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全30作品。黒澤明監督が制作した映画ランキング

  1. 1

    乱
    • A
    • 4.30
    巨匠・黒澤明が構想10年・製作費26億円をかけて完成させたライフワーク的作品で、シェイクスピアの悲劇「リア王」をベースに毛利元就の「3本の矢」の故事などを取り入れながら、裏切りと憎しみの中で殺し合う人々の姿を壮大なスケールで活写した戦国時代劇。70歳を迎えた猛将・一文字秀虎は、家督を3人の息子に譲ることを決意する。息子たちの団結を信じきって自らは隠居を望む弱気な父に対し、3男の三郎は異を唱えるが、怒った父に追放されてしまう。しかし三郎の予想通り、兄の太郎と次郎は秀虎に反旗を翻し、血で血を洗う骨肉の争いが始まる。ワダ・エミが衣装を担当しアカデミー衣装デザイン賞を受賞。公開から30年を経た2015年に4Kデジタル修復版としてよみがえり、第28回東京国際映画祭「Japan Classics」部門で上映された後、17年4月より劇場公開。

    ネット上の声

    • ストーリーはリア王なので、詳細は省くとして、とにかく画像というか、...
    • 『夢を見ていた…』から物語が動き出すの、黒澤明だ!!って興奮した
    • 骨肉の悲劇~巨匠、執念のライフワーク
    • 大掛かりな哲学的舞台芸術のよう
    時代劇
    • 製作年1985年
    • 製作国日本,フランス
    • 時間162分
    • 監督黒澤明
    • 主演仲代達矢
    • 定額
    • 定額
  2. 七人の侍
    • A
    • 4.24
    数多くの傑出した黒澤監督作品の中でも、特に観客のみならず世界中の映画人に多大な影響を与えた代表作。これ以降「荒野の七人」「宇宙の七人」など、この映画を手本とした作品が多く作られたのは周知の事実。時は戦国時代のとある貧しい農村。農民たちは野盗と化した野武士たちの襲撃を恐れ、おののいていた。そこで村を守るために用心棒を雇うことを決意、食うに窮する七人の侍を探し出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。複数のカメラワークによる迫力ある立ち回りのシーンは見事。

    ネット上の声

    • ・観てる間ずっとあの村にいる人たちと同じ気持ちになってた。終わった...
    • 侍たちよ、永遠なれ!~日本映画最高峰にして伝説的傑作
    • 世界映画史に輝く、黒澤作品最高傑作!
    • 決して色褪せない傑作エンタメ時代劇
    時代劇、 アクション
    • 製作年1954年
    • 製作国日本
    • 時間207分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  3. 赤ひげ
    • A
    • 4.23
    原作は山本周五郎の「赤ひげ診療譚」。江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で医学を学んだ青年保本は、医師見習いとして小石川養生所に住み込む。養生所の貧乏臭さやひげを生やした無骨な所長赤ひげに反発する保本は、養生所の禁を犯して破門されることすら望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさに触れ、また彼を頼る貧乏人に黙々と治療を施すその姿に次第に心を動かされていった……。

    ネット上の声

    • 厚生・文部・法務大臣に「赤ひげ」がいたら
    • 年内でなんとか3000レビューを達成しました
    • 威厳と寛容、そして医師としての謙虚さ
    • 原作山本周五郎小説『赤ひげ診療譚』
    病院(医療モノ)、 医師、 時代劇
    • 製作年1965年
    • 製作国日本
    • 時間185分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  4. 椿三十郎
    • A
    • 4.21
    名作「用心棒」の続編ともいえる作品で、前作では桑畑を名乗った三十郎が椿三十郎として活躍。キャラクターとしてはより人間味が増し、ユーモアと知略を駆使し、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍をその凄腕で助けていく。加山雄三をはじめとした血気にはやる若侍たちをうまく制御し、敵方の用心棒仲代達矢と知恵比べをしつつ、有名なラストの決闘シーンへと物語は導かれていく。

