全7作品。ナタリー・デセイが出演した映画ランキング

「キリクと魔女」「アズールとアスマール」などで知られるフランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ監督が、19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック期の美しいパリの街を舞台に描いた長編アニメーション。ニューカレドニアからやって来たディリリは、パリで出会った最初の友人オレルとともに、少女たちの誘拐事件の謎に挑む。キュリー夫人やパスツール、ピカソ、モネら時代を彩った天才たちに協力してもらいながら、エッフェル塔やオペラ座、バンドーム広場などパリの街中を駆け巡って事件解決を目指す2人だったが……。第44回セザール賞で最優秀アニメ作品賞を受賞。

19世紀半ばのフランス・パリ。高級娼婦（しょうふ）のヴィオレッタ（ナタリー・デセイ）はぜいたくで自堕落な生活が原因となり結核を患ってしまう。純情な青年アルフレード（マシュー・ポレンザーニ）のいちずな愛にほだされたヴィオレッタは、アルフレードの勧めで夜の生活から抜けることに。ところが二人での生活を始めた数か月後、アルフレードの父が家を訪れ……。

2011年にフランスのエクサン・プロバンス音楽祭で上演された、世界最高峰のオペラ歌手ナタリー・デセイ主演、ジャン＝フランソワ・シバディエ演出によるベルディの名作オペラ「椿姫」の舞台裏をとらえたドキュメンタリー。才気あふれる2人の芸術家によって名作が新たに生まれ変わっていく過程を、舞台の名場面とともに映し出す。監督は、音楽と映画を融合させた映像作家として注目を集めるフィリップ・ベジア。

ランメルモール地方の領主エンリーコの妹でありながら、兄がその領地を奪ったエドガルド（ジョセフ・カレヤ）と愛し合うルチア（ナタリー・デセイ）。しかし、エンリーコは経済的に困窮している家を守るため、ルチアを高官と政略結婚させようとする。永遠の愛を誓ったルチアとエドガルドだが、2人はエンリーコの策にはまり……。

デンマークを治める父王の死後、叔父である新王とすぐさま再婚した母のことを嘆く王子ハムレット（サイモン・キーンリーサイド）。そんな中、父王の亡霊が現れ、自分の死は新王の陰謀によるものだと告げ、ハムレットに復讐（ふくしゅう）を迫る。悩むハムレットは、愛するオフィーリア（ナタリー・デセイ）にさえ心を閉ざしてしまうが……。

エジプトの女王クレオパトラ（ナタリー・デセイ）は権力争いのために、ローマの将軍シーザー（デイヴィッド・ダニエルズ）を誘惑。シーザーの力を頼りに、弟のエジプト王トロメーオ（クリストフ・デュモー）から王の座を強奪しようと計画する。クレオパトラはいったんはトロメーオ軍に捕えられるが、トロメーオは暗殺され、クレオパトラは王座を手中に収める。