作・脚本・監督は長部日出雄、撮影は「死霊の罠」の田村正毅がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 津軽じょんからを奏でる三味線弾きの世界を描く、作家長部日出雄の監督デビュー作
- 極めるということは怖いこと
- かなり昔にビデオで見て、大人になってからふと、また観たいなと思って探したが円盤化
- 女をかけて三味線で勝負だ!ってのが何かショボいなぁってなった
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督長部日出雄
- 主演柴田恭兵
-
農村花嫁として日本にやって来たフィリピン女性の眼を通して、アジアの中の日本の現状を描き出す問題作。脚本・監督は新人の田代廣孝。撮影は佐久間公一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 「泣き顔」から教わった大切なこと
- じゃぱゆきさんの時代から
- なんでこのタイトル?と思わせておいて・・
- 田代廣孝の「あふれる熱い涙」は90年代の日本映画の抒情を全身に受け止めた貴重な作
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督田代廣孝
- 主演ルビー・モレノ
-
つげ義春の短編原作を元に「李さん一家」「紅い花」「ゲンセンカン主人」「池袋百点会」4話のエピソードを絡めて描いた作品。
ネット上の声
- つげ作品映画化では一番良い
- 日本昔話風のアニメで観たい
- つげ義春&佐野史郎の調和
- 自然な、つげワールド。
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督石井輝男
- 主演つげ義春
-
人質交渉人(ネゴシエーター)のふたりの男が、人質犯と彼に指名された交渉人という立場で対峙するサスペンス・アクション。「ジャック」のジェームズ・デ・モナコとケヴィン・フォックスのオリジナル脚本を、「セット・イット・オフ」のF・ゲーリー・グレイが監督。製作は「ジャングル・ジョージ」のデイヴィッド・ホーバーマンと「L.A.コンフィデンシャル」のアーノン・ミルチャン、製作総指揮は「チカチーロ」のロバート・ストーンとウェブスター・ストーン、「フラバー」のデイヴィッド・ニックセイ。撮影は「タイタニック」のラッセル・カーペンター、音楽は「チャイニーズ・ボックス」のグレアム・レヴェル、美術は「ブロークン・アロー」のホルガー・グロス、編集は「フェイス/オフ」の、クリスチャン・ワグナー、衣裳はフランシーヌ・ジェイミソン=タンチャック。主演は「スフィア」のサミュエル・L・ジャクソンと「真夜中のサバナ」のケヴィン・スペイシー。共演は「コンタクト」のデイヴィッド・モース、「L.A.コンフィデンシャル」のロン・リフキン、「コップランド」のジョン・スペンサー、「戦火の勇気」のレジーナ・テイラー、そして本作が遺作となった「ブレーキ・ダウン」のJ・T・ウォルシュほか。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督三池崇史
- 主演三上博史
-
都会で生活しながらも軽く時流に乗っていけない若い男女の恋愛模様を描く。マイケル・オコーナー原作「さよならパーティー」の映画化で、脚本・監督は「あしたのジョー(1980)」の福田陽一郎。撮影は「砂の上のロビンソン」の鈴木耕一がそれぞれ担当。
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督福田陽一郎
- 主演南果歩
-
時代劇
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督酒井信行
- 主演佐野史郎
-
孤高の漫画家・つげ忠男の殺気溢れる作品群を原作に、独特の官能的表現で描く一風変わったラヴ・ストーリー。監督・脚色は「ゲンセンカン主人」の石井輝男。主演は「釣りバカ日誌S」の加勢大周。共演は岡田奈々、佐野史郎、金山一彦ほか。「網走番外地 決闘零下30度」などの“網走番外地”シリーズで知られる吉田輝雄が20年ぶりにスクリーンに復帰したのも話題となった。ビデオは『昭和侠客外伝・無頼平野』のタイトルで発売されている。
ネット上の声
- 当時リアルタイムでは悪趣味ブームの中異常性愛路線が注目されていて、石井輝男再評価
- なんと長谷川待子さんが出演しておられ、吉田輝雄と台詞を交わす場面では、なんだかと
- 任侠映画のスタイルを取りつつも実際は懐かしき昭和の東京へ想いを込めた石井輝男流ノ
- レヴューの人気歌手(岡田奈々)を暴力団幹部(南原宏治)の魔の手から救うべく、一匹
アクション
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督石井輝男
- 主演加勢大周
-
倒産の危機に追い込まれた印刷工場の社長を、金融の裏事情を知り尽くしたホームレスたちが救う金融コメディ。監督は「新・仁義の墓場」の三池崇史。青木雄二による同名小説を基に、「釣りバカ日誌7」の高橋正圀が脚色。撮影を「新・仁義の墓場」の山本英夫が担当している。主演は、「実録・安藤組外伝 餓狼の掟」の哀川翔と「ピカレスク 人間失格」の佐野史郎、「ドッジ GO!GO!」の徳井優。スーパー16ミリからのブローアップ。2002年8月3日より、大阪・難波千日前国際シネマにて先行上映。
ネット上の声
- 三池監督の遊び心が満載です
- さすが『ナニワ金融道』の原作者だけあってとても浪花節をきかした人情味溢れるストー
- 大手スーパーのチラシで生計を立てていた印刷屋の梅本(徳井優)だがそのスーパーが倒
- 鑑賞のきっかけは、ABEMAで無料だったことと、レビューが19!(これで20?)
