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1912年、処女航海へと出発した豪華客船タイタニック号。その船上で、上流階級の令嬢ローズと、自由な魂を持つ貧しい画家ジャックは運命的に出会う。政略結婚を強いられ、偽りの人生に絶望していたローズは、ジャックの奔放な生き方に強く惹かれていく。身分の違いを乗り越え、二人は激しい恋に落ちるが、その行く手にはローズの傲慢な婚約者や社会の障壁が立ちはだかる。そして、航海の途中、タイタニック号は巨大な氷山に衝突。沈みゆく船という極限状況の中、二人の愛は永遠を誓うが、過酷な運命が彼らを待ち受けていた。映画史に残る、壮絶な愛の物語。
ネット上の声
- 生まれる前の映画だけど、ずっと映画館で観たかった!夢が叶って最高。3Dの迫力もすごくて、完全に物語に没入しちゃった。
- 何回観ても泣ける。映画館の大きなスクリーンで観ると感動もひとしお。
- これぞ不朽の名作。
- 3Dは思ったより普通かな?でも大画面で観る価値は絶対ある。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ
- 時間195分
- 監督ジェームズ・キャメロン
- 主演レオナルド・ディカプリオ
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2018年、タイの洞窟に閉じ込められた13人。全世界が固唾を飲んだ、前代未聞の救出作戦の全貌に迫る緊迫のドキュメンタリー。
2018年6月、タイ北部。地元のサッカーチームに所属する12人の少年とコーチが、豪雨による増水でタムルアン洞窟の奥深くに閉じ込められる。出口は完全に水没し、絶体絶命の状況。救出のため、タイ海軍特殊部隊に加え、世界中から洞窟ダイビングの専門家たちが集結。しかし、洞窟内部は視界ゼロの濁流が渦巻く危険な迷路。酸素は減り続け、時間との過酷な戦いが始まる。誰もが不可能だと思った前代未聞の救出計画は、いかにして実行されたのか。当事者たちの証言と未公開の映像で明らかになる、息詰まる18日間の真実。
ネット上の声
- 映画版の「13人の命」が良かったので鑑賞。実際の映像が持つ緊迫感はやっぱりすごい。ダイバーたちの勇気と冷静さにただただ頭が下がります。
- ドキュメンタリーとして最高傑作だと思う。
- ニュースで知ってはいたけど、救出の難易度が想像を絶してた。すごい。
- 息をするのも忘れるくらい見入ってしまった。救助に関わった全ての人を尊敬します。
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ
- 主演---
-
長崎・五島列島で7人の子を育てるうどん屋の大家族。日々の暮らしに奮闘する父親「トラさん」の姿を追った感動のドキュメンタリー。
舞台は自然豊かな長崎県・五島列島。ここで製麺所とセルフのうどん屋を営む犬塚虎夫さん、通称「トラさん」。彼は妻と共に、4男3女、7人の子供たちを育てる大家族の主。朝早くから麺を打ち、店を開け、子供たちの世話をする多忙な毎日。子供たちの成長、進学、そして家族の絆。決して楽ではない生活の中で、笑顔を絶やさず懸命に生きる家族の1年間の記録。そこにある、かけがえのない日常の輝き。
ネット上の声
- 大家族の22年間、すごい。子供たちの成長を見守る親の気持ちになって、涙なしでは見られなかった。家族の愛ってこれだよね。
- 22年間も追い続けた監督の執念がすごい。ただの家族の記録じゃなくて、一つの壮大な物語になってる。
- トラさんの生き様、不器用だけど愛情深くてグッときた。自分も頑張ろうって思える映画。
- 五島の景色がめっちゃ綺麗だった!
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督大浦勝
- 主演---
-
ネット上の声
- 大学の授業で鑑賞しました。慰安婦問題って言葉だけは知ってたけど、宋神道さんという一人の女性の壮絶な人生と闘いを知って、胸が締め付けられました。彼女の言葉の力強さにただただ圧倒されます。
- 歴史の捏造。見る価値なし。
- とにかくパワフル。宋さんのユーモアと強さに何度も泣かされた。オレの心は負けてない、まさにその通りの映画。
- 普段は商業映画ばっかりだけど、こういう作品もちゃんと見ないといけないなと思った。色々考えさせられます。
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督安海龍
- 主演---
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台湾初の民選総統、李登輝。その哲学と人生観に迫る、貴重な対話で構成されたドキュメンタリー。
台湾の民主化を成し遂げた男、李登輝元総統。92歳にしてなお、その眼は未来を見据える。本作は、彼の人生の軌跡を辿りながら、その思想の核心に迫る対話篇。日本統治時代に受けた教育、「武士道精神」への深い理解、そして台湾人としてのアイデンティティの確立。政治家として、思想家として、彼が何を考え、何を成し遂げようとしたのか。現代日本への鋭い問いかけと、未来へのメッセージ。歴史の激流を生き抜いた「哲人王」の言葉が、今を生きる我々の心に響く。
ネット上の声
- 李登輝元総統の思想や人柄に深く感動しました。今の日本に本当に必要なメッセージが詰まっていて、自然と涙が…。
- 学校の授業でみんなで見るべき映画だと思う!
- 台湾がどうして親日国なのか、その背景がよく理解できました。もっと多くの人に知ってほしい歴史ですね。
- 日本人なら必見。
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督園田映人
- 主演桃果
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障害者VS健常者。リングの上では誰もが平等。東京の地下で20年続く、過激なプロレス団体の真実。
東京の片隅で20年間続く、障害者プロレス団体「ドッグレッグス」。ここでは、身体や精神に障害を持つ者たちが、健常者レスラーと本気でぶつかり合う。絶対王者として君臨する脳性麻痺のサンボ慎太郎。彼に「障害を売り物にするな」と噛み付く、引きこもりのライバル、アンチテーゼ・北島。リングの上で剥き出しになる彼らのプライド、怒り、そして生き様。社会のタブーに挑み、己の存在証明を叫ぶ男たちの、痛々しくも美しい魂の記録。
ネット上の声
- 障害者という固定観念をぶっ壊してくる超絶大傑作
- 37セガンスを観て、思い出した
- あなたはDOGLEGSをみましたか?