    ネット上の声

    • やっぱ、三船・黒沢コンビこそ最強でしょ!
    • 今見ても充分通じるのではないだろうか。
    • ハン・ソロの原型は「椿三十郎」だわ!
    • うわ!完璧!娯楽時代劇の真髄!!
    時代劇
    • 製作年1962年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  5. デルス・ウザーラ
    • A
    • 4.21
    シベリアのウスリー地方に暮らす天涯孤独の猟師デルス・ウザーラ。地誌調査のためにウスリー地方に入ったロシアのアルセーニェフ隊は、厳しい自然に直面し窮地に陥ったところをデルスに助けられる。大自然を愛するデルスの生き方にアルセーニェフは感嘆を覚え、次第にふたりは強い友情に結ばれていく。しかし、過ぎ行く年月は残酷な別れを容赦なく突きつける。オール旧ソ連ロケの映し出す大自然は厳しく美しく、役者たちの静かな演技も心を打つ。黒澤監督初の70ミリ作品。

    ネット上の声

    • 20世紀初め、ロシア人探検家アルセーニエフ(ユーリー・サローミン)と先住民族の猟
    • 葬送場面にクロサワソナタの真髄を見た
    • 灰色の鷲は どこを飛んでいるのだろう
    • ロシア人監督には撮れなかった作品
    ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1975年
    • 製作国ソ連
    • 時間161分
    • 監督黒澤明
    • 主演ユーリー・サローミン
  6. 用心棒
    • A
    • 4.20
    二組のやくざが対立するさびれた宿場町。そこへ一人の浪人者がふらりと流れ着く。男はやがて巧みな策略で双方を戦わせ、最後には自らの刀を抜きやくざたちを倒す。町の平和を取り戻した彼は、またいずこへとも知れず去っていく……。時代劇に西部劇の要素を取り入れた痛快娯楽活劇。ピストルにマフラーのニヒルな殺し屋を演じた新鋭・仲代達矢の存在感が光る。64年にはセルジオ・レオーネ監督が本作をもとにマカロニウエスタン「荒野の用心棒」を作り、大ヒットした。

    ネット上の声

    • 痛快娯楽時代劇の真髄!最後まで飽きない!
    • 三船敏郎がもうただただかっこいい、、、
    • 本当に良い映画というのは何年経っても
    • 三船あっての、黒澤作品でしょう。
    時代劇
    • 製作年1961年
    • 製作国日本
    • 時間110分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  7. 天国と地獄
    • A
    • 4.19
    エド・マクベインの原作を得て、黒澤明監督が映画化した全編息づまるサスペンス。製靴会社の専務権藤の息子と間違えられて、運転手の息子が誘拐された。要求された身代金は三千万円。苦悩の末、権藤は運転手のために全財産を投げ出して三千万円を犯人に受け渡し、無事子供を救出する。非凡な知能犯の真の目的とは。鉄橋を利用した現金受け渡しのシーンは秀逸で、実際にこれを模倣した誘拐事件が発生した。また白黒作品であるにもかかわらず、最も重要なシーンで一個所のみ着色を施すなど新たな演出も印象深い。

    ネット上の声

    • スピード感のある展開で一気に話が進んでいき、文句無しに面白い。犯行...
    • ・それぞれの展開が濃すぎて3本ぐらいの映画を一気見したような感じ ...
    • 誘拐事件の現金受け渡しと犯人を追い詰めるスリルある展開。
    • スピルバーグ最高傑作に絶大な影響与えた!
    誘拐、 サスペンス
    • 製作年1963年
    • 製作国日本
    • 時間143分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  8. 生きる
    • A
    • 4.18
    市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。絶望に陥った渡辺は、歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。自分の人生とは一体何だったのか……。渡辺は人間が本当に生きるということの意味を考え始め、そして、初めて真剣に役所の申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった。この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、人間が生きることについての哲学をも示した名作である。

    ネット上の声

    • いま生きているということ。それは、、、、
    • 「渡辺勘治」を通せば見えてくること。
    • 組織で地位を守る為には何もしないこと
    • 時代が変わっても、変わらないもの
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1952年
    • 製作国日本
    • 時間143分
    • 監督黒澤明
    • 主演志村喬
    • 定額
    • レンタル
  9. 隠し砦の三悪人
    • A
    • 4.03
    黒澤監督初のシネスコープ作品。戦国時代、敗軍の大将真壁六郎太が、世継ぎの雪姫と隠し置いた黄金200貫とともに敵陣を突破し、同盟軍の陣内へ逃亡するまでの脱出劇。難関につぐ難関、次々とと襲い来る絶体絶命の危機を間一髪で切り抜けるアイデアの数々は、黒澤ほか三人の脚本家により練り上げられたもの。また、六郎太一行に付き添う狂言回しのごとき百姓コンビが、後に「スターウォーズ」の『C-3PO』、『R2-D2』の原案になった逸話はあまりにも有名。スリルとサスペンスとユーモアにあふれた、痛快娯楽時代劇の傑作巨編。

    ネット上の声

    • あのシーン、エキストラ何人使ってんだ?
    • いろいろな影響を及ぼした、傑作!必見!
    • スターウォーズを思い出してください!
    • 全身全霊をかけるほどの目標があるか!
    時代劇
    • 製作年1958年
    • 製作国日本
    • 時間139分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  10. 影武者
    • A
    • 4.02
    黒澤明監督が「デルス・ウザーラ」以来5年ぶり(日本映画としては「どですかでん」以来10年ぶり)に製作した、戦国スペクタクル巨編。製作総指揮としてフランシス・F・コッポラとジョージ・ルーカスが参加、アメリカでも公開され独創的な様式美と壮麗な合戦絵巻が評判を呼んだ。時は戦国時代、あやうく処刑をまぬがれた盗人が武田信玄の影武者となり、信玄の幻に威圧されながらも敵をあざむいていく。だが男にとって戦国の雄・信玄として生きることはあまりにも過酷だった……。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。

    ネット上の声

    • 影武者目線で描いた武田家の衰退といった感じ🤔
    • 人は城人は石垣人は堀情けは味方仇は敵なり
    • 壮大なテーマが一級のエンターテイメント
    • 敬愛するがゆえに、敢えて黒澤批判します
    時代劇
    • 製作年1980年
    • 製作国日本
    • 時間179分
    • 監督黒澤明
    • 主演仲代達矢
    • 定額
    • レンタル
  11. 悪い奴ほどよく眠る
    • B
    • 3.97
    黒澤プロ設立第1作として監督が選んだテーマは、当時社会問題となっていた政治汚職。汚職事件の隠蔽工作により自殺に追い込まれた男の息子による復讐劇を通して、政界に根深くはびこる腐敗の構造にメスを入れた意欲作。極めて社会性の強いテーマでありながら、スリルとサスペンスを盛り込むことで十二分に娯楽映画として通用する作品。

    ネット上の声

    • ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
    • タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
    • テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
    • 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
    どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1960年
    • 製作国日本
    • 時間150分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
  12. 蜘蛛巣城
    • B
    • 3.94
    シェイクスピアの「マクベス」を日本の戦国時代に置き換え描いた、戦国武将の一大悲劇。謀叛を起こした敵を討ち城主の危機を救った鷲津武時は、帰城途中に出会った老婆から不思議な予言を聞く。その予言通りに大将に任ぜられると、今度は妻にそそのかされて主を殺害、自ら城主の地位に着く。黒澤監督は、欲望に刈られた魂が繰り返す殺戮と狂気を、能の様式美に乗せて見事に描いていく。三船=マクベスが無数の矢に曝されるラストシーンは圧巻。

    ネット上の声

    • 初めて観る風の映画で、現代にはあまり好まれ難い雰囲気もあるけど話が...
    • もちろん先が読めるけど、食い入ってしまう。 二人の顔がすごく凄い。...
    • 黒澤版「マクベス」、おどろおどろしく見参!
    • シンプルな話に力のある映像で、目が離せない
    時代劇
    • 製作年1957年
    • 製作国日本
    • 時間110分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
  13. 羅生門
    • B
    • 3.94
    世界にクロサワの名を知らしめた歴史的作品。原作は芥川龍之介の短編「藪の中」。平安時代、都にほど近い山中で貴族女性が山賊に襲われ、供回りの侍が殺された。やがて盗賊は捕われ裁判となるが、山賊と貴族女性の言い分は真っ向から対立する。検非違使は巫女の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得ようとする、それもまた二人の言い分とは異なっていた……。豪雨に浮き立つ羅生門の造形美、立ち回りシーンの迫力、生き生きとした役者たちの演技などすべてが印象深い作品。ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、黒澤明の出世作である。米アカデミー協会の全面的バックアップを受け、映像とサウンドを修復した「デジタル完全版」が2008年に公開された。

