中東シリアで祖国の民主化を求めて戦う若者たちの姿をとらえたドキュメンタリー。2011年にアラブから始まった民主化運動の波を受け、2人のシリア人青年が立ち上がった。サッカーのユース代表チームで活躍していた19歳のバセットは、そのカリスマ性で若者たちの心をつかみ、民主化運動のリーダーになる。一方、彼の友人であるカメラマンのオサマは、デモの様子を撮影してインターネットで公開することで民主化運動を広げようとする。非暴力の抵抗運動を続けていた彼らだったが、12年2月に状況は一変。政府軍の攻撃により、ホムスで170人もの市民が殺害された。政府との対話が不可能であることを知ったバセットたちは、武器を手に取り命がけの戦いに身を投じる。11年夏より彼らの活動を追ってきたシリア人監督タラール・デルキが、今なお戦いの中で生きる彼らの姿をありのままに映し出す。サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー部門でグランプリを獲得。
ネット上の声
- 地元を離れて長い方は是非シアターで。
- 若者たちの民主化への無謀な闘争
- 神以外、解決不可能
- 国民に銃を向ける政府と市民が銃器を調達できる環境
ドキュメンタリー
- 製作年2013年
- 製作国シリア・アラブ
- 時間89分
- 監督タラール・デルキ
- 主演---