全2作品。ロバート・グリーン監督が制作した映画ランキング

子供の頃に、米中西部でカトリック教会の司祭や聖職者による性的暴行の被害に遭った、サバイバーの男性6人。彼らが、演劇療法にヒントを得た試みに挑むために集結し、自らのトラウマに一緒に向き合います。この革新的な協働関係による映画制作の過程で、彼らは記憶や夢、実体験を基にした場面を創作。そうすることで、虐待にまつわる声を封殺してきた教会のしきたり、文化、上下関係を掘り下げていきます。本作は、法体制が機能不全に陥っている状況下で、当事者たちが暴行の被害を受け止め、心の重圧からの解放と、新たに築いた連帯を通じた救いに可能性を見いだす姿を描いています。

1974年、生放送中に自殺したテレビキャスターのクリスティーン・チュバックを演じることになった女優のケイト・リン・シエルが、役作りのためにクリスティーンの足跡を追う姿を捉えたドキュメンタリー。クリスティーンの住んでいた街へ赴いたケイトが、髪型をはじめ肉体的、精神的にもクリスティーンに近づいていく様子を捉えながら、チュバックの自殺事件にも迫っていく。