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督三池崇史
- 主演哀川翔
-
謎めいた大学教授と、猟奇殺人事件の犯人を追う女刑事との葛藤を軸に、ミステリアスな物語を描くサイコ・サスペンス。「天使のはらわた 赤い淫画」「魔性の香り」に続いて三作目のコンビとなる監督・池田敏春、脚本・石井隆作品で、石井作品では馴染みの深い村木、名美といったキャラクターが新たな色彩で登場。撮影は「くれないものがたり」の田口晴久が担当。スーパー16ミリ。
ネット上の声
- 石井隆が脚本担当なので、最終的には「名美と村木」のやるせない愛の物語に回収されて
- 佐野史郎、女装してウィッグ外したからグラムロックみたいになっちゃったの面白だった
- なんとも歪な映画なのだが『死霊の罠』と人魚伝説』を繫ぐ池田敏春ユニバースのミッシ
- 男と女の感情にしか興味がない石井隆の投げっぱなしのシナリオを、あくまでサイコサス
ホラー
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督池田敏春
- 主演佐野史郎
-
ネット上の声
- インターネットシネマの先駆け
- 探偵事務所5” 探偵522 「失楽園」
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督林海象
- 主演宍戸錠
-
ネット上の声
- 佐野史郎第1回監督作品。
- 佐野史郎、初監督作品
- 中年の同窓会
青春
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督佐野史郎
- 主演佐野史郎
-
時代劇
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督酒井信行
- 主演佐野史郎
-
ある少女の嗜好品と、その裏に隠された幼年期の記憶の呪縛を描く短篇コメディ。監督・撮影は、「ヴァージン・ホームレス」の山田広野。『山田広野~その華麗なる世界~』の中で公開された。DV作品。ビデオプロジェクターによる上映。
ネット上の声
- 草場の陰で……
- やはり、映画「秋刀魚の味」の方が、味があって良い。テレビドラマ版の...
- やはり、映画「秋刀魚の味」の方が、味があって良い。テレビドラマ版の...
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演宇津井健
-
人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を映画化。母親と4人の父親と奇妙な同居生活をおくる高校生の由紀夫が事件に巻き込まれてしまい、愛する息子を救うため、4人の父が奮闘する姿を描く。性格も個性もバラバラな父親と呼ぶべき人物が4人もいる高校生の由紀夫は、4人から受ける愛情に煩わしさも感じていた。クラスメイトの多恵子には「父親たち全員に似ている」と言われ、複雑な思いを抱いたある日、由紀夫は賭博場で鞄の盗難事件を目撃。そのことがきっかけで、一家はとんでもない事件に巻き込まれていく。伊坂原作の「アヒルと鴨のコインロッカー」「重力ピエロ」にも出演した岡田将生が由紀夫役を演じる。4人の父親役は佐野史郎、河原雅彦、村上淳、宮川大輔。
ネット上の声
- ―行け!プリズナー!電線を伝って監獄の外に!
- 小説の映画化には反対だけどメリットもある
- キャッチコピーが大げさすぎ。残念な作品!
