全50作品。小沢和義が出演した映画ランキング

新宿・歌舞伎町の雀荘「ジェントルメン」では、優勝すれば裏プロのトップとして君臨できる年に一度の麻雀大会が行われていた。そんな中、雀鬼・桜井章一の前に、「九州の虎」をはじめ、自分の名を高めようともくろむ裏プロたちが立ちはだかる。

東北七国の頂点・七力安に自身が作ったアニメを気に入られ、追われる一沙。旧黒石組から誘いを受けるも迷惑がかかるのを恐れ、看板屋で働くことに。そんななか、山科龍源が七力会に反旗を翻したことから、東北が真っ二つに割れる争いが始まろうとしていた。

「脱皮ワイフ」などで国内外から注目を集める本田隆一監督が、「ウルトラマンガイア」の高野八誠主演で放つ異色の任侠ドラマ。フリーターの御堂一沙が開発したアイデア商品が、100円ショップを中心に大ヒットする。ところが、その100円ショップは東北7国を支配する「七力会」の企業舎弟だった。やがて、一沙は七力会から呼びだされ……。共演には遠藤憲一、本宮泰風ら任侠映画には欠かせない俳優陣が名を連ねる。

関東侠仁会会長・戸越玄一が渡世から身を引こうとしていた。跡目候補には侠仁会の最大勢力である戸越組組長・戸越龍玄と、侠仁会きっての財政力を誇る若獅子会会長・戸越虎次の名が挙がる。しかし、極道としての質が違い過ぎるふたりは次第に対立を深めて…。

定められた条件を守りながら、さまざまな映画人がオリジナルの刑事物語を手がける短編オムニバス「刑事（でか）まつり」シリーズ第3弾。「主人公は刑事であること」「完成尺は10分を1秒でも超えてはいけない」「本編中に最低でも5回ギャグを入れること」という3つの条件の下、熊切和嘉、小泉徳宏、佐藤佐吉、山下敦弘ら11人の監督による11作品がそろう。

景気に翻弄され雑草のように生きた父と、離別した娘の邂逅を描いた短編作品。真夏のある日、ケイは父・太一の遺品整理に呼び出される。ケイが幼い頃に家を棄てた父の死は彼女にとって他人事のようだったが、母・貴子から形見として古いエレキギターを押しつけられてしまう。その帰り道、ケイは死んだはずの父の後ろ姿を目撃する。記憶の断片をたどるケイは、父と過ごした最後の日に彼が伝えようとした言葉の意味に気づく。映画初出演の七瀬可梨が主演を務め、父・太一を「その男、凶暴につき」の小沢和義、母・貴子を「ハッシュ！」の片岡礼子が演じる。監督は「FROM TOKYO TO TOKYO」などの短編作品で注目を集める鯨岡弘識。IMDb公認のニューヨーク・シネマトグラフィー賞の最優秀作品賞をはじめ、国際映画祭で多くの賞に輝いた。同じく鯨岡監督による短編「終点は海」と同時上映。

関東侠仁会の跡目候補である龍玄と虎次。会長の座をめぐるふたりの対決は激化し、やがて内部抗争へと発展。だが虎次の暗躍によって龍玄が逮捕された。虎次はこれを機に、利権を狙って一気に支配を広げようと動きだすが、彼の暴走に組内は困惑していた。

遊園地の地下に隠された5億円を巡って、強盗団と汚職刑事たちが激しい争奪戦を繰り広げる、オール・フィリピン・ロケの無国籍アクション。監督・脚本は「くノ一忍法帖・柳生外伝」の小沢仁志。撮影を「売春暴力団」の佐光朗が担当している。主演は「凶犯」の小沢仁志と中村綾。99年度モントリオール・ファンタジア映画祭招待作品。

京浜連合・森貞組若頭の安田は、組員の岩見と恋人の殺害が、黒川組・藤岡総業組長の藤岡の仕業ではないかと思案する。だが真相は黒川組若頭・成田が与党議員の依頼で実行した暗殺だった。成田は騒動を森貞組と藤岡総業の抗争に発展させようと画策するが…。