    ネット上の声

    • 裁判員制度で裁判員に選ばれたらどうしよう
    • 西洋に黒澤明(邦画)が紹介される切っ掛け
    • レビュー200本目にとって置きたかった。
    • 欧米にウケたディスカッション劇の傑作。
    時代劇
    • 製作年1950年
    • 製作国日本
    • 時間88分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
  14. 14

    夢
    • B
    • 3.90
    黒澤明が、自分の見た夢をもとに撮りあげた全8話で構成されるオムニバス作品。黒澤を師と仰ぐスティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが製作に協力し、ワーナー・ブラザースが配給を担当、まさに世界のクロサワならではのスケールの大きな作品。様々な夢に不安と希望を織り交ぜ、文明社会への批判と人間の自然とのかかわりの大切さを説いたこの作品は、黒澤明が一貫して追及してきたヒューマニズムの結晶といえる。ルーカスのILM社よる特撮の他、ハイビジョン・システムでの合成を導入。幻想的な雰囲気の映像と豪華なキャストで話題となった。

    ネット上の声

    • この際無礼を承知で言えば、「めんどくせー夢ばっかり見る爺さんだなあ」である
    • 汚れた空気や水は、人間の心まで汚してしまう
    • 新春なので「夢」を題材にした作品を、、、
    • 子供の頃にみた衝撃は今も忘れない。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1990年
    • 製作国日本,アメリカ
    • 時間121分
    • 監督黒澤明
    • 主演寺尾聰
    • 定額
  15. 酔いどれ天使
    • B
    • 3.69
    戦後の混乱期。ヤミ市を舞台に飲んべえの医者と結核を患う若いやくざとの交流を描いた作品。新人・三船敏郎は痩せこけた頬にギラギラとした眼光を放ち出色の演技を見せ、この1本でスターダムにのし上がった。映像とかけ離れた音楽を配する演出手法は、この作品以降多用されている。戦後の混沌としたエネルギッシュな雰囲気が見事に描かれた本作は、黒澤=三船の黄金コンビ誕生の記念すべき作品である。

    ネット上の声

    • 僕の持っていた予想を大きく超えていた傑作
    • 花の好きなヤクザとあんみつ女子高生。
    • 黒澤作品で私が最も愛する作品
    • 来年は生誕100周年。第3弾
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1948年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督黒澤明
    • 主演志村喬
  16. 野良犬
    • C
    • 3.54
    巨匠・黒澤明監督が初めて本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。暑い夏の日の午後。若い刑事村上は射撃練習を終え、満員のバスに乗り込み帰路につく。しかし、車内でコルト銃を盗まれたことに気づき、慌てて犯人らしき男を追うが結局路地裏で見失う。コルトには実弾が7発。村上の必死の捜索もむなしく、やがてそのコルトを使った強盗事件が起きてしまう。窮地に追い込まれた村上は老練な刑事佐藤の助けを借り、コルトの行方を追うのだった……。真夏の都会を覆う息苦しいほどの灼熱の空気が緊迫感を生み出し、切れ味鋭い演出が目を見張る。

    ネット上の声

    • シムノンのファンだったという黒澤は明らかに当時のハードボイルド刑事ものに触発され
    • 刑事物の古典として意義ある作品。 当時の東京の風景も興味深いです。...
    • 序盤があまりに間延びが多く・・・
    • 昭和24年の東京は熱気溢れていた
    ヒューマンドラマ、 サスペンス
    • 製作年1949年
    • 製作国日本
    • 時間122分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  17. 静かなる決闘
    • C
    • 3.49
    戦争中、当時不治の病といわれた性病“梅毒”を真摯に取り上げたヒューマンドラマ。野戦病院で手術中に梅毒に感染した青年軍医藤崎。彼は復員後も恋人の美佐緒を遠ざけ、誰にも打ち明けることなく一生を病と戦いながら、独身のまま生きる決意をする。軍医として生命を救った兵士から不治の病をうつされるという皮肉に絶望しつつも、医師としてひとり静かに人生と闘っていく姿を描いた良心作。