- 濃い父キャラたちの見事なコンビネーション
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督藤井道人
- 主演岡田将生
-
芸人、ミュージシャン、俳優とマルチな才能で存在感を発揮するマキタスポーツと、「愛の渦」「海を感じる時」「紙の月」など映画作品に引く手あまたの池松壮亮が主演し、街の利権をめぐる偽装誘拐事件に巻き込まれてしまった中年サラリーマンと不良高校生の逃避行を描いた。元バンドマンで今はしがない中年サラリーマンの伊藤博と、警察官の父親への屈折した思いを抱く不良高校生・黒田甲賀。伊藤はあるテレビ番組を見たことをきっかけに、怪しげな男がコンビニ前に止めた車を思いきって強奪。その様子に何かを感じた甲賀は伊藤を追いかけ、捕まえるが、そこで2人は車の後部座席にあった段ボール箱の中に、ひとりの赤ん坊を見つける。その赤ん坊は街の再開発に反対する政治家・大隈泰三の子どもで、大隈の立候補を阻止したい市長の指示で、ヤクザが偽装誘拐を企てていたことがわかる。このままでは自分たちが誘拐犯にされてしまうと気付いた伊藤と甲賀は、警察もあてにならない状況の中、自力で大隈のもとに赤ん坊を届けようとする。
ネット上の声
- 脚本・カメラ不充分ながら池松壮亮好演
- 初めて観たけど、素晴らしい映画だった
- "自分が正しいことをする"
- 評価すべき
TVドラマ、 ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督月川翔
- 主演マキタスポーツ
-
決められた条件内で刑事が主人公の短編を競作する短編オムニバス「刑事(でか)まつり」シリーズ第4弾。今回は「主人公は刑事」「完成尺は10分を1秒でも超えてはいけない」「本編中に最低でも5回ギャグを入れる」という従来の条件に、「映画監督をキャスティングする」という新ルールを追加。大森南朋、田中要次、津田寛治ら8人の俳優が監督を務め、監督たちが役者として出演している。
コメディ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督大森南朋
- 主演光石研
-
日本映画監督協会創立70周年を記念し、150名以上もの監督たちがキャスト・スタッフとして集結した“監督劇”。1970年に改正された現行の著作権法では、映画の著作権者は監督ではなく製作者にあるとされている。時代劇、再現ドラマ、インタビューなど様々な手法を交え、法によって奪われた監督の著作権を取り戻そうと訴える。出演は大島渚、山田洋次ら名だたる巨匠たちの他に、小泉今日子、原田芳雄、佐野史郎ら。
ネット上の声
- 宇崎竜童のラップに苦笑い
- 名作のワンシーンを新たに3人の監督が撮ってみたら?という企画が面白かった
- 教育番組的に分かりやすく、映画の権利問題の歴史が分かる一本
- 錚々たる監督が演技する側にまわるとどうなるか
ドキュメンタリー
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督伊藤俊也
- 主演小泉今日子
-
殺し屋稼家に疲れた男が、死ぬための部屋を探して不動産屋の女係員と共に巡り歩いていく姿を描く、「自転車吐息」(90・16ミリ)の園子温による初の35ミリ劇場用長編作品。全編三十足たらずのシーンを、粗い粒子のモノクロ画面、延々続く長回し、囁くようなセリフ口調、ドラム音のみの音楽で描いている。その独特の斬新なスタイルが評判となり、ベルリン、香港などの映画祭でも招待上映された。
ネット上の声
- その確信犯的静寂に拍手。
- 白と黒の「部屋」
- 是非ご賞味を!