丹波組若頭・郷野満（史朗）の代紋を利用し、勢力を拡大させていく夏梅一家若頭・相良龍信（小沢和義）。その一方で、丹波組若頭補佐・金森大輔（川原英之）は夏梅組一家が牛耳る事業を奪おうとしていた。また、同じ丹波組の執行部である郷野と金森が反目し合っているなど、まさに一触即発の状態であった。事態を憂慮した丹波組の組長・山台富士男（白竜）は、右腕でもある若頭・牛窪謙三（小沢仁志）に組織内を引き締めるように命じる。しかし、さまざまな者たちの思惑や野望が噴出し、あつれきが生まれてしまう。

昭和40年代。林田義一率いる林田組はたった8人で、大阪きっての武闘派・黒西会100人との抗争に勝利を収めた。これによって彼らの名は全国に響き渡り、林田組は勢力を拡大。やがて日本最大のヤクザ組織・丹波組の傘下に入ることになるのだが...。

Vシネマからコメディ映画まで幅広い活躍を見せる小沢仁志の俳優25周年記念作品として、オール・フィリピン・ロケで製作されたアクション映画。フィリピンのスラム街で兄妹のように育った日系人トニー、マックス、レイ。大人になってもドン底の生活から抜け出せずにいたトニーは、ボスであるアイクを殺して麻薬密売の権利を手に入れる。暴力の限りを尽くして闇社会でのし上がっていくトニー。彼の行動はやがてマックスとレイをも巻き込んでいき……。

広域組織に一歩も退かず、横浜の繁華街で一本独鈷を貫いてきた吉蝶会。濱組と均衡を保ってきたが、吉蝶会会長が濱組の銃弾に倒れ、一気に事態は急変。「親が全て」の若頭・五堂は、関東の大連合・斯道錦の仲裁も蹴り上げ、絶対報復を掲げる。

関西の真霜会幹部・黒金組組長の黒金喧太はステゴロのケンタ通称“ステケン”として名を馳せていた。黒金と親交の深い常山は関東の火之谷組を裏切り、報復を受ける。火之谷組・久留間は常山が黒金と仲の良いことを知り、黒金を倒し名を上げようと企むが…。

日本最強・最大組織へと成長させた三代目丹波組々長・山台。丹波組傘下、夏梅一家の相良は、丹波組若頭補佐・郷野組々長・郷野の威光を笠に勢力を拡大していた。丹波組若頭補佐・金森と戦争を起こしながらも、郷野の影響力は膨れ上がっていく。

昭和30年頃。林田義一は、九州極道社会で頭角を現し、岸田裕一郎ら仲間と共に大阪に拠点を移した。大阪でしのぎを削るなかで、黒西会といさかいになる。これがきっかけで、後にたった8人で黒西会100人を相手に殴り込みをかけることに。

東勇会若頭補佐・朝村喜太郎（小沢和義）は歌舞伎町で片目の鬼太郎と呼ばれ、恐れられていた。しかし、本部長の五十嵐洋二郎（中野英雄）とはシノギの差が開くばかり。喜太郎は、シノギを稼ぐために弟分の松尾忠司（山本淳平）と別の組のシマを襲撃。それに報復する為、西永組が喜太郎の妹で歌手の優那を人質に取ろうと画策する。しかし、組に乗り込んだ喜太郎が組員を次々と殺していく。そこへタイミング良く新宿のマルボウ・柴田悠平（渡辺裕之）が来て、喜太郎は殺人で逮捕されてしまった。これは偶然か？必然か？

堂念組を窮地に追い込むべく、大物フィクサー・国定、侠尽会会長・大郷、民自党・林野、芸能興業協会会長・羽生、警視総監・多部が集まった。彼らの謀略によって堂念組は思うように動けない。若頭・土方頼則はひそかに赤坂で店を開き、情報収集を図るが…。

頼三を組長とした新生美濃部組が発足する中、先代に縁切りをされていた美濃部家の次男・礼二が出所。美濃部組組長の座を狙う彼は頼三と衝突する。組の乗っ取りを企む礼二は、刑務所で盃を交わした鳴門興業社長・鳴門の力を借りて美濃部組に襲撃を掛ける。