- どうじょうは、いらない。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本,アメリカ
- 時間89分
- 監督ヒース・カズンズ
- 主演---
-
11歳の少女が交わした、ある「約束」。その約束が、彼女の人生と家族の運命を大きく揺るがす。
アメリカの小さな町に住む11歳の少女、パティ。彼女はある日、親友と固い「約束」を交わす。それは、誰にも明かせない、二人だけの秘密。しかし、その純粋な約束が、やがて彼女の家族や周囲の人々を巻き込む大きな事件へと発展。嘘と真実の間で揺れ動くパティの心。少女の小さな肩にのしかかる、あまりにも重い決断の時。
ネット上の声
- 遠くてうまく考えられない問題だけど
- 世界を変えるための約束
- イスラエルにルーツをもつ監督が、イスラエルとパレスチナそれぞれの子どもたちを撮り
- 「世界を変えるための約束」
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ジャスティン・シャピロ
- 主演---
-
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国カナダ
- 時間---分
- 監督レッジ・ハーケマ
- 主演デイヴ・フォーリー
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4人の女性ダンサーが織りなす、反復とズレが生み出すミニマルでパワフルなコンテンポラリーダンスの金字塔。
1980年代ベルギー、廃墟のような学校が舞台。4人の女性ダンサーによる、日常的な仕草から生まれる単純な動きの反復。次第に生じる微細なズレと感情の爆発。椅子に座り、床に寝そべり、壁にもたれかかる。抑制されたエネルギーが、やがてシンクロした激しい動きへと昇華していく様。言葉なくして語られる、女性たちの内なる葛藤と解放の物語。観る者の身体感覚を揺さぶる、革新的なダンスパフォーマンスの記録。
ネット上の声
- ダンスの静と動が素晴らしく、自然光と校舎の中で女の子たちが動き回り、ガラス越しに
- 言葉ほど全身で生きていないのもあって、透明になってここに理解や共感をするのはなか
- 静謐さと余白と差異と調和と秩序の選び方、最小単位としての私、媚びるためのものでは
- ベルギーではコンサートばかり行っていたけど、こういうのにも手を伸ばせば良かった…
ドキュメンタリー
- 製作年1997年
- 製作国ベルギー
- 時間57分
- 監督ティエリー・ドゥ・メイ
- 主演アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
-
映画とは何か?巨匠ゴダールが映像と音のコラージュで紡ぐ、20世紀史と交錯する映画そのものの壮大な物語詩。
映画誕生から100年。その歴史を、単なる年表ではなく、無数の映画の断片、絵画、音楽、そして引用された言葉で再構成する試み。映画が如何に20世紀の戦争や歴史的事件を記録し、また見過ごしてきたか。ハリウッドの栄光と影、女優たちの神話、そしてドキュメンタリーの力。ゴダール自身の声によるナレーションが、観る者を思索の旅へと誘う。これは歴史の解説ではない。映像によって思考する、唯一無二の映画体験。映画を愛するすべての人に捧げられた、深遠なる映像エッセイ。
ネット上の声
- 1998年、ゴダールが10年の歳月をかけて作り上げたという大作
- で、なにがしたいか分かった?そろそろ・・
- 陰謀としての映画史
- ゴダールマラソン
ドキュメンタリー
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間268分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジュリー・デルピー
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巨匠になりすました男が逮捕される。虚構と現実が交錯する、イラン映画史に輝く衝撃のドキュメンタリードラマ。
1989年、イランのテヘラン。映画を愛する失業中の男、ホセイン・サブジアン。彼はバスで出会った女性に、自身を著名な映画監督モフセン・マフマルバフだと偽る。その言葉を信じた一家に招き入れられ、新作映画の主役に抜擢すると約束。しかし、彼の嘘は次第に露見し、詐欺罪で逮捕されてしまう。本作は、この実際に起きた事件の当事者たちが本人役で出演し、事件を再現。なぜ彼は嘘をついたのか。裁判を通して浮き彫りになる、彼の映画への純粋な憧れと社会的疎外感。
ネット上の声
- 高評価イラン作品 (★平均4.1 メディア購入視聴)
- 血も涙もない悪魔演出。 最悪で最高!
- 虚と実の境目を失くす、驚くべき映画
- 今まで1000本以上映画をみたけど
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間90分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ホセイン・サブジアン
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長岡の花火に秘められた戦争の記憶と平和への祈り。一人の女性記者が辿る、時空を超えた魂の物語。
東京から来た女性記者、遠藤玲子。彼女の目的は、新潟県長岡市の名物「長岡まつり大花火大会」の取材。しかし、その旅は単なる取材では終わらない。不思議な人々と出会い、長岡が経験した戦争の悲劇、そしてそこからの復興の歴史を追体験。太平洋戦争末期の空襲、中越地震からの復興。夜空を彩る壮大な花火に込められた、慰霊と平和への切なる願い。玲子は時空を超えた旅の果てに、一つの真実と向き合う。
ネット上の声
- 観れば観るほど味が出る日本人必見の物凄い映画
- ひとり大林宣彦監督映画祭
- まだ間に合いますか?
- みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。
花火が印象的、 ヒューマンドラマ、 ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督大林宣彦
- 主演松雪泰子
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フランスのセザール賞ほか数々の賞に輝き、第81回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたイスラエル映画。2006年のある夜、旧友に呼び出された映画監督のアリは、26匹のどう猛な犬に追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従軍した82年のレバノン侵攻の後遺症ではないかと疑う。しかし自分に当時の記憶が全くないことに気付いたアリは、その謎を解こうとかつての戦友たちを訪ねるが……。監督のアリ・フォルマンの実体験に基づいて製作されたアニメーションの意欲作。
ネット上の声
- アニメ映像は「ナチと同じことをした」当事者が描いたゲルニカのよう
- アニメーションによって伝わる違った感覚
- 重く、ずっしりと、静かに心に降りつもる
- 失っていた先の現実とよみがえった事実
アニメ、 ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国イスラエル,フランス,ドイツ,アメリカ
- 時間90分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演アリ・フォルマン
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第二次大戦前夜、669人の子供を救った英国人。50年の沈黙を破り明かされる、知られざる英雄の実話。
1938年、ナチス・ドイツの脅威が迫るチェコスロバキア。休暇でプラハを訪れた英国の若き株式仲買人ニコラス・ウィントンは、難民キャンプの悲惨な状況を目の当たりにする。彼は危険を顧みず、ユダヤ人の子供たちをイギリスへ避難させる計画を独力で開始。ビザの発給、里親探し、資金集めと、次々と立ちはだかる困難。戦争勃発までのわずかな時間で、彼は一体何人の命を救うことができたのか。そして、半世紀もの間、誰にも語られることのなかったこの偉業が、ある日偶然、世界に知られることになる。感動的な再会と証言で綴る、真実の物語。
ネット上の声
- 名札を下げ駅に独り、迎え待つ子供達の姿
- これが、ほぼ個人事業だとは驚き
- これが、ほぼ個人事業だとは驚き
- 子ども達、そして親にとっても
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国チェコ,スロバキア
- 時間101分
- 監督マテイ・ミナーチュ
- 主演ニコラス・ウィントン
-
フランスの畑や街角で、捨てられたモノを拾う人々。現代の「落穂拾い」たちの姿を追うドキュメンタリー。
フランスの田園地帯からパリの街角まで。映画監督アニエス・ヴァルダが、ミレーの名画に描かれた「落穂拾い」をテーマに、現代に生きる「拾う人々」を追う旅。収穫後の畑に残されたジャガイモ、市場で廃棄される野菜や果物、都会のゴミ箱に捨てられたパン。それらを拾い集めて生きる人々の姿を、小型デジタルカメラで温かく見つめる。彼らはなぜ拾うのか。それは貧困か、節約か、それとも確固たる哲学か。大量消費社会への静かな抵抗と、捨てられたモノの中に価値を見出す人々の創造性。拾うという行為から見えてくる、人間のたくましさと尊厳の記録。
ネット上の声
- フランス人は廃棄物にまで、市場経済を持ち込んだ。さて20年経過した今、彼らは何をいているか?
