映画、ドラマなどで50年以上にわたり活躍する名優・小林稔侍の映画初主演作。早くに妻を亡くし、娘の志保と2人で暮らす島田勇作。豆腐屋を営む勇作は毎朝、手間と時間をかけて作った豆腐を近所の主婦や料理屋に届ける生活を続けていた。ある日、勇作のもとに亡き妻の遠縁にあたる少年・政美がやって来る。東日本大震災での津波により家族全員を失い、心に傷を負った政美を勇作はただ静かに見守り続け、政美は自然に根ざした勇作との暮らしから少しずつ心を再生させていった。そんなある日、勇作が配達に出ている最中、町を大きな揺れが襲った。1人で留守番をしていた政美は震災の恐怖がよみがえり、忽然と姿を消してしまう。小林が主人公の勇作を演じ、志保役の壇蜜のほか、高島礼子、平田満、六平直政、神戸浩らが脇を固める。監督、脚本は「蝉しぐれ」の黒土三男。
ネット上の声
- ☆☆☆ 豊田市が製作に深く関わっているらしいのだが…。 小林稔侍は...
- 壇蜜のバイクに二人乗り。俺だったら手をそんなところに・・・
- 豊田市の豊かな自然と豆腐を堪能する映画・・なのかな?
- 心は存外しなやかで、強く愛しい物ですね
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督黒土三男
- 主演小林稔侍