神奈川を拠点に、西から南に勢力を伸ばす巨大組織・堂念組と、関東以北のヤクザ組織によって結成された侠尽会。極道世界はこの2つの任侠団体によって均衡が保たれていた。だが、ある政治絡みのスキャンダルにより、その均衡が今、打ち破られようとしていた。

日本屈指の関東睦会は三代目龍仁一家総裁・菅生と総長・斉藤による独裁体制となっていた。この状況に反旗を翻すも絶縁処分となった虎次は、叔父の竜造に拾われテキヤ竹松連合会に合流。虎次は地元不良グループを仲間に引き入れ、関東陸会系義仁会と対峙する。

大阪・鶴橋の国際マーケットを根城に、韓国・朝鮮系の若者を中心に結成された新興愚連隊・盟朋会は、昭和三十年代に入ってミナミにも進出、急速に勢力を伸ばし、やがて構成員は1000人を超えるほどに膨れ上がった。

死んだ若頭の後を継いだ武満を従え、美濃部組は二代目組長・頼三の元で本格的に動き始める。だが関東斯道睦連合会が牛耳る関東圏内では独立を貫くことも厳しい状況だった。そんな中、10億円のしのぎを賭けて武闘派極道・駿河黒政一家と衝突することになる。

竹松連合会車屋七代目総長の座に就いた渥美虎次。シャブの売上金で好き放題をし、舎弟の博やさくらの説得も聞こうとしない。だが博はそれでも虎次を見捨てることができずにいた。そんな中、多胡一家三代目総長・太宰は車屋との関係を切ることを決める。

多くの堅気を巻き込んだ襲撃事件。居合わせた頼三と武満は首謀者として警察に拘束された。報復に燃える美濃部組と駿河黒政一家の間は一触即発状態となっている。トップ不在の美濃部組の隙を突いて、関東斯道睦連合会総長・大鳥も動きを見せ始める。

“大虎の源治”と呼ばれる男・源治。竜胆会のはみだし者で、浅草の片隅でいつも飲んだくれている。そんなある日、竜胆会が大阪・広亀組と合併すると聞かされた。さらに会長の自殺騒ぎまで起こる。うさん臭さを感じた源治は、単独でことの真相を探り始める。

かつて武満が若頭を務めていた日本最大の極道組織・山倉組で内部抗争が勃発。極道社会に大きな波紋を呼んでいた。この騒動で敏感になった警察は全国の組長や幹部を検挙し、頼三も拘留されてしまう。そんな中、関東斯道睦連合が動きを見せ始める。

関東極道界で急激に勢力を拡大する、頼三率いる美濃部組。関東斯道睦連合会は、関西極道・郷田組の侵入を黙認し、美濃部組との対立をあおろうとしていた。頼三は相手にしていなかったが、郷田組の狙うしのぎの相手が武満の恩人だということが分かり…。

西日本の日本一のヤクザ組織・赤城会が関東進出を画策。これを阻止するため、関東の大和会を筆頭に名うての任侠団体を中心に関東同心連合を結成した。しかし、これを大和会による関東支配とみた組織と抗争が勃発。そこで吉村率いる裏の工作チームを組織する。

大和会に反目する組織を壊滅に追い込んだ大西。だが反大和会の一味だった元竹田組の若頭・鹿島は、関西の赤城会に逃げ込んでいた。再び関東に戻った鹿島は鹿島組を立ち上げ、大和会派である闘友会を挑発。赤城会を巻き込んだ全面戦争を仕掛ける。

大和会会長・沢田の悲願である関東統一を成すため、大西組組長の大西は、吉村と共に反大和会の組織を殲滅した。その功績により大西は理事長の座に就くが、吉村は凶弾に倒れてしまう。吉村を見舞う大西。そんなふたりの関係は10年前のある出来事から始まった。

横浜を仕切る柳楽組。三代目の長女・朱美は陰ながら組を支えていた。そんな折、ご法度としていた覚せい剤の取引をしたとし、三代目は責任を取り自決。四代目の座に、朱美は長男・雄二を推すのだが、朱美の妹・優希は夫で若頭の五代を指名する。