- 【“現代の落穂拾い”をする人々を追って、彼らの生き方を描くドキュメンタリー作品。食物大量廃棄問題などにも、思考が及ぶ。アニエス・ヴァルダ監督の視点が素晴しい作品である。】
- U-NEXTの今月の配信終了作品だったので急いで観たら、配信終了詐欺でした😂
- アニエス・ヴァルダの<拾う>ことについてのドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間82分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演---
-
ヌーヴェルヴァーグの祖母、アニエス・ヴァルダが自らの人生を辿る。記憶の浜辺で拾い集める、愛と映画の断片。
80歳を迎えた映画監督アニエス・ヴァルダが、自らの足跡を振り返る自伝的ドキュメンタリー。ベルギーで過ごした幼少期、夫ジャック・ドゥミとの愛に満ちた日々、そして数々の映画製作の舞台裏。彼女が「記憶の風景」と呼ぶフランスの浜辺を歩きながら、鏡や小道具を使ったユニークな演出で過去を再現。出会った人々との思い出、創作の喜びと苦悩。一人の女性監督が紡ぎ出す、ユーモアと愛情に溢れた人生の記録。
ネット上の声
- アニエス・ヴァルダが81歳にして自身の半生を描いたセルフ・ドキュメンタリー
- やっぱり大好きだ〜アニエス・ヴァルダ💖
- 動く絵画のようなアニエスの世界!
- たどり着く場所、たどり着ける場所
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演アニエス・ヴァルダ
-
「帰国事業」で北朝鮮へ渡った父と、日本に残った娘。引き裂かれた家族の歴史を辿る、魂のドキュメンタリー。
在日コリアン2世であるヤン・ヨンヒ監督が、自身の父親にカメラを向けた衝撃作。熱心な朝鮮総連の活動家である父は、理想の国家建設を信じ、3人の息子たちを「帰国事業」で北朝鮮へ送った。なぜ父は息子たちを“地上の楽園”へ送ったのか。日本と北朝鮮、二つの祖国の間で揺れ動き、離れ離れになった家族の肖像。父への愛憎、国家と個人の関係性を、娘である監督自身の視点から鋭く、そして深く問いかける。観る者の心を激しく揺さぶる、家族の物語。
ネット上の声
- 【一途に”かの国”を崇め続けた両親と、その姿に違和感を覚える娘。だが。娘は末期の父の想いを理解し”もう一度、家族のいる平壌へ行こう。”と最後に言った。】
- 『スープとイデオロギー』を観て、これも見ていたことを思い出した。
- アボジは済州島出身。故に在日大韓民国人のはずだ。矛盾は続く
- 未知なる祖国 在日一世のアボジと二世の娘
大阪が舞台、 ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督ヤン・ヨンヒ
- 主演---
-
パレスチナの民衆抵抗運動の地・ビリン村に住むイマード・ブルナートが、息子の成長と村人たちのイスラエル軍の政策に対する抵抗運動を記録したドキュメンタリー。2005年、パレスチナのヨルダン川西岸に位置するビリン村では、近くに建設されたユダヤ人入植地の安全保障の確保を名目にフェンス(分離壁)が設けられる。しかし、その目的はビリン村の土地を囲い込むためなのは明白だった。フェンスにより村が分断され、畑にも自由に行かれなくなってしまった村人たちは抵抗運動を始める。村に住むイマードは、同時期に誕生した四男の成長記録を撮ろうとカメラを回し始めるが、それは同時に抵抗運動を続ける村人たちの日常を記録する映像となる。デモを制圧しようとする軍の銃撃などでカメラが壊されるたび、新しいカメラを手に入れ、イマードは計5台のカメラで村の日常を撮り続ける。
ネット上の声
- パレスチナ人とイスラエル人の共作
- ヨルダン川西岸地区をイスラエル軍が非合法的にパレスチナから奪っていく過程を捉えた
- パレスチナのビリン村に住むイマード・ブルナートが、息子の成長と村人たちのイスラエ
- プロミスを見た後にこれを見ると、大人たちの姿になんかちょっと....悲しくなっち
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国パレスチナ,イスラエル,フランス,オランダ
- 時間90分
- 監督イマード・ブルナート
- 主演---
-
天才画家が挑むのは、庭の一本のマルメロの樹。光を捉え、完璧な一枚を描き上げるための、静かで壮絶な闘いの記録。
スペイン、マドリードの秋。高名な画家アントニオ・ロペスは、自宅の庭にあるマルメロの樹を描き始める。実が最も美しく熟し、太陽の光が完璧に降り注ぐ、その一瞬をキャンバスに捉えるために。彼は枝に印をつけ、キャンバスを設置し、ひたすら自然と対峙する。しかし、天気は移ろい、光は変わり、果実は熟しすぎて落ちていく。創作の苦悩と喜び、過ぎ去りゆく時間。芸術家の眼差しを通して見る、世界のありのままの姿。
ネット上の声
- 無常、それが美の創造主
- 文字通り陽光(ひかり)を求める映画
- 予算があれば
- 主人公は実在の画家アントニオ・ロペス・ガルシア…《マドリッド・リアリズム》と呼ば
ドキュメンタリー
- 製作年1992年
- 製作国スペイン
- 時間139分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演アントニオ・ロペス=ガルシア
-
泡沫候補と笑うなかれ。たった一人の男が日本の選挙に本気で挑む、異色のドキュメンタリー。
舞台は現代日本の選挙戦。主人公は、スマイル党総裁マック赤坂。奇抜なコスプレと政見放送でのパフォーマンスで知られる万年候補者。しかし、その破天荒な姿の裏には、政治への熱い情熱と確固たる信念。カメラは彼の選挙活動に密着し、供託金、選挙ポスター、有権者の冷ややかな視線といった数々の壁にぶつかる姿を追う。なぜ彼は、勝ち目のない戦いに挑み続けるのか。その孤独な戦いの果てに見えるものとは。常識を揺さぶる、一人の男の生き様。
ネット上の声