    ネット上の声

    • 黒澤明監督作品を少しずつ少しずつ、牛歩のペースで開拓中
    • 黒澤明の中では一番重苦しい展開の作品だが
    • 本当に希にみる名作中の名作だと思います
    • 決闘ですか、血闘ですか、血斗ですか。
    医師、 戦争
    • 製作年1949年
    • 製作国日本
    • 時間95分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  18. 生きものの記録
    • C
    • 3.45
    一貫して反戦を訴え続けた黒澤明監督が、原水爆の恐怖を真正面から取り上げた異色のヒューマン・ドラマ。町工場を経営する中島喜一は原水爆の実験に脅威を感じ、地球上で安全な場所は南米しかないと考え、家族にも相談しないで南米への移住を計画。しかし息子たちは父の計画に猛反対し、中島を裁判にかける。次第に孤独に追い込まれていく中島がとった行動は・・・。当時35才の三船敏郎が、メイクによりみごとに70過ぎの老人を熱演。

    ネット上の声

    • いや、「世界のクロサワ」とかほざいてるクセに未だ彼の映画を半分ほどしか観たことの
    • こんな時勢に正気でいられる我々がおかしい
    • 中島老人を”被害妄想”と笑えるのか?
    • 極端すぎるメッセージは伝わらない。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1955年
    • 製作国日本
    • 時間113分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
    • 定額
    • レンタル
  19. どですかでん
    • C
    • 3.26
    山本周五郎の小説『季節のない街』を映画化した黒澤明監督初のカラー作品。戦後のスラムを舞台に、電車バカの六ちゃんを取り巻く市井の人々のエピソードが、互いに入り組みながらユーモラスかつ幻想的に展開してゆく。木下惠介、市川崑、小林正樹そして黒澤明という日本を代表する巨匠4人で結成した“四騎の会”の第1回作品。これまでギラギラした人間像を描き続けてきた黒澤監督が、本作では彼本来のやさしさに立ち戻り、市井の人々へ向けて温かいまなざしを投げかけ、見る者の心を和ませる。

    ネット上の声

    • クレヨンを買ってもらった名監督の迷作品!
    • 冒頭から何なんだこれは!!??ブラボー?
    • 今まで見た黒澤映画で一番好きです。
    • 印象的だった、黒よりも黒い闇
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1970年
    • 製作国日本
    • 時間126分
    • 監督黒澤明
    • 主演頭師佳孝
    • 定額
    • レンタル
  20. どん底
    • C
    • 3.20
    ゴーリキーの同名戯曲を、黒澤明監督と小国英雄が翻案。陽の当たらない、江戸の場末の棟割長屋に暮らす人々の人生模様をユーモラスに描いた辛口辛口群像劇。黒澤としては珍しく短期間・低予算で仕上げた作品といわれる。入念なリハーサルを繰り返し、本番では複数カメラで一気に撮り上げた。物語のほとんどが長屋の中で展開されていながら、極限の臨場感と緊張感を見るものに与える複数カメラ演出が光る。

    ネット上の声

    • 圧巻のセットや役者陣、カット割りとかは勿論凄いんやけど…
    • 文学作品のようだと思ったら・・・・
    • どん底とは底辺のことですが……
    • 運なのか・・・それとも・・・
    時代劇
    • 製作年1957年
    • 製作国日本
    • 時間137分
    • 監督黒澤明
    • 主演中村鴈治郎
    • 定額
    • レンタル
  21. 醜聞〈スキャンダル〉
    • C
    • 3.16
    黒澤明が初めて松竹に招かれメガホンを取った作品。脚本は「野良犬(49)」と同じく菊島隆三との共著である。新進気鋭の画家(三船)と美しい声楽家(山口)が偶然出遭ったところを雑誌記者に盗撮される。まったくの醜聞(スキャンダル)に巻き込まれていく二人。物語の舞台はやがて裁判へ……。いたずらに醜聞を追うジャーナリズムを糾弾する一方で、後半は志村喬演じる弁護士の心情・行動が焦点となっていく。

    ネット上の声

    • 今も昔もマスコミって一緒なのかな?
    • 法廷の窓から入ってくる瞬間を見よ!
    • 1950年の、スキャンダラスなお話
    • 黒澤映画の人間臭さと正義感
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1950年
    • 製作国日本
    • 時間104分
    • 監督黒澤明
    • 主演三船敏郎
  22. 素晴らしき日曜日
    • C
    • 3.12
    雨の日曜日、金もなく戦後の焼跡も生々しい街に出かけた若い恋人たち。楽しいはずのデートはことごとく厳しい現実に遭遇し、みじめな気持ちで落ち込むが、次第に明るい夢をとり戻していく。「わが青春に悔なし」に続く黒澤明監督作品。監督の持つ本質的な優しさ、感性の瑞々しさが素直に表現された印象深い作品である。

