- 製作
- 2012年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 酒井充子
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
日本初の高層ビル「霞が関ビルディング」や、新宿副都心の超高層ビル街の設計などにも携わった台湾出身の建築家・郭茂林のドキュメンタリー。1968年、日本で初めて100メートルを超す超高層ビルとして竣工した霞が関ビル。その建設チームのリーダーを務めたが、戦前に台湾から日本に渡り、戦後も日本に残り続けた建築家の郭茂林だった。郭は当時の建築基準法改訂や建築新工法の考案などにも貢献し、浜松町の世界貿易センタービル、新宿の京王プラザホテル、池袋のサンシャイン60など、次々と建築物の高さの記録を更新していく。2012年春に他界する前の10年晩秋、90歳で故郷の台北を訪れた郭の様子なども収め、常に未来を見据えてきた建築家の半生を振り返る。