宮城県気仙沼市の唐桑半島にある民宿を舞台に、持ち前の明るい性格で多くの人から慕われる女将と仲間たちが積み重ねてきた10年以上の歳月を追ったドキュメンタリー。
宮城県気仙沼市、唐桑半島の鮪立(しびたち)で、100年続く牡蠣(かき)の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災の津波で被災した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放する。半年間で延べ500人を受け入れてきた菅野夫妻の自宅は、「皆がいつでも帰ってこられるように」との夫妻の思いから、2013年に民宿「唐桑御殿つなかん」として生まれ変わる。この地に移り住んだ元ボランティアの若者たちと女将となった一代さんは、復興のその先を見つめ、地域に根ざしたまちづくりに取り組んでいく。
10年以上にわたり取材を継続した現役ディレクターの風間研一が、ニュースで放送され反響を呼んだ映像に、新たなシーンを加えて一本の作品として再構成。語りを震災直後から菅野夫妻や気仙沼とも深い関わりがある渡辺謙が務めた。
ネット上の声
- 気仙沼で、牡蠣養殖や民宿を営む女将さんと、震災の学生ボランティアた...
- 人の温かさを再確認できた。 やっぱり、繋がりって大事で、人と人の繋...
- この映画を観ていたら、寄りたかったものだ
- 優しさ溢れる人々の絆
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督風間研一
- 主演---