    ネット上の声

    • 100、200年経っても不滅の映画
    • 平凡なカップルの波乱万丈の日常。
    • ラストはちょっと冗長かな・・・
    • 60年前の或る若者のデート風景。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1947年
    • 製作国日本
    • 時間108分
    • 監督黒澤明
    • 主演沼崎勲
  23. まあだだよ
    • D
    • 3.02
    黒澤明監督が敬愛する随筆家・内田百閒と教え子たちの交流を、ほのぼのとしたタッチで描いた監督83才の遺作となった作品。作家活動に専念するために教師を退職する百閒先生。しかし教え子たちは百閒先生の家を訪れるようになる。先生の家を舞台に、先生と教え子を巡る様々なエピソードが人情味豊かに綴られていく。先生の誕生会での「もういいかい(死んだかい)?」「まあだだよ」との『かくれんぼ』の台詞そのままに、叙情詩のような情景を織りまぜた、黒澤監督得意のヒューマンドラマ。

    ネット上の声

    • 黒澤明監督が最後に遺した作品は、明治男の優しさと日常の平安だった
    • ハリウッドでは描けない日本映画がここに
    • レベルを感じる昨今映画との画作り
    • 黒澤はなんでこの映画を撮ったのか
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国日本
    • 時間134分
    • 監督黒澤明
    • 主演松村達雄
    • 定額
    • レンタル
    • 定額
  24. 24

    白痴

    白痴
    • D
    • 2.78
    黒澤明自身が敬愛するドストエフスキーの名作「白痴」を映画化した美しくも激しい愛憎劇。純真無垢な美しい亀田青年、彼を愛するふたりの女・綾子と妙子、そして妙子を野獣のように愛する無骨な男赤間。4人の間には、神々しいまでの愛と激しい憎悪が燃えあがる。原作に忠実であろうとするあまり、当初前後編4時間25分の長編として完成したが、難色を示した松竹側と黒澤監督が対立。切るならフィルムを縦に切ってしまえと、激怒した逸話は有名。結局現在観ることのできるのは大幅にカットされた166分バージョンのみである。

    ネット上の声

    • 本当に美しい人間を描こうとした『白痴』
    • 狂ってるとしか思えないスゴさ
    • 主人公は白痴じゃない・・・
    • ややつながりが悪いが…
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国日本
    • 時間166分
    • 監督黒澤明
    • 主演原節子
    • 定額
    • レンタル
    • 定額
  25. 虎の尾を踏む男達
    • E
    • 2.53
    能の「安宅」とその歌舞伎化の「勧進帳」を原案に、源頼朝から終われる身となった義経と弁慶一行の“安宅の関越え”を描く。黒澤は義経一行7人に付き添う軽妙な強力(ごうりき)を新たに配し、よく知られたこの話を、実にに軽快なコメディとして映像化した。大河内伝次郎演じる堂々の弁慶とエノケンのおしゃべりな強力、この対比の妙がこの映画を非凡なものにしている。息詰まる関所での問答とその後の晴れやかでいて物哀しいエピローグ。緩急自在の演出が堪能できる実に中身の濃い中編。

    ネット上の声

    • ・エノケンのしゃべり方、杉村春子みたいですごく達者〜 ・ラストいいなぁ
    • 日米の映画検閲合戦、アメリカの勝ち。
    • エノケン強力を生み出した黒澤監督
    • エノケン強力を生み出した黒澤監督
    時代劇
    • 製作年1945年
    • 製作国日本
    • 時間59分
    • 監督黒澤明
    • 主演大河内伝次郎
    • 定額
    • レンタル
  26. わが青春に悔なし
    • E
    • 2.51
    戦前の京大・滝川事件と戦中のゾルゲ・スパイ事件のふたつをモチーフに、ひとりの女性の反戦活動を描いたドラマ。“永遠の処女”原節子が芯の強いヒロインを好演。大学教授の一人娘・幸枝は学生たちのマドンナだった。野毛と糸川も幸枝に思いを寄せるライバルだが、野毛は反戦運動に身を投じ、糸川は取り締まる側の検事にと正反対の道を選ぶ。幸枝は信念を持って行動する野毛に惹かれ結婚するが……。ファシズムの吹き荒れる時代、自ら信じる道を強く生きる女性の姿を謳い上げたドラマ。