- 深い。面白い。人が本気で生きること、人の強さを考えさせられる良作ドキュメント。
- 権利としての、主張者としての「立候補」
- 幾重もの偶然が重なった奇跡の産物
- 視界が反転した時に見えてくるもの
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督藤岡利充
- 主演マック赤坂
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OLから転身したジャーナリスト・古居みずえが、戦火のパレスチナで女性や子供を対象に撮影したドキュメンタリー。パレスチナの古老たちから、イスラエルの建国によって故郷を奪われたパレスチナ人の体験と暮らしを聞き書きするパレスチナ女性ガーダに焦点を当てている。
ネット上の声
- 報復の連鎖を断ち切りたい!と切に願います。
- 勇気をもらったドキュメンタリー映画
- 人生は入力と出力で出来ている
- 描かれてこなかった一側面
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督古居みずえ
- 主演---
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ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが、アメリカの銃社会に鋭く切り込んだドキュメンタリー。1999年4月20日、コロラド州のコロンバイン高校で2人の少年が銃を乱射し、13人を殺害した末に自らの命を絶った。全米を震撼させたこの事件をきっかけに、ムーア監督はアメリカが抱える銃問題について取材を開始。なぜアメリカで銃犯罪が多発するのか、全米ライフル協会会長の俳優チャールトン・ヘストンへの突撃取材をはじめ、事件や銃に関係する人々にインタビューを行い、アメリカ社会が抱える闇をあぶり出していく。ドキュメンタリー作品としては異例の世界的ヒットを記録し、2003年・第75回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞、2002年・第55回カンヌ国際映画祭で55周年記念特別賞を受賞した。
ネット上の声
- マスシューティングのニュースが多くてずっと気になっていたこと、アメリカはなぜ銃規
- アメリカ社会の抱える矛盾をえぐるドキュメンタリー
- 銃が無い世の中になれば一番良い!!と思う
- 銀行で新規口座を開いたら?をプレゼント!
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国カナダ,アメリカ
- 時間120分
- 監督マイケル・ムーア
- 主演マイケル・ムーア
-
低予算の自主制作で手がけたヒーロー映画「拳銃と目玉焼」がミニシアターで評判を呼び、新宿バルト9ほかシネコンでロードショー公開もされた安田淳一監督が、米作りをテーマに描いたヒューマンドラマ。東京でOLとして働いていたヒカリのもとに、故郷の京都から父の訃報が届く。幼い頃に母を亡くし、仕事に明け暮れていた父とはぎこちない関係のまま育ったヒカリだったが、葬儀のために故郷へ戻る。そこでヒカリは、父が年老いた農家の人々に頼られ、広大な田んぼの耕作を引き受けていたことを知る。ヒカリは父が残した田んぼを引き継ぐことを決意し、様々な人に助けられながら米作りに奮闘。その仕事を通して、亡き父の思いを少しずつ理解していく。
ネット上の声
- 400万円の低予算でここまでできちゃうの??
- 400万円の低予算でここまでできちゃうの??
- 監督も悪戦苦闘して農業に?
- お米作りに込められた想い
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督安田淳一
- 主演沙倉ゆうの
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結婚76年、98歳の夫と89歳の妻。韓国の山村で寄り添い生きる老夫婦の、愛と別れを映した感動のドキュメンタリー。
韓国の小さな村。お揃いの韓服を着て、手を取り合って歩く98歳のチョ・ビョンマンおじいさんと89歳のカン・ゲヨルおばあさん。結婚から76年、二人はいつも一緒。春には花を摘み、夏には川で水遊び、秋には落ち葉を掃き、冬には雪合戦。子供のように無邪気に笑い合う日々の記録。しかし、愛しい夫の身体は少しずつ弱っていく。やがて訪れる、避けられない別れの時。愛する人を見送るということ。二人が紡いだ、美しくも切ない愛の物語。
ネット上の声
- 仲の良い98歳と89歳の夫婦が、夫の最後の日を迎えるまでのドキュメンタリー
- お婆ちゃんの「恋人」が去った後が問題だ。
- あなた、その川は 手を繋いで渡りましょう
- 「嘘」と「やらせ」だと思ったが・・・
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国韓国
- 時間86分
- 監督チン・モヨン
- 主演---
-
平均年齢80歳!ロックを歌うスーパーシニア合唱団「ヤング@ハート」。人生の悲喜こもごもを乗り越え、彼らが魂で叫ぶ、感動のロックドキュメンタリー。
アメリカ、マサチューセッツ州。ここに、平均年齢80歳、最高齢は92歳という驚きのコーラスグループ「ヤング@ハート」が存在する。彼らが歌うのは、賛美歌でもクラシックでもない。ザ・クラッシュ、ソニック・ユースといったロックやパンクの名曲。厳しい指導者のもと、難解な歌詞とリズムに悪戦苦闘しながらも、彼らは歌うことの喜びに満ち溢れている。病気や仲間の死といった厳しい現実。それでもなお、ステージに立ち、魂を込めて歌声を響かせるメンバーたち。7週間にわたるコンサートツアーへの密着。彼らの歌が問いかける、老いと人生の本当の意味。
ネット上の声
- 今まで観たドキュメンタリー映画の中で最高
- おやじバンドが霞むジジバババンド
- 音楽は心の薬〜言霊と音霊のパワー
- 熱願!ヤング@ハート武道館公演!