- 単なる自主映画
ファンタジー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督園子温
- 主演麿赤兒
-
悪夢のような“危なさ”をオムニバス形式で三者三様に描く。第一話の脚本は「凌辱!制服処女」の阪本順治、監督は「犬死にせしもの」の井筒和幸、撮影は「SO WHAT」の篠田昇。第二話の脚本・監督は「スウィートホーム」の黒沢清、共同脚本は「DOOR」の及川中、撮影は「ゴンドラ」の瓜生敏彦。第三話の脚本は武井法政、監督は「DOOR」の高橋伴明、撮影は「爆裂都市 バースト・シティ」の笠松則通がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ATGの末期ディレクターズ・カンパニーの3監督が、それぞれ現代社会に潜む「危うさ
- 「山形スクリーム」との関連性。
- 笑って緊張して、ふふーん
- おもしろくなかった。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督井筒和幸
- 主演竹中直人
-
兄であるつげ義春の影響で漫画を描き始め、断続的に作品を発表している孤高の漫画家・つげ忠男の作品を、同氏の長年のファンである「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督が実写映画化。偶然に男女の争いに巻き込まれ衝動的に殺人を犯しまう老人たち、花見で偶然に出会った男女が殺し合いにまで発展してしまう様子を凝視する初老の男、バス事故に運命を翻弄される被害者遺族たちなど、つげの作品集「成り行き」「つげ忠男のシュールレアリズム」収録の4編に加え、瀬々監督によるオリジナルストーリーから構成。5つのエピソードを1つの大きな物語として再構成した、つげ忠男ワールドが展開する。「ゲンセンカン主人」でつげ義春役を、「無頼平野」ではつげ忠男役を演じた佐野史郎が、再び忠男役を演じ、柄本明、足立正生、山田真歩、三浦誠己、町田マリー、栁俊太郎、中田絢千、川瀬陽太らが脇を固める。
ネット上の声
- 『観念』ではいかんねん?
- 『観念』ではいかんねん?
- まさにシュール
- まさにシュール
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督瀬々敬久
- 主演佐野史郎
-
「私立探偵 濱マイク」シリーズの林海象が監督・脚本を手がけ、盟友・永瀬正敏を主演に迎えて7年ぶりに発表した長編映画。2015~17年に製作した「BOLT」「LIFE」「GOOD YEAR」の3つのエピソードで構成。日本のある場所で大地震が発生した。その振動で原子力発電所のボルトが緩み、圧力制御タンクの配管から冷却水が漏れ始めた。高放射能冷却水を止めるため、男は仲間たちと共に命懸けでボルトを締めに向かう。この任務をきっかけに、彼の人生は大きく変わっていく。佐藤浩市が声の出演。現代美術家ヤノベケンジが香川県高松市美術館内に制作した近未来的なデザインの巨大セットで撮影された。
ネット上の声
- 正直今ひとつ入りこめない
- 宇宙空間のよう
- 【”東京オリンピックの議論も必要だが、その前に”未だ終わっていない事”があるだろう!”と言う激しい怒りを静謐で、哀しきトーンで描いた連作。】
- "通信が途絶えた、今
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督林海象
- 主演永瀬正敏
-
監禁する男と監禁される少女の倒錯した愛を、毎回様々なシチュエーションで描くエロティック・サスペンス・シリーズ「完全なる飼育」の第6弾。中年男に監禁される少女がいる家に殺人を犯した青年が逃げ込み、三者の間で奇妙な愛憎が交錯する。ヒロインを演じるのは、映画初出演となる伊東美華。不気味な監禁男役に佐野史郎。監禁された家に逃げ込む男に大沢樹生。「水のないプール」「寝盗られ宗介」の若松孝二が、7年ぶりにメガホンを振るったことでも話題を呼んだ。
ネット上の声
- シリーズ6作目、毎回蓋を開けてみないと分からないのが飼育の性
- 去年の夏か秋くらいに飛ばし飛ばしで見た
- 佐野史郎の演技がたまらなかった
- ホストが年配の女性客から依頼された夫殺しを実行したものの、その現場を他人に目撃さ
サスペンス
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督若松孝二
- 主演大沢樹生
-
プロデューサーで女優の杉野希妃が製作、主演を務め、これが長編デビュー作となる和島香太郎監督とともに企画したオリジナル作品。少年愛者の女性教師の姿を通し、人間の欲望や、その欲望に抗う孤独な姿を描いた。恋人がいながらも、自分を慕う女生徒と関係を持つ女子高教師のサラは、ある日、幼い頃に離別した父親の充が暴行事件に巻き込まれたという報せを受け、父の自宅を訪れる。するとそこには、充と性的な関係を持つ少年・望人が監禁されていた。望人の存在が発覚することを恐れた父の頼みで、サラは望人をかくまうことになるが、望人と触れ合うことで、自身の内にも父と同じ少年愛者の血が流れていることを自覚する。望人に欲情し、犯してしまったサラは、恋人とも別れ、望人との共同生活を続ける。歪んだ関係でありながらも、望人もサラと心を通わせていくが、時ととにも望人は成長し、少年ではなくなっていく。
ネット上の声
- 韓国の女優さんかと思いました。
- すべて曖昧で中途半端なまま
- ラストまで、むむー
- 歌なげーよ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督和島香太郎
- 主演杉野希妃
-
架空の国を舞台に、若い女剣士の活躍を描くSFアクション。監督は「LOVE SONG」の佐藤信介。小池一夫と上村一夫による同名コミックを基に、佐藤監督と「東京★ざんすっ/「優しさ」の國」の国井桂が共同で脚本を執筆。撮影監督に「LOVE SONG」の河津太郎があたっている。主演は、映画初出演の釈由美子と「陰陽師」の伊藤英明。
ネット上の声
- アクション剣術好きなら見て損はない
- 「釈由美子の殺陣と疾走する列車」
- 白雪姫のパロディーじゃないよ(^^;)
- 釈由美子ファンになった作品!