    ネット上の声

    • 黒澤が時代と共に生出した民主主義啓蒙映画
    • 思想弾圧に反対しながら圧力を受けるとは
    • 原節子さんのアイドルとは思えない表情
    • 後半の強い主人公には感動・・・
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1946年
    • 製作国日本
    • 時間110分
    • 監督黒澤明
    • 主演原節子
    • 定額
    • レンタル
  27. 八月の狂詩曲(ラプソディー)
    • E
    • 2.41
    村田喜代子原作『鍋の中』を映像化した反核映画。長崎はとある片田舎。かつて原爆を体験した老婆・鉦のもとに、夏休みを過ごすために都会から4人の孫がやってきた。孫たちは田舎生活を退屈に感じながらも、長崎の街に残された戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞くうちに、戦争に対する考えを深めていく。やがてハワイから鉦の甥にあたるクラークがやって来て……。クラーク役にリチャード・ギアを起用し話題を呼んだ作品。

    ネット上の声

    • 結構駄作扱いされてますねこの作品。 そんなことはないと思います。 ...
    • 狂ってる・・それがピカと日米の認識の違い
    • 『生きものの記録』と合わせて観たい
    • もっと多くの人に見てもらいたい映画
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1991年
    • 製作国日本
    • 時間98分
    • 監督黒澤明
    • 主演村瀬幸子
    • 定額
    • レンタル
    • 定額
  28. 姿三四郎
    • E
    • 2.06
    黒澤明の記念すべき監督デビュー作品。明治15年、柔術を志した三四郎は矢野正五郎によって柔道の素晴らしさを知り、その門下に入る。幾多の試練を乗り越え、一人前の柔道家になっていく姿を繊細かつダイナミックに描いた痛快娯楽作品。豪快な試合描写や嵐の決闘シーンが否応なしに見る者の心を高揚させる。戦後の消失により、残念なことに現存するフィルムは、公開翌年の44年に上映されたカットバージョンのみである。

    ネット上の声

    • 【痛快柔道活劇&純朴柔道家青年の成長物語。これは、面白いや!ヤッパリ凄いな、黒沢明監督は!】
    • 女という敵、歌うことと自然と合一すること
    • 映画に対する若き黒澤監督の熱い情熱
    • 「最長版」はDVDを買わないと見れない
    時代劇、 アニメ
    • 製作年1943年
    • 製作国日本
    • 時間97分
    • 監督黒澤明
    • 主演藤田進
    • 定額
    • レンタル
  29. 續姿三四郎
    • E
    • 1.98
    黒澤明の記念すべき監督デビュー作品「姿三四郎」の続編。前作のラストでライバルを倒し旅に出た三四郎の帰還から、その後の格闘遍歴を描く。出演者も前作とほぼ同じで、三四郎に敗れた源之介を演じた月形龍之介が彼の弟に扮し、兄の復讐に燃える鉄心役で再登場している。クライマックスはその鉄心と三四郎が極寒の雪山で壮絶な死闘を繰り広げる。

    ネット上の声

    • 続編と見るから駄作の様にどうしても見えてしまいます。 しかし、これ...
    • やはり黒澤監督と言うべきなのでしょう
    • 前作を超えるスピード感と迫力
    • 公開が昭和20年4月だって!
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1945年
    • 製作国日本
    • 時間83分
    • 監督黒澤明
    • 主演藤田進
    • 定額
    • レンタル
  30. 一番美しく
    • E
    • 1.89
    「姿三四郎」に続く黒澤明監督第2作目。第二次大戦の最中の1944年に製作された、時代背景色の濃い作品。学徒動員により勤労奉仕に従事する女子挺身隊の姿を、ひとりひとりに焦点を当ててドキュメンタリー・タッチで描いた人間ドラマ。主演の矢口陽子は本作の翌年黒澤監督と結婚した。

    ネット上の声

    • 黒澤明監督にとって一番可愛い映画であるキューピット・ムービー‼️
    • 貴重な日本プロパガンダ映画であり反戦映画
    • 国策映画には違いないんですが…(DVD)
    • 美し過ぎて嫌気がさす「國民映画」
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1944年
    • 製作国日本
    • 時間85分
    • 監督黒澤明
    • 主演志村喬
    • 定額
    • レンタル

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