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国イギリス
- 時間108分
- 監督スティーヴン・ウォーカー
- 主演---
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印象的な動物画で注目を集める自閉症のアーティスト・石村嘉成さんと家族の絆を描いた作品。厳格な自閉症療育を受けて才能を伸ばした嘉成さんと母の愛を描くドラマパートと、嘉成さんの現在を追うドキュメンタリーパートで構成。
愛媛県新居浜市に生まれた石村嘉成さんは、2歳の時に自閉症と診断された。息子の将来を案じる母・有希子さんはさまざまな施設を調べては訪れ、やがてある療育者と出会う。その療育方針は「知識ある愛」をもって、子どもを叱るのではなく、譲らない療育を行き届かせるというもの。それは何も特別なことではなく、親として当たり前の教育を丁寧に施すということでもあった。「その方針は信じられる」と考えた有希子さんは意を決し、険しくも愛に満ちた療育の日々をスタートさせるが……。
ドキュメンタリーパートでは、今は亡き母に導かれるように動物の絵を描き続ける嘉成さんが、キャンバスの中の動物たちに命を吹き込んでいく姿を映しだす。RSK山陽放送でドキュメンタリー番組の取材を通じて嘉成さんと出会った担当ディレクターの三好聡浩と若手ディレクターの平松咲季が監督を務めた。
ネット上の声
- 努力の結実と絵画の素晴らしさに感動
- 決して特異ではない特別な物語
- 自閉症の画家の療育記録
- 母は強いものですね
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督三好聡浩
- 主演石村嘉成
-
「ある職場」の舩橋淳監督が、受刑者の採用を支援する実在の就職情報誌の活動をモチーフに、前科を持つ人々の社会復帰に横たわる問題を描いた社会派ドラマ。
受刑者向け就職情報誌「CHANGE」の編集チームは、出所者の就職斡旋と更生支援のため日々奔走している。ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中は中華料理屋に就職するが、短気な性格が災いしてトラブル続き。女子児童へのわいせつ行為で2年服役した元教師の三隅は、就職後すぐに消息を断ってしまう。社会復帰にもがき苦しむ元受刑者たちを目の当たりにした編集チームは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台「ツミビト」の上演初日を迎えるが……。
キャスト・スタッフには「ある職場」のメンバーが再結集し、台本をあえて用意せず撮影現場で俳優と演技を煮詰めていく演出手法でリアルに描き出す。
ネット上の声
- 「罪を犯した人間は人種が違う」
- あらすじᝰ✍🏻 ̖́-
- 舞台という社会
- 誰も取り上げたことのない社会問題をテーマに、誰もやったことのない方法で作った映画という貴重さだけで、注目を集めている映画でした。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督舩橋淳
- 主演辻井拓
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殺処分ゼロを目指して。命の現場で奮闘する人々と、犬たちの絆を描く感動のドキュメンタリー。
現代の日本。テレビディレクターの久野かなみは、ある取材をきっかけに動物保護の世界へ。そこには、飼い主から捨てられ、殺処分の運命を待つ犬や猫たちの姿。彼女は、一匹でも多くの命を救おうと奔走するボランティア団体や専門家たちの活動に密着。保護された犬たちが新しい家族と出会い、名前をつけられるその日まで。命の尊さと、人間と動物の共生を問いかける、涙と希望の記録。
ネット上の声
- 小林聡美さんが出演している映画は大好きなので何回も観ているものが多いけれど、こち
- 辛い現状を覚悟を決めて見てみようと思った
- その日は命を預かり責任を持つ日だと心得よ
- もう、いのちをお金で買うのやめましょう
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田あかね
- 主演小林聡美
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天才か、狂人か。躁鬱病に苦しみながら音楽を紡いだ孤高のアーティストの魂の記録。
カート・コバーンも愛した伝説のシンガーソングライター、ダニエル・ジョンストン。彼の自宅に眠る膨大なカセットテープや映像が、その半生を浮き彫りにする。純粋な愛を歌う天使のような才能と、悪魔の存在に苛まれる狂気。壮絶な躁鬱病との闘いの中で生み出される音楽。彼の創造性の源泉と、その代償とは何か。天才の光と影に迫る衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- 天才って可哀相な人なのかも・・・
- 嫌いだけど、認めなければ、、、
- 天使とダニエルジョンストン
- いろいろ考えさせられた
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ジェフ・フォイヤージーク
- 主演ダニエル・ジョンストン
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新デザイナー就任からわずか8週間。伝説のメゾン、ディオールの威信をかけたコレクションの裏側。
2012年、パリ。ファッション界の頂点に君臨するメゾン「ディオール」。ミニマリズムの旗手として知られるラフ・シモンズが、アーティスティック・ディレクターに就任。彼に与えられた時間は、初のオートクチュール・コレクション発表まで、わずか8週間。伝統の重圧と革新への期待が交錯する中、デザイナーと、彼を支えるお針子たち「プルミエール」との共同作業が始まる。カメラは、デザインの着想からショーの舞台裏まで、通常は固く閉ざされたアトリエの内部に密着。創造の苦悩と歓喜、そしてチームの絆が織りなす、美しきドキュメント。歴史的コレクションが誕生する奇跡の瞬間。
ネット上の声
- 今だに残念!!! ラフシモンズ ディオール
- ラフシモンズとディオールのクチュリエ達
- 僅か1パーセントのひらめきこそが才能。
- こんなにさらけ出しちゃって大丈夫?
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フレデリック・チェン
- 主演ラフ・シモンズ
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言葉はいらない。インドからスペインへ、ロマ民族1000年の旅路を音楽と踊りで綴る魂のドキュメンタリー。
監督トニー・ガトリフが描く、流浪の民「ロマ」の壮大な歴史絵巻。物語はインド・ラジャスタンから始まり、エジプト、トルコ、ルーマニア、ハンガリー、フランス、そしてスペインへと続く。ナレーションや台詞は一切なし。各地の風景に溶け込む彼らの音楽、歌、そして情熱的な踊りのみが、迫害と放浪の歴史、そして生きる喜びと哀しみを力強く物語る。魂を揺さぶる音楽の旅。
ネット上の声
- まったりまったり
- トニー・ガトリフ監督が自身のルーツであるロマをテーマに描く
- 犯罪者チャウセスクがルーマニアを壊したって歌と、イザベラ女王とヒトラーとフランコ
- トニー・ガトリフの映画の中でもこれが一番勢いがあって見やすかった記憶が
ドキュメンタリー
- 製作年1993年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督トニー・ガトリフ
- 主演---
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ベルリンの若者250人が、世界最高峰の楽団とダンスに挑む。音楽が起こす奇跡を描く感動のドキュメンタリー。
ドイツ・ベルリン。世界最高峰のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、前代未聞のプロジェクトを始動。それは、国籍も境遇も様々な250人の子どもたちと、ストラヴィンスキーの「春の祭典」でダンス公演を行うというもの。集まったのは、ダンス未経験で無気力な若者たち。厳しい練習に反発し、衝突を繰り返す日々。しかし、指揮者サイモン・ラトルと振付師の熱意に触れ、彼らの心に変化が芽生え始める。音楽が、ダンスが、固く閉ざされた心を開き、仲間との絆を育んでいく。本番の舞台へ向けた、奇跡の記録。
ネット上の声
- おれは比較的色々なジャンルの音楽を聴く方なんだけど基本的にメタル、パンク系以外は
- 落ちこぼれ生徒のスパルタダンス特訓物語
- 子供たちに観てもらいたい・・・
- 『芸術は贅沢品ではなく必需品だ
ドキュメンタリー
- 製作年2004年
- 製作国ドイツ
- 時間105分
- 監督トマス・グルベ
- 主演サイモン・ラトル
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佐渡島に鳴り響く魂の鼓動。太鼓芸能集団「鼓童」と音楽家が織りなす、自然と一体となる圧巻のセッション。
舞台は、荒々しくも美しい自然が息づく新潟県・佐渡島。世界的な太鼓芸能集団「鼓童」の拠点。そこに音楽家、日野浩志郎が訪れ、前代未聞のセッションが始まる。物語ではない。これは、全身で浴びる映像体験。鍛え上げられた肉体から放たれる鼓童の圧倒的な響きと、日野の生み出す電子音が交錯。風の音、波のしぶき、大地の揺らぎ。全てが一体となり、観る者の魂を根源から揺さぶる。スクリーンから放たれる音圧と映像美に、ただただ戦慄するのみ。音楽の原始的な衝動の記録。
ネット上の声
- 素晴らしいロケーションに響き渡る太鼓サウンド!
- 実は最後の演目でウトウトしたけど監督が「眠くならない?自分も映画館で寝るの気持ち
- 余計な説明は一切なく、ひたすらに音の波をあびる
- 豊田利晃監督の作品を劇場で観たかったので鑑賞
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督豊田利晃
- 主演鼓童
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アイルランドの風光明媚な地で、夢と恋に悩む若きヴァイオリニストが本当の自分を探す感動の物語。
ニューヨークで音楽家を目指すヴァイオリニストのフィンリー。しかし、名門音楽院のオーディションに失敗し、夢を見失ってしまう。失意の中、亡き兄が遺したスケッチブックを手に、アイルランドの海辺の町へ留学。そこで彼女が出会ったのは、世界的人気を誇る映画スターのベケット。全く違う世界に住む二人だが、互いに惹かれ合っていく。アイルランドの雄大な自然と温かい人々、そしてベケットとの出会いが、固く閉ざされたフィンリーの心を少しずつ溶かしていく。果たして彼女は、自分だけの音色を見つけ出すことができるのか。兄が遺した想いと、新たな恋の行方。
ネット上の声
- 高速道路をドライブしてるとき、もしも山と山の間にある知らないこの町で生まれ育って
- 実の親ではなくとも愛情もらって金銭にも困らず豊かに暮らせるならそっちのが良いかも
- 知るという権利はあるはずだから、こういった研究者がいるのはすごく意義のあることだ
- 最近ドキュメンタリー熱があるんだけど、ドキュメンタリーを観ることで自分の生きてる
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間98分
- 監督アマンダ・リピッツ
- 主演---
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1974年にニューヨークで結成され、世界を魅了した伝説的パンクバンド「ラモーンズ」の歴史を網羅したドキュメンタリー。バンドの関係者や過去在籍した全メンバーの証言を得て、それまであまり語れることのなかったメンバー間の確執や脱退、そして死など、ラモーンズの歴史の光と影を明らかにした。マンハッタンにかつて存在したクラブで、ニューヨークパンクの聖地と言われるCBGBで行われた初期のライブ映像など、貴重な映像も交えながら、96年に解散するまでのラモーンズ22年間の歴史を総括する。2003年に製作され、日本では04年に劇場初公開。それから10周年を記念した14年に、35mmフィルムでリバイバル上映。
ネット上の声
- 高校時代に出会って以来、ずっと愛聴し続けているラモーンズ
- コロナ自粛でヒマヒマ…仕事しながらの再鑑賞~🎸
- ↓↑エイトビート↑↓
- ♪いつも心に音楽を~原点~♪
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ジム・フィールズ
- 主演ラモーンズ
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1960年代ブロンクス。実直な父とカリスマ的なマフィア、二人の男に生き方を学ぶ少年の物語。
舞台は1960年代、ニューヨークのブロンクス。バス運転手の父ロレンツォの教えを守る少年カロジェロ。ある日、彼は街を牛耳るマフィアのボス、ソニーが起こした殺人事件を目撃。しかし、警察に口を割らなかったことでソニーに気に入られ、裏社会へと足を踏み入れることに。実直な父の愛と、危険だが魅力的なソニーからの教え。二つの価値観の狭間で揺れ動くカロジェロが、人生を左右する大きな選択を迫られる、ひと夏の成長譚。
ネット上の声
- 公民権法が成立した後でも、黒人差別は熾烈を極めたことが分かる
- くしゃみをして "お大事に" と言ってくれる女こそ理想の相手‼️
- 息子さんを持つ(持ちたい)、全ての方に。
- 暇すぎてフィルムマークスプレミアムに加入
ヒューマンドラマ、 ドキュメンタリー
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督ロバート・デ・ニーロ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
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Amazon Prime Videoで2022年12月30日から配信。
ネット上の声
- 退役軍人とアニマルセラピー
