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原発事故から8年を経ても続く福島県の被災地の深刻な状況を、オペレッタや多彩なアニメーションなどを交え、陽気な騒ぎにくるんで描いた異色の作品。原発最前線の町・フクシマ県楢穂町の役場に出向を命じられた楠穀平は、上司となる役場の助役・村井に連れられ、津波で押し流された地区や、いまだ復旧しない鉄道、終わらない除染、セシウムが降り積もった帰宅困難地域など、各所を視察。フクシマの現状を目の当たりにする。後日、村井から、近々催される「原子力研究所副所長就任を祝う会」を円滑に楽しく進められるようにと言い渡される穀平だったが……。原発最前線の町で戸惑う主人公・楠穀平を、「影武者」「乱」など黒澤映画で知られる隆大介が演じ、町役場の助役・村井を映画や舞台、アニメ声優などで幅広く活躍する寺田農が怪演。「セシウムと少女」の才谷遼監督がメガホンをとり、劇中を彩るアニメーションは、眞賀里文子、伊藤有壱、ユーリー・ノルシュテインら多彩な才能が映像を提供した。
ネット上の声
- 拙劣な映画。だが、日本国はその何倍も拙劣
- 3.11の今日は、SNS上でちょっと話題になっていた『ニッポニアニッポン フクシ
- 最低の映画
- 映画の自由
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督才谷遼
- 主演隆大介
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大学時代に岡本喜八監督に師事し、東京のミニシアター「ラピュタ阿佐ヶ谷」の支配人として映画に携わってきた才谷遼が初監督を務めた作品。阿佐ヶ谷に住む少女と7人の奇妙でくたびれた神々が、逃げた九官鳥を探して東京中を駆け巡る姿を描いた冒険ファンタジー。両親と3人で阿佐ヶ谷に住む17歳の高校生ミミちゃんは、ある日の下校時、雷に打たれて雷神のらーさんと出会い、らーさんを通じて風神のふーさん、阿修羅のあーちゃんなど不思議な7人の神さまたちと知り合う。ミミちゃんは、大切にしていた九官鳥を失っていた静おばあちゃんのため、神さまたちの力を借りて過去にタイムスリップし、九官鳥を探す旅に出るが……。
ネット上の声
- 映像や編集のリズム感はあるんだけど…
- 大根を使いこなしている
- まあこんなもんか
- う〜む、どうもな
ファンタジー、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督才谷遼
- 主演白波瀬海来
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「話の話」「霧の中のハリネズミ」など数々の名作を生み出したロシアを代表するアニメーション作家ユーリー・ノルシュテインを追ったドキュメンタリー。手塚治虫、宮崎駿、高畑勲といった日本の巨匠をはじめ、世界中のアニメーション作家たちから敬愛されているノルシュテイン。彼はロシアの文豪ゴーゴリの短編小説「外套」のアニメーション作品に取りかかっているが、30年以上かかっても完成には至らず、近年は撮影もストップしているという。2016年6月、モスクワにあるノルシュテイン・スタジオ「アルテ」に向かったカメラが見たのは、膨大な数のスケッチ、キャラクターパーツ、そして埃をかぶった撮影台だった。なぜノルシュテインは題材に「外套」を選んだのか、そして「外套」が完成する日は来るのか。未完の映像群を織り交ぜながら、ノルシュテインの心境が自身の言葉で語られていく。監督はノルシュテインと古くから交流を持つ「セシウムと少女」の才谷遼。
ネット上の声
- ユーリーノルシュテインの自分に対しての厳しさと他人に対しての優しさが伝わる語り口
- この日本人監督はノルシュテイン作品を本当に好きなんだろうか、と途中からモヤモヤし
- 38年も同じ作品を作り続けているということには驚愕で、しかもその熱意は失われてい
- こんなノルシュテインさんみたことはない。作品を創るとは命をかける事...
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督才谷遼
- 主演ユーリー・ノルシュテイン