- 製作
- 1945年 日本
- 時間
- 74分
- 監督
- 瀬尾光世
- 出演
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- 種類
- アニメ
1945年、第2次世界大戦末期に海軍省の依頼で製作された日本初の長編アニメーション。桃太郎を筆頭にサル、イヌ、キジ、クマらで構成された落下傘部隊が、南方の鬼ヶ島へ向かうといった内容で、国策映画として製作されたが、5万枚のセル画を使用したというキャラクターの動き、ミュージカルアニメさながらの音楽効果などのクオリティの高さで、日本アニメーションの原点とも評価されている。脚本・演出を担当した瀬尾光世監督は「くもとちゅうりっぷ」を手がけ、「日本アニメーションの父」といわれた政岡憲三に師事し、政岡は本作で影絵のパートで参加。35ミリのマスターポジとインターネガを4Kでスキャンし、2Kで修復作業をおこなったデジタル修復版が2016年の第69回カンヌ国際映画祭クラシック部門で初上映され、日本でも劇場公開される。