- アマゾンのジャングルの中で動物保護に奔走する二人の若者と野生の血を取り戻していく
- この映画見るとジャングル生活いいなって思うけど、多分想像以上にしんどいというきも
- 21:32の、逆光に照らされて光る小さな猫キアヌのふにゃふにゃの毛と赤い鼻、紺色
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督メリッサ・レッシュ
- 主演---
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伝説的アングラ漫画家ロバート・クラム。その狂気と才能の源泉を、彼の歪んだ家族を通して抉り出す衝撃のドキュメンタリー。
1990年代アメリカ。過激で猥雑な作風でカルト的人気を誇るアンダーグラウンド漫画家、ロバート・クラム。彼の創作の源泉はどこにあるのか。カメラは、彼の兄チャールズと弟マクソン、精神を病み社会から隔絶された二人の兄弟の元へ。そこには、驚くべき才能と狂気が同居する、歪んだ家族の肖像。アートとは何か、天才と狂人の境界線とは何かを問いかける、観る者の心を激しく揺さぶるドキュメンタリー。彼の作品に込められた、逃れられない宿命の記録。
ネット上の声
- テリー・ツワイゴフ監督作品
- 頑固一徹なMR. NATURALの復讐劇
- 良質ドキュメンタリー
- この映画を見た方は是非
ドキュメンタリー
- 製作年1994年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督テリー・ツワイゴフ
- 主演ロバート・クラム
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女性が対峙する内面世界や孤独・暴力などを題材に、1980年代初頭より独自の美学で映画制作を続けてきたニナ・メンケス監督が、映画というメディアがいかに「男性のまなざし」に満ちているかを解き明かしたドキュメンタリー。
フェミニストの映画理論家たちが長年にわたって探求し続けてきた「Male Gaze=男性のまなざし」の問題。現在に至るまでの映画がいかに「男性のまなざし」にあふれているか、そしてその表現が我々の実生活に及ぼしてきた影響を、アルフレッド・ヒッチコックからマーティン・スコセッシ、クエンティン・タランティーノといった監督たちの作品、さらに2020年代の作品まで、大量の映画のクリップを使用しながら考察していく。
俳優のロザンナ・アークエット、映画監督のキャサリン・ハードウィックらが出演。2024年5月開催の特集上映企画「ニナ・メンケスの世界」上映作品。
ネット上の声
- 映画ファンは本当に見た方がいいと思います
- 単なる消費者では観測しにくいシネマトグラフィーの観点から論じられていてハッとした
- 前半は映画の作りの解説で、「サブジェクト」と「オブジェクト」の関係やカメラの動き
- 諸々の映像技術は、女性の身体を性の道具として抽象化し、家父長制に基づく男性中心主
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国アメリカ
- 時間107分
- 監督ニナ・メンケス
- 主演リアノン・アーロンズ
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パンクとアイルランド音楽を融合させた伝説のバンド「ザ・ポーグス」。そのフロントマン、シェイン・マガウアンの破天荒な人生の記録。
アイルランド移民としてロンドンで育ったシェイン・マガウアン。彼はパンクの洗礼を受け、伝統音楽とパンクを融合させたバンド「ザ・ポーグス」を結成。その詩的な歌詞と過激なパフォーマンスで、世界的な名声の獲得。しかし、その裏側にはアルコールとドラッグに溺れる壮絶な日々。貴重なアーカイブ映像と本人へのインタビューで、彼の創造性の源泉と破滅的な衝動の正体に迫る。天才か、厄介者か。一人の男の栄光と挫折の物語。
ネット上の声
- 20年前と比べると歯が治った酔いどれ男。
- Refreshingly Interesting regardless of Music Taste
- シェインへの愛に溢れてる
- 音楽好きには良い映画。クリスマス記念上映かな?
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ,イギリス,イギリス
- 時間130分
- 監督ジュリアン・テンプル
- 主演シェイン・マガウアン
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伝説のラッパー、2PAC。彼自身の言葉で語られる、25年の短くも激しい人生の真実。
1996年、凶弾に倒れたヒップホップ界の伝説、トゥパック・シャクール。本作は、彼の未公開インタビューやプライベート映像、詩や日記を繋ぎ合わせ、2PAC自身のナレーションでその生涯を辿るドキュメンタリー。貧困と差別の中での幼少期、ブラックパンサー党員の母からの影響、そして音楽との出会い。スターダムを駆け上がりながらも、彼が社会に投げかけたかったメッセージとは何か。詩人、俳優、そして革命家。彼の魂の叫びが、今、蘇る。
ネット上の声
- ゲットーから這い上がり、名声と運命を懸けて闘った2パックことトゥパック・シャクー
- 2pac本人が出演するドキュメンタリーということで鑑賞…辛い内容なのは承知の上で
- ほぼ本人のインタビューや当時の映像もりもりなので、2パックが好きな人には見応えが
- まさかの2PAC本人によるナレーションだが、しゃべり自体もラップ染みててめちゃく
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督ローレン・ラジン
- 主演トゥパック・シャクール
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ソ連崩壊後のロシア、希望なき街で生きる兄妹の過酷な運命。衝撃的なリアリズムで描く、魂の彷徨。
ソビエト連邦崩壊直後のロシア。希望が見えない地方都市で、両親に捨てられた兄妹、ワーロジャとワーリャ。兄は妹を守るため、そして生きるために、盗みや暴力に手を染めていく。純真だった妹もまた、過酷な現実に心を蝕まれていく。凍てつくような灰色の世界で、二人は互いだけを頼りに、ただひたすら明日を求めて彷徨う。しかし、社会の底辺で生きる彼らを待ち受けるのは、容赦のない暴力と裏切りの連鎖。ドキュメンタリーのようなリアリズムで描かれる、魂の叫び。その先に待つ衝撃の運命。
ネット上の声
- 祝・カネフスキー作品再上映!その2
- 現実というのはこうも現実的なのか。
- インタビュアーの軽口には呆れるようなところもあるけれど、歴史的な資料として残して
- カンヌ映画祭受賞を初めとして世界的に絶賛された「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで
ドキュメンタリー
- 製作年1993年
- 製作国ロシア,フランス
- 時間84分
- 監督ヴィターリー・カネフスキー
- 主演パーヴェル・ナザーロフ
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世界中で大ベストセラーを記録したノンフィクション文学『死のクレバス アンデス氷壁の遭難』を、英国ドキュメンタリー映画界でもっとも注目される監督ケヴィン・マクドナルドによって映像化。英国では、公開されるや「ボウリング・フォー・コロンバイン」を抜いてドキュメンタリー部門歴代興行収入1位の記録を塗り替えた。本物に迫る映像を追求するために、大部分の撮影を実際の事故現場であるアンデス山脈で行い、当時の状況を完全なまでに復元した。アンデスの過酷な雪山で、ザイルに繋がれたまま遭難した2人の登山家の生還劇を当事者たちのインタビューを交えて描く。
ネット上の声
- 登山モノの実話を、本人たちへのインタビューと再現ドラマを交えて描く形式
- 九死に一生を得る為に友を裏切れますか?
- 九死に一生を得る為に友を裏切れますか?
- 登山って過酷で奥深い!登山マニア必観!
雪山で遭難する、 登山、 冬に見たくなる、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 実話、 ヒューマンドラマ、 ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国イギリス
- 時間107分
- 監督ケヴィン・マクドナルド
- 主演ジョー・シンプソン[原作]
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山形県の小さな村を舞台に、稲作に生きる人々の営みと記憶を1000年の時間軸で捉えた、壮大なドキュメンタリー。
舞台は、山形県の山深くにある牧野村。監督とスタッフはこの地に住み込み、稲作を中心に村人たちの生活を記録。夏の猛暑、冷害との戦い、そして収穫の喜び。カメラは、ただ農作業を追うだけでなく、村の古老たちが語る昔話や土地の記憶、世代を超えて受け継がれる知恵を丹念に拾い上げる。近代化の波が押し寄せる中、自然と共に生きる人々の姿。それは、一千年の時を刻む日時計のような、壮大な生命の物語。
ネット上の声
- さて、次なる劇場は閉館決定した名古屋シネマテークさんです
- 道祖神のエピソードでどっかんどっかん大爆笑
- 字幕がないと聞き取れない方言で不思議な体験を喋り倒すおじいちゃんおばあちゃんたち
- 山形県牧野村に、スタッフが13年暮らし、稲の成長や、民話伝承を研究し、ドラマ仕立
ドキュメンタリー
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間222分
- 監督小川紳介
- 主演土方巽
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ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国フィリピン
- 時間---分
- 監督ローマン・ペリッツ
- 主演アンジェリ・カン
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2003年、イラク戦争下のバグダッド。爆撃の恐怖と日常の狭間で懸命に生きる子供たちの姿を追うドキュメンタリー。
2003年3月、イラク戦争開戦。ジャーナリスト綿井健陽は、戦火のバグダッドに暮らす人々の日常にカメラを向けた。本作の主役は、戦争という非日常を生きる子供たち。爆撃の轟音におびえながらも、路地裏で遊び、家族と笑い合う彼らの無垢な瞳。しかし、戦争は容赦なく彼らのささやかな幸せを奪っていく。空爆で傷ついた少女、家族を失った少年。これは、遠い国の出来事ではない。戦火の中で必死に生きる「リトルバーズ(小さな鳥たち)」の魂の記録。
ネット上の声
- テロへの戦いを声高に叫ぶ政治家どもへ
- イラクの現実、戦争の現実があります。
- 戦争はとても怖いです
- 衝撃的で悲しい
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督綿井健陽
- 主演---
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ルーマニアの首都ブカレストの郊外で、親が不在でもたくましく生きる3人の姉弟の日常を追ったドキュメンタリー。ルーマニアで暮らす10歳のトトは、2人の姉と3人で暮らしている。母親は麻薬売買で刑務所に収監中の身、父親の顔は知らない。保護者のいない3人が暮らすアパートは不良たちのたまり場となっており、トトが眠っているとなりで、男たちが腕や首筋に注射針を刺すのが日常の光景だ。やがて、17歳の姉アナもドラッグに手を染めて警察に捕まってしまう。なんとか生活を立て直そうとする14歳の姉アンドレア、ヒップホップダンスと出会うトト、幼い姉弟たちは未来を切り拓こうとする。監督はドキュメンタリー作品を数多く手がけるルーマニア生まれのドイツ人映画監督アレクサンダー・ナナウ。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティション部門上映作品(映画祭上映時タイトル「トトと二人の姉」)。
ネット上の声
- 支援する側が励まされるような映画
- ●作品なのか、メッセージなのか。想像力が試される。
- 不安や怒りが押し寄せてくるスピードが早い環境において、一度ハマった快楽から抜け出
- どうしたらこのような映像が撮れるのか、ドキュメンタリーとは何かを考えさせてくれた
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国ルーマニア
- 時間93分
- 監督アレクサンダー・ナナウ
- 主演---
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華やかなファッション業界の裏側、その服のために誰が本当の代償を払っているのか。ファストファッションの真実を暴く衝撃作。
きらびやかなランウェイから、発展途上国の劣悪な縫製工場へ。一枚のTシャツの価格の裏に隠された、驚くべき物語。本作は、私たちが日々消費する「ファストファッション」がもたらす環境破壊と人権問題を鋭く告発。大量生産・大量消費のサイクルが地球と人々に与える深刻な影響。デザイナー、工場労働者、環境活動家たちの証言から浮かび上がる、ファッション業界の歪んだ構造。服を選ぶという日常の行為の意味を、根本から問い直すドキュメンタリー。
ネット上の声
- コントロールされる消費社会
- いつまで続くんでしょう…?
- 私たちにできること
- ファストファッション、問題だ。持続可能性ファッション、まだ問題だ。経済改革と人間教育がいい。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督アンドリュー・モーガン
- 主演---
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ビートルズやプレスリーを超えるNo.1ヒットを放った、モータウンサウンドの影の立役者たち。その知られざる伝説に迫る音楽ドキュメンタリー。
1960年代、デトロイト。スティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・ロスらをスターダムに押し上げたモータウン・レコード。その心臓部には「ザ・ファンク・ブラザーズ」と呼ばれる無名のスタジオミュージシャン集団がいた。彼らが作り出したヒット曲は数知れず。しかし、その名はレコードに刻まれることはなかった。本作は、数十年ぶりに再会した存命メンバーの証言と、現代のアーティストとの圧巻のライブセッションで構成。歴史の影に埋もれた天才たちの功績に光を当て、彼らが音楽史に果たした役割を明らかにする。
ネット上の声
- ◎ 今まで日の目を見なかったミシガン州デトロイト発祥のレコードレーベル:モータウ
- 音楽好きは必見!そうでない人もぜひ一度。
- ギリギリ間に合ったと言えるかどうか微妙
- 豪華キャストで、モータウン
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ポール・ジャストマン
- 主演ファンク・ブラザース
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天才監督ヴェルナー・ヘルツォークが語る、狂気の俳優クラウス・キンスキーとの愛憎渦巻く15年間。
映画史に刻まれる狂気の俳優、クラウス・キンスキー。そして、彼と5本の傑作を生み出した天才監督、ヴェルナー・ヘルツォーク。これは、監督自らが語る、二人の壮絶な関係の記録。撮影現場での罵り合い、殺意さえ抱いた衝突、そして奇跡的な創造の瞬間。友情と憎悪、尊敬と軽蔑が入り混じる、常軌を逸したパートナーシップの真実。二人の天才が魂を削り合った、創造の現場への招待。
ネット上の声
- ヘルツォーク&キンスキー
- まるで夫婦のよう
- 今は亡きキンスキーの怪優ぶりを回顧する内容のはずが監督でキンスキーとは何本も組ん
- キンスキーへの憎しみと愛情
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国ドイツ,イギリス
- 時間95分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演クラウス・キンスキー