全2作品。樋本淳監督が制作した映画ランキング

サッカーの地域リーグを題材にしたドキュメンタリー「クラシコ」が話題となった樋本淳監督の初の長編劇映画で、湘南・鎌倉を舞台にモノクロームの映像で描かれた父子の物語。離婚直前の夫婦。2人には5歳の息子と1歳の娘がいるが、父親である男は離婚したら親権は妻に譲るつもりでいた。そんなある日、娘が高熱を出して入院し、妻が付き添いで病院に寝泊まりすることに。男は、これまでほとんど接してこなかった息子と2人きりで1週間を過ごすことになる。初めて息子と過ごす時間に充足を覚えた男は、家族の再生について考えるようになる。

日本サッカーのプロリーグ「Jリーグ」の下部にあるアマチュアリーグ「JFL」、そのさらに下に位置づけられる「地域リーグ」を題材にしたドキュメンタリー映画。地域リーグのなかでも激戦区と言われる北信越リーグで長年にわたってライバル関係にあるAC長野パルセイロと松本山雅FCとの因縁の対決（＝クラシコ）にスポットを当て、信州ダービーでの決戦が行われるまでの選手とサポーターたちの1年間を追う。タレントの安めぐみがナレーションを担当。