アクション
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督佐藤信介
- 主演釈由美子
-
グローアップしたHIDEKIがさらに大暴れするスプラッター・ムービーのシリーズ第2弾。脚本・監督は「cfガール」の橋本以蔵。共同脚本に小中千昭。撮影は藤石治がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 『パーフェクト・ブルー』ヒデキver.
- 傑作続編。
- 猟奇的連続殺人事件が世間を賑わせるなか、寂れた映画館で黙々と映写技師として働く女
- 女優陣は熱演しているし、クライマックスのバトルも印象的ではあるのだが、『死霊の罠
ホラー
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督橋本以蔵
- 主演中島唱子
-
管理化された学校や社会に反発する少年たちの姿を描く青春映画第2弾。宗田理原作『ぼくらの秘密探検隊』の映画化で、脚本・監督は本作がデビューとなる米UCLA出身の山崎博子。共同脚本は稲葉一広。撮影は「さよなら、こんにちわ」の鈴木耕一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 「夏の思い出日記」で映画を作られては困る
- なぜ、そこまで酷評!?
- 宮沢りえさんの『ぼくらの七日間戦争』は好きで何十回も観てるのだが、このパート2は
- 宗田理による小説「ぼくら」シリーズの第10作『ぼくらの秘島探検隊』を山崎博子監督
沖縄、 青春
- 製作年1991年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督山崎博子
- 主演具志堅ティナ
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アーティスティックな側面の強い、静止画を主体とした映像コンテンツ「画ニメ」の一環として制作された作品。俳優の佐野史郎が監督を務めた本作は、彼と同じく山陰出身の写真家・植田正治氏が戦前戦後にかけて撮影した作品をモンタージュ素材に用い、こちらも山陰とは縁の深い作家・小泉八雲の言葉を組み合わせて制作された。
アニメ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間36分
- 監督佐野史郎
- 主演佐野史郎
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時代劇
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督酒井信行
- 主演佐野史郎
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サスペンス
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督池澤辰也
- 主演水谷豊
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- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督林海象
- 主演佐野史郎
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ネット上の声
- 探偵ものなのだが、見てみると「探偵事務所5」のシリーズだったとわかる
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督林海象
- 主演柏原収史
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サスペンス
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督宮坂武志
- 主演さとう珠緒
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サスペンス
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督宮坂武志
- 主演さとう珠緒
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ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岡本弘
- 主演市原悦子
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サスペンス
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督---
- 主演佐野史郎
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劇団燐光群の伊勢谷能宣が主演を務め、ドキュメンタリー作家の田中千世子が初の長編映画に挑戦した青春ドラマ。舞台俳優の伊勢谷は、パリを舞台にした「前夜」の通し稽古を進めていた。その一方で日本的なものにも憧れを持っていた伊勢谷は、能の先生が話していた三輪山へと向かう。そこで “日本浪漫派”を研究している女性に出会い、伊勢谷はより日本浪漫に興味を持つようになる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督田中千世子
- 主演伊勢谷能宣