スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、魔術師の旅芸人一座と彼らのトリックを暴こうとする役人たちが繰り広げる騒動を描き、ベルイマン初期の到達点とされる傑作喜劇。19世紀スウェーデン。魔術師フォーグラー率いる旅芸人一座が、ある町にたどり着く。暇を持て余していた領事エガーマンは彼らを屋敷に拘束し、警察署長や医師らの前で芸を披露させてそのトリックを見破ろうとするが……。ベルイマン作品の常連俳優マックス・フォン・シドーとイングリッド・チューリンがフォーグラーとその妻を演じた。第20回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では1975年に劇場初公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でリバイバル上映。
ネット上の声
- 楽しく明るい?ベルイマン映画
- 究極の魔術とは
- 魔術師一座の表と裏を描き出すことで、『仮面ペルソナ』と通底するテーマを掘り下げてみせた傑作。
- おもろいなぁ…おばあちゃんが出てくるシーン全部良かった、現実主義的で自信みなぎる
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国スウェーデン
- 時間99分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー