- 製作
- 2014年 フィリピン,ドイツ
- 時間
- 73分
- 監督
- ケヴィン・デ・ラ・クルス
- 出演
- 浅野忠信ナタリア・アセベドエレナ・カザン
- 種類
- ヒューマンドラマ
フィリピンのスラム街を舞台に、浅野忠信が扮する冷酷な殺し屋と「闇のあとの光」のメキシコ人女優ナタリア・アセベドが演じる娼婦の逃避行をスタイリッシュに描いたクライムラブストリー。マフィアが支配するマニラの街で、歪んだ愛情を持つゴッドファーザーが、信頼する部下の殺し屋に組織の女の語形を任せる。しかし、冷酷な殺し屋とわがままな女の間には愛情が芽生え……。映像作家をはじめ詩人や作家、ミュージシャンとしても活躍するフィリピンの鬼才ケビン・デ・ラ・クルス監督が、オーストラリアの名撮影監督クリストファー・ドイルとタッグを組み、全編ほぼセリフを排して、登場人物たちの感情を伝える音楽と疾走感あふれる映像で、破滅的な愛の物語を映し出していく。2014年・第27回東京国際映画祭コンペティション部門にて上映された。