スポンサーリンクあり

映画「パリところどころ」のランキング情報

B
3.81
評価数:716
パリところどころ
製作
1965年 フランス
時間
97分
監督
ジャン=ダニエル・ポレ
出演
クロード・メルキミシュリーヌ・ダクスナディーヌ・バロー
種類
ヒューマンドラマ
一九六五年当時のヌーヴェル・ヴァーグを代表する監督たち六人が、パリの街を題材に、そこに暮らす人々のさまざまな姿を描く全六話から成るオムニバス映画。製作は、当時若干二四歳の若手プロデューサーで、現在はハリウッドに進出して監督として活躍する「ルームメイト」のバーベット・シュローダー。第一話=「サンドニ街」は、監督・脚本をジャン・ダニエル・ポレ。撮影はアラン・ルヴァンが担当。出演はクロード・メルキ、ミシュリーヌ・ダクス。娼婦と気の弱い皿洗いの男の話。第二話=「北駅」は、シネマテーク・フランセーズ前館長で、シネマ・ヴェリテを代表する作家ジャン・ルーシュが監督・脚本。撮影はエティエンヌ・ベッケル。主演はナディーヌ・バローとバーベット・シュローダー、ジル・ケアン。パリ一〇区にある北駅の近くに住む夫婦の話。十五分のエピソードを三カットで描くという実験的なスタイルをとっている。第三話=「サン・ジェルマン=デ=プレ」は「カイエ・デュ・シネマ」誌の批評家であるジャン・ドゥーシェが監督・脚本。撮影は「ビリー・バスゲイト」のネストール・アルメンドロスが担当。出演はバーバラ・ウィルキンド、ジャン・フランソワ・シャペイ、ジャン・ピエール・アンドレアーニ。パリに留学したアメリカ人女子学生と、二人のフランス人の恋の駆け引きを描いている。第四話=「エトワール広場」は「冬物語」のエリック・ロメールが監督・脚本。撮影はアラン・ルヴァンとネストール・アルメンドロス。出演はジャン・ミシェル・ルジエール、マルセル・ガロン、ジャン・ドゥーシェ、小説家のフィッリップ・ソレルス。自分の規範に忠実に生きようとする男がふとした出来事から災難に遭い、悩み続ける姿をモーパッサン風に皮肉たっぷりに描く。第五話=「モンパルナスとルヴァロワ」は「ヌーヴェルヴァーグ」のジャン・リュック・ゴダールが脚本および組織化を担当し、映像をアメリカのダイレクト・シネマの第一人者リチャード・リーコックの作品の大半を撮影したアルバート・メイスルズが担当。出演は「冒険者たち」のジョアンナ・シムカス、フィリップ・イキリ、セルジュ・ダウリ。二人の男に封筒を取り違えて速達を出してしまった女性が、結局双方かふられてしまうまでを描く。第六話=「ラ・ミュエット」は「ボヴァリー夫人」のクロード・シャブロルが監督・脚本・出演を努めた。撮影はジャン・ラビエが担当。共演は当時ジャブロルの妻だったステファーヌ・オードラン、ジル・シュッソー、ディナ・サリル。パリの高級住宅地の一六地区に住むブルジョワ一家の悲劇を描く。なお、この作品は全編16ミリで撮影され、三五ミリにブローアップして公開された。

「パリところどころ」のランキング情報

ヒューマンドラマ
第2987位(30259件中)
1965年
第30位(514件中)
洋画
第2855位(39196件中)
フランス
第509位(4974件中)
1960年代
第215位(5849件中)
ジャン=ダニエル・ポレ監督が制作
第1位(1件中)
クロード・メルキが出演
第1位(1件中)
ミシュリーヌ・ダクスが出演
第1位(1件中)
ナディーヌ・バローが出演
第1位(1件中)

あなたのご意見をお聞かせください!

ここがダメ!こうしてほしい!
どんな些細なことでも構いません。
当サイトへのご意見を是非お聞かせください。
送信中です。しばらくお待ちください
貴重なご意見ありがとうございました。
頂いたご意見を元に、価値あるサイトを目指して改善いたします。
送信